風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

納涼ナイター北神戸#1

2011-08-01 | Bs現場レポ2011 
この週末からオリックスファームの試合は、あじさいスタジアム北神戸でナイトゲームが始まりました。



なんとスポンサーが平下晃司とは。



程よい客入り。



先発はケガから復帰の朴さん。
一軍事情は、いつの間にか先発投手の頭数が足りなくなってるようなので、自ずと期待がかかるところ。


今日はよくボールが飛んできたシモヤマン。



六甲の山並みがバックに。
ほっともっとフィールドが裏六甲とかいわれることがありますが、
こちらが正真正銘の裏六甲。


初回の攻撃は、先頭の野中が出塁、二番金子圭輔が送ってクリーンナップを迎えるも、
3番のシモヤマンは三振。あぁ、一軍と同じパターンか・・と思いきや。


4番に座ったカラバイヨ。


思い切り振りぬいてレフトスタンドへ。




2点先制。(オ2-0広)
相手投手との相性がよければ、結構打ちまくるタイプかも。



1球ごとに「おりゃっ!」と声を上げながらポンポン投げ込む朴さん。
広島カープも廣瀬が復帰、岩本・会澤・末永と交流戦のときは1軍でよく見た顔ぶれでしたので、
相手もそこそこ1軍との戦力差が小さい中での登板だったと思います。


受けるのは伊藤。
先週のファームの公開練習の様子から見て、ケガは問題ないと思います。
あとは1軍首脳陣からの信頼次第?








2回裏は、高島・丹羽の連打で無死2・3塁のチャンスを作るも・・


伊藤三振・三俣もスクイズを仕掛けるも外され、結局三振。
なかなか点を奪えないもどかしい状況はチーム全体に蔓延している模様。



カープファンが割合多いスタンド。



3回裏、圭輔&シモヤマンの出塁で無死1・2塁のチャンス。
シモヤマンのサードへの強い打球はイレギュラーバウンドでサードが取れず。
今日は相手サードが新外国人のバーデンさんでしたが、サードへの打球はイレギュラーしたりベースに当たったりと、
なかなか災難続きだったようで。

続く竹原は、レフト前へヒット性のあたりを放つも、レフトが地面すれすれで1バウンド(ショートバウンド)でキャッチ。
ただ審判のジャッジコールが遅く、ノーバウンドで捕球したと見た2塁走者の金子圭輔はハーフウェイから帰塁をするも
あとから1バウンド(セーフ)のアクションとなり、3塁ホースアウト。


竹原はレフトゴロでした。
相変わらず、弱いチームにありがちなツキもないパターン。


その流れが止まりかけたものの、2アウトから高島がセンター前ヒット。
2塁走者となったシモヤマンが思い切りホームへ突っ込み、
返球とのタイミングは微妙でしたがボールが逸れてホームイン。(オ3-0広)







朴さんも、この流れを変えずに1軍の先発ローテを奪いに行く快投を見せて欲しかったところですが・・
廣瀬、岩本と連続ホームランを打たれ、1点差に追いやられるわけで。(オ3-2広)









5回裏終了時、グッズの抽選会。くじを引くのは、この試合登板予定の無い甲斐投手。
最後の一言をキョーコお姉さんに求められ、「僕への応援もヨロシクお願いします!」










試合は3-2で膠着状態。



広島は、3番手投手にご無沙汰の菊地原さん登場。




ケガで長い間悩んでいたようですが、いよいよ現場復帰ですね。
1回無失点で打ち取られましたが、ボールの力が戻ったのなら何よりです。







8回表には阿南が二死満塁のピンチを招くも、
自身の力で三振を奪って切り抜けられたので何より。



8回裏。広島の投手は4番手に、あの永川。
先頭カラバイヨは打ち取られるも、竹原がサード強襲ヒットで出塁。


代走に深江。


早速盗塁も決め・・・


慎太郎も四球を選び・・


日高は三振でしたが、深江は再び盗塁を決めて2死1・3塁。




続く伊藤は集中力を切らさず、綺麗に三遊間を抜き深江が生還。(オ4-2広)
2死1・2塁。


さらに三俣が前進守備の外野陣をあざ笑う右中間タイムリー3塁打(オ6-2広)
三俣は、打撃を生かすため今年から投手から内野手に転向し、エラーが多いものの積極的な守備を続けてきました。
その結果、この試合好守備もありましたし、そしてこうして調子が悪いとはいえ永川から3塁打を打ったわけです。

同じショートのライバルとなる柴田亮輔がケガで離脱しているわけですが、その間に三俣が確実に成長を遂げています。



さらには野中も続いて5点差。(オ7-2広)
金子圭輔もシモヤマンも続いて、2死満塁。



と。急にゴロゴロと雷が。
六甲の山並みから稲光も見え、山の中だけに夕立か。

スタンドも傘どうしようとか、ざわざわしてきた中、この永川のダラダラ打たれ続ける展開に
「もー!はよせーや!」と痺れを切らす人も。このヤジに場内爆笑でしたが。




結局、この回はカラバイヨから始まり、カラバイヨで終わるという・・・
序盤から試合の流れを引き寄せた殊勲者も、スピードボールに弱いことだけは、はっきりしました。






最後はDH解除でクワケンがマウンドへ。
実は、広島も途中から廣瀬を下げてDH解除をしていました。





とりあえず、クワケンはブルペンで入念な準備をしていたこともあり、
綺麗に三人で抑えて勝利。








ハイタッチの間、三俣が手荒く祝福されていたのは、
攻守による活躍があったからでしょう。



広島はバーデンが攻守にわたり散々でしたが、
新メンバーということで、テレビカメラの入った取材を受けてました。



そうそう、試合後、ケガでリハビリ中のノブエや小林賢司の姿も見られました。
寮に一緒にバスで帰るので最後まで試合に付き合っていたと思いますが、
こうやってベンチ裏からでも応援している姿を見られたのは何よりです。

Bs 7 - 2 Carp
ファームも、借金20以上と散々な戦績ですが、ようやく4連勝と波に乗ってきました。
今日は鴨志田・阿南が踏ん張ってとにかくリードを守ったことが大きかったです。
また、朴さん、伊藤君の1軍復帰はあるのかどうか、注目されるところ。

ま。なんにせよ、こうして夏場の屋外ナイター観戦はいいですね。
昔は、熱帯夜になると、神戸の実家から原付でグリーンスタジアムのライトスタンドへ涼みに行ったものです。
とにかく、山を吹き抜ける風が心地よいものです。ただし、虫に注意ですが。


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。

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4 コメント

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Unknown (ike)
2011-08-01 11:59:04
山奥(?)まで現地応援お疲れ様でした。
なんだかんだ選手全員元気そうで何よりです。菊ちゃんも元気になった様で同じく何より。
個人的には前田祐がもっと体力つけて上で先発できる様になればと思っておりますが、どんな感じだったでしょうか。
もちろんパクさんの一刻も早い復帰は言うまでもありませんが。

全然関係無い話ですが平下選手の近鉄三色ユニの本物持ってます。それがどうしたって話ですが。
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屋外ナイターシーズンイン☆ (pripri)
2011-08-01 18:37:41
北神戸観戦&先日のファーム練習見学報告ありがとうございました。
1軍がいま一つの状態なので、捉え方によっては全員にチャンスがありますよね。
最終的には首脳陣の判断になるわけですが、今は何らかのカンフル剤が必要ですので2軍選手の一投一打も大切にして欲しいです。
1軍の話ですが、他チームと比較すると足を絡めた攻撃が少ないなあ・・・と思わされます。
投手も疲れが見えてますし(平野とか、微妙に空振りが取れてないかな)多少力が及ばなくてもやる気を引き出してあげられれば実力以上のものを発揮するかも?(そんなに甘くないのも事実ですが)
8月が始まり明日から後半戦初ホームです。
ほっともっとのゲームももうすぐありますし、なでしこに負けないぐらいBsも頑張りましょう!
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ike さん (かずまん)
2011-08-01 23:17:13
山奥といいつつ、住宅街でもあるのが神戸らしいところです。
山奥に間違いは無いんですが。

前田裕二も、今季ファームでは先発を務めた試合もありましたが、再び中継に戻ってますね。
どうも古川が降格してしまいましたので、前田にチャンスがあるのかどうか。
先発投手としては、山崎正貴がケガで離脱、山田もケガの影響でなかなかスピードが上がらず成績も伸び悩んでるようです。
彼らが出てくると、これまでの構図が変わってカンフル剤になるところなので、楽しみにしているところです。

平下選手って、長い野球人生を送っていましたし、4球団を経て独立リーグのコーチも務めましたから、
知人も多いことだと思います。一度、お店にも行ってみたいですね。
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pripri さん (かずまん)
2011-08-01 23:23:36
そうそう、シーズン前は走塁面でチームが変わったと言われてましたが、
戦いぶりを見てると、去年よりもバント重視になった分、エンドランも少なくなって
足を使う作戦が減ってるような気がします。
その分、ファームの試合でスクイズを仕掛けたり、盗塁を決めたりする野球は見ていてスリルもあって楽しいですね。

昨日の西武戦で重盗を決められましたが、一時期あの作戦はオリの十八番だっただけに、
余計に歯痒く思います。

弱いときほど堅実なのか、奇襲を絡めるかは首脳陣の判断次第ですが、
少し戦い方に変化があると、まだまだ諦めていないことを証明してくれてるような気がしますし。
毎回同じような負けっぷりが続いているときこそ、空気を変える意味でも思い切った作戦に期待しています。

夏は夜風に当たりながら野球を見るのは最高ですね。
これから、ほっともっとの花火もありますし、楽しみな季節です。
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