プーケット津波情報総合 (スマトラ沖地震)

Webや口コミで収集した情報のまとめです。「一覧」のカテゴリーに各種情報のまとめを置きました。

各記事の整理&保存 (12/28 18:45収集分、支援関連)

2004-12-28 18:55:16 | 記事スクラップ
asahi.comより
被災海域へ自衛艦3隻派遣 政府方針、31億円援助も

スマトラ沖地震と津波による被災を受け、政府は28日、自衛隊をタイ・プーケット島周辺に派遣する方針を固めた。現地での行方不明者の捜索や救助に当たる。タイ政府の要請を受けたもので同日中にも町村外相が国際緊急援助隊派遣法などに基づいて防衛庁に派遣を求める。また、外務省は総額3000万ドル (約31億円) の資金援助をする方針を固め、まずインドネシアなど3カ国にこのうちの計300万ドル (約3億円) を実施する。

防衛庁は同日、すでに現在、テロ対策特措法でインド洋に派遣され、日本に帰還中だった海上自衛隊の護衛艦や補給艦をプーケット島周辺に向かわせ、外務省からの正式な要請を待ち捜索・救難活動を実施する。

派遣されるのは、シンガポール周辺を航行中の海上自衛隊のイージス護衛艦「きりしま」と護衛艦「たかなみ」、補給艦「はまな」の計3隻。護衛艦に搭載されているヘリコプターにより、プーケット島周辺で捜索・救援活動を行う方向だ。

これに関連し大野防衛庁長官は同日の記者会見で「自衛隊は国際緊急援助活動に対応すべく待機している。捜索・救難活動や、医療・防疫にニーズが出てくるかと思う。直ちに出て行ける態勢を整えている」と語った。

外務省が実施を決めた無償資金協力はインドネシア150万ドル、スリランカ100万ドル、モルディブ50万ドル。医薬品など援助物資の購入に充てる。今後も被災国の要請を受け、随時実施する。

同省は28日に省内の緊急対策本部の本部長を鹿取克章領事局長から町村外相へ格上げし、初会合を開いた。テント、毛布、発電機などの援助物資を同日中にもモルディブ (970万円相当) 、スリランカ (1470万円相当) 、インドネシア (2600万円相当) へ供与することを確認した。 (12/28 15:20)

japan.internet.comより
スマトラ島沖地震、インターネットでも拡がる救援の輪

著者: Erin Joyce
▼2004年12月28日付の記事
■海外internet.com発の記事

26日に発生したインドネシアのスマトラ島沖地震に伴う巨大津波で、沿岸部に壊滅的な被害を受けた周辺各国に対し、世界各地の団体やコミュニティが、インターネットを通じて救援の手を差しのべている。米国赤十字などの各救援団体は、27日から寄付方法に関する情報をオンラインで公開し始めた。

また、Blog 作成者たちも地震関連のリンクをピックアップして状況をたどり、スリランカ、インド沿岸部、タイなどを襲った津波被害の深刻さについて、迅速に情報を拡げている。

米国地質調査部によれば、26日の地震はマグニチュード9.0を記録したという。この地震により、場所によっては10メートルにも達する津波が発生し、東南アジア沿岸部の広い地域が被害を受けた。国際赤十字は、27日時点で死者数を2万3000人と概算し、遺体が原因となる伝染病の蔓延にも警告を発している。

ニュース報道によれば、これまでのところ、死者の半数以上はスリランカに集中しているが、インドのアンダマン ニコバル諸島、マレーシア、バングラデシュ、さらにはアフリカ大陸のソマリアでも大規模な停電のほか、深刻な被害が出ているという。

インドの Blog 作成者グループは、支援方法などの情報を共有するコミュニティ Blog『The South-East Asia Earthquake and Tsunami』(東南アジアの地震と津波) を立ち上げた。

同サイトには、インド政府の救援基金を通じた寄付協力を訴える、同国首相 Manmohan Singh 氏の懇請も掲載している。Blog に掲載した Singh 首相の声明によれば、インドの死者数は数千人にのぼり、家屋の被害額も甚大だという。首相は全国民に善意の寄付を呼びかけている。

またイギリスの救援団体 Oxfam は、特にスリランカ救援のための寄付方法に関する情報を、Web サイトに掲載した。Oxfam によると、スリランカが今回の津波でもっとも大きな被害を受けた国の1つで、同団体は初期的な推定値として、スリランカの死者数は5000人、直接被害を受けた人数は20万人、家屋を喪失した人は100万人に達するとの数字を示し、直ちに対応を始めたと発表した。

なお個人レベルでは、普段は一般的なニュースに関する話題を取り上げない個々の Blog サイトでも、スマトラ島沖地震による被害の甚大さに反応し、情報を取り上げるほか、寄付の表明などを始めている。