every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

De La Soulのフリーダウンロードについて

2014-02-17 | 音楽NEWS
先日De La Soulが殆どの音源(1st~4thとRemix、Inst)をヴァレンタイン限定でフリーDLにして話題を呼びました。

De La Soul

これについてレゲエ・アーティストHibikilaさんが↓このようなツイートをして議論を喚起しています。


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個人的には今回のフリーDLはメタデータが公式とは思えないメタメタぶりだったし、音楽ビジネスのこれから像としてのフリーDLを考える上では括弧閉じにしたほうがいいかもと思ってます。
少なくとも新たなファンを呼ぶための施策ではないですよね。ライヴ・ブッキングを増やす要素にはなりうるとは思いますが。
キャリア的にもデ・ラはライヴを中心とした活動にシフトしているぽいっし。

事実、久しぶりに聴き返してライヴ見たくなりましたしね!



Sportifi(日本公開間近?)やYouTubeなどで"聴き放題"状態になっていることを踏まえて、DLさせることでより身近にDe La Soulを感じてもらって(iPhoneに入れてもらえればシャッフル機能で思いがけず再生されたりしますから)アテンションをキープしてもらおうという戦略のように思います。



フリーDLって話題を提供するひとつのきっかけに過ぎなくって、販売、課金などに結び付けるには、あと一押し、二押し要素が必要なのでしょう(もちろん、楽曲が良いというのもその要素のひとつです)。
旧聞過ぎて逆にフレッシュな言い回しでいうと「いまでしょ」っていうのが必要なんでしょうね。

んでは。

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