風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

底力

2012-10-03 | Bs現場レポ2012 
色々人間関係に疲れると,なんだかいつもなら2~3日徹夜してでもできる仕事も,手に付かなくなったり。
そういう言い訳から逃げるように,8時過ぎに会社を抜け出して9回裏を終えたばかりの京セラドームに到着。

明日,朝6時に会社に行けばいい話だし。
そうして駅から一番近い3塁側の内野自由席からぼんやり眺めるオリックス-千葉ロッテの試合。



この試合は木佐貫-成瀬の投手戦。
木佐貫が今江に6号ソロを浴びて先制を許すも,ロッテ打線を3安打に封じ込め・・・


逆に大引が成瀬から6号ソロを放って,同点に追いつき,試合は延長戦へ。




腰痛に悩まされていた大引でしたが,ここに来て回復してからは2試合連続のホームランなど打撃が開花。
やっぱプロ相手に成績を残すためには,コンディション万全でないとね。
多少,無理してでも主力なんだから試合に出続けなければならないという考え方は,一理あるものの
交代要員だってプロなんだから,好調な選手が出場してこそチーム全体が強くなるものだと思います。








10回表の開始時点で,まだ8時45分。
まだまだ試合開始3時間半まで両者無得点なら3イニングあってもおかしくないところでしたが,
森脇采配では積極的に平野を起用。

ストレートでマリン打線を圧し殺し,今江のセンター返しの打球は全力で前進するセンター宮崎の守備が勝って三者凡退に。
この三者凡退で,平野には「情熱プレー賞」が送られていました。



直後の10回裏,先頭宮崎が藪田から左中間を破る2塁打でチャンスメーク。
続く大引は,しっかり送って1死3塁。

ここで,このところ打撃不振のT-岡田・デホ・バルと続くクリーンアップ。
確かに,1死3塁にしておけば,クリーンアップとして最低限の犠牲フライを狙いやすいところ。
勝敗が全てではなくなった消化試合であるからこそ,打点を挙げるべき彼らへの奮起を促す采配。
好調の大引にタイムリーを期待する以上に,来年以降を見越した作戦だったといえるのでは。

また,大引には,絶対成功させなきゃいけないバントを支持して冷静に成功させたという意味でも
将来的に確実性を増すための力をつけさせる経験だったのかもしれません。



ところがロッテもしぶとく,T-岡田とデホを2者連続で敬遠して1死満塁にする作戦に。



続く打席にはバルディリス。
初球から積極的に打ちに出ていたバルのバットに,藪田の3球目が・・・



乾いた打球はショートの頭を越えてゆき・・・



3塁ランナーの宮崎がホームイン。(オ2x-1ロ)










サヨナラ打のバルに歓喜が集中するも,その和の中心には宮崎の姿も。










一方で,この間に関西のマリーンズファンに一礼するロッテナイン。
これで,今年の関西でのロッテの試合が終了。
やっぱ彼らが一律揃った大声量の応援をするからこそ,うちらも負けたくないという気持ちになるもの。


また来年も宜しくね。







ヒーローはサヨナラ打のバル。
最後はいい形で終わって来年につなげたいという気持ちが語られていました。




Bs 2x - 1 Marines
今日の試合で言えば,試合を決めたのはバルの一打に違いありませんが,
木佐貫の好投,アシストした伊藤のリード,試合を振り出しに戻した大引の一振り,サヨナラのチャンスを作った宮崎と,
少ないチャンスからも試合をものにした要因はいろいろあったように思います。








そういうわけで,久々に内野自由席からまったり眺めていたオリックス戦。
何も考えずに,ここに野球を見に来ている習慣は,私の中で根付いています。


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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