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風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

借金完済ダービー成らず

2013-06-01 | Bs現場レポ2013 



借金1からの何度目の正直か。いや,それどころか,関西を本拠地としながら関西の各マスメディアには「敵」と
仕立て上げられる我が神戸・大阪を母体とするオリックス・バファローズの意地を見せるため,
目を血走らせながら挑み続ける阪神タイガース戦。

これまで4戦のうち3戦をオリックスが勝利するも,オリックスが勝ってしまったばかりに,関西の各スポーツ紙は競馬を一面にせざるを得ないという状況。
そして「これではプロ野球が盛り上がらない(おは朝)」「オリックスに負けては関西の盟主がどちらのかわからない(サンスポ)」と
スポーツ紙そして関西ローカルのテレビ局は,阪神が負けたことに対する悔しさを前面に出される始末。
そうでもしないとホンマに経済が成り立たないんか?

『くっそ,こやつらに一瞬たる隙を見せはなるもんか!』という決意で挑んだ一戦でした。
ここまで,甲子園の試合も,昨日の井川が先発の京セラドームの試合もチケットは買っていたものの,仕事の都合で見に行けなかったために,
今年は今日が唯一の関西ダービーに挑めた試合。それだけに,気合を入れて望んだ一戦。
しかし,オリックスファンクラブで購入した席が一番後ろで,当日券の人が前にいるっていう矛盾,なんとかしてよ。
とくに京セラドームは後ろの席ほど死角が多いし,音響もモニターも見えないんだから。




関西ダービーを盛り上げるべく大阪を拠点とする企業のマスコットも集結。
こういう企業間の連携もオリックスという企業はうまいんですよね。



そしてスタメンが守備位置に付き・・・



プレイボールへ。

オリックス先発はエースの金子千尋。
対する阪神もエースの能見。

序盤から投手戦が繰り広げられました。
金子千尋は不運な形でランナー出すも,そこからの集中力が相手打線を圧倒していたし,
能見はチャンスすら作らせる気配もない。





初回はグッチのファインプレーもあったしね。



唯一のチャンスらしいチャンスは3回裏。

ゴッツァンのヒットに続き,伊藤が送りバントを決め,グッチはしぶとく粘るも進塁打で迎えた二死3塁の場面。
打席にはこの試合,再三エラーやイージーミスで浮き足立っていた安達が打席に。

プロなら巨人の原監督が村田に対して見せたような懲罰の代打といった起用方法もありましたが,
ここは挽回を信じて打席に送った森脇監督。
しかし,珍しく3ボール先行となった能見に対し,ストライクを狙ってくる4球目に強振した安達・・・
でしたが,能見の投げた4球目は高めに浮いた力強いストレート。そのボール球に手を出してしまって結果凡退。

冷静に場を後ろにつなげようとすれば,四球を選らんでクリーンナップに託すことができたわけですが,
数少ないチャンスをものにすべく起用された安達は目を血走らせて自分の成果を出すことに焦ってしまったんじゃないでしょうか。
常に競争を強いられていると,こういう空回りの結果にも繋がるものなのかもしれません。
ある意味,期待をしている選手に余裕を持たせるのかということも課題に挙げられるという,若手の起用って難しいものです。

そして3ボールノーストライクからの4球目というのは甘い球でストライクカウントを取るのが通例だっただけに,
その4球目を狙うのも一つの作戦なのですが,まさかここで能見がコントロールミスするなんて・・
という場面に遭遇するのも野球の醍醐味のひとつなのかもしれません。



そして7回表の守りの場面。


ここまで千尋の投球にタイミングの合っていなかった新井兄さんに2塁打を打たれ・・・
続く坂のバントを千尋が捕球するも一塁への送球が逸れてピンチを自ら広げてしまったという珍しいシーン。
新井弟をピッチャーゴロに仕留めて3塁ランナーを封殺し,藤井さんを内野ゴロに抑えて2アウトにこぎ着けるも・・・


9番打者の大和に痛恨のレフト戦を破られる2塁打を打たれて2失点。
結果,坂のバント処理での1アウトを仕留め損ねたことが響いた形に。
そして,今日は1番打者の西岡を抑えていただけに,千尋との相性が良かった大和と
まともに勝負したことが果たしてよかったのか・・・という悔いばかりが残ってしまいました。


「SKY!」が流れる7回裏攻撃前。
阪神戦ともなると,いつも球場に集まってるオリックスファンですら敬遠する傾向にある中,
今日は一塁側からも多数の誇らしげな風船が飛んでましたよ。



千尋は130球を超える投球で完投。
決して最後まで諦めないピッチングをみせてくれただけに,
あの7回だけなんで??という悔いは残ったかもしれません。




Bs 0 - 2 Tigers
最後まで能見投手を打ち崩すことができないまま,完封をゆるしたオリックス打線。
ほんとライトスタンドの応援としては,応援団から必死の形相で声を出した自負はあります。

そのライトスタンド内でも阪神のユニフォームを着て応援してる人はいましたが,
そんな人は周りからどう見られても無意識なわけですから,ほっといたらいいと思います。
とにかく,うちらオリックス・バファローズのファンが,この本拠地でどれだけ応援できたかという誇りさえもてればいいんです。

そして,本来プロ野球とは2勝1敗のカード勝ち越しさえすればOKというペナンとレースを楽しむもの。
それでも,4戦しかない関西ダービーではやっぱり阪神相手には1敗もしたくなかったというのが正直な思いです。
(それだけの焦りも持ち合わせてるオリックスファン)
その1敗だけを現地で見た私としては,自分の応援がこれでもまだ足りなかったかと悔やんでいます。

しかし明日,すぐにまた試合が来ますから,明日の試合で今日の悔しさを晴らしてもらいましょう。
早く明日よ来い!そして,明日絶対勝て!

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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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1 コメント

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高い壁? (pripri)
2013-06-02 14:19:32
借金1までは行きますが、なかなか勝てませんね。
ホームゲームなのにアウェイ的なスタンドで応援も大変だと思います。おつかれさまでした。
今日も真っ赤に染まってるみたいですし・・・
全体的にパが優勢なので勝ってもゲーム差は詰まりませんが、勝たないと置いていかれるので勝つしかありません!
西君頑張れ!
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