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風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

One Time

2012-09-05 | Bs現場レポ2012 

久々の神戸のホームゲームは,タイミングよく試合開始から見ることができました。
ただ試合開始直前から雨が降り出した総合運動公園。今年は,天気との相性が悪いですね。



始球式は神戸清盛隊。そういえばアジュール舞子のキャンドルナイトにも来てましたが,
どうも見た目がチャラいので,あんまし好きじゃないんですよね。


オリックス先発は前田祐二。富田林出身の近鉄ファンだったこともあり,
先週の近鉄バファローズ復刻試合に1軍昇格ギリ間に合い,近鉄ユニも着用できました。


プロ1年目の一昨年は,後半戦に1軍で中継として投げていましたが,昨年は1軍登板はな無し。
今年は,ファームのチーム事情よりここ最近になって先発投手を務め,
それが好を成したか先発投手不足となった1軍登板に巡ってきました。
逆に,山田がブルペン待機となっていましたが。
(その影響で優勝争いしているファームの先発投手が手薄になっているので,山田などは先発投手として
腕を磨くためファームで調整しても良いのかもしれませんが。)



ここ最近はセンターとしてスタメン出場している小島は,持ち味の一塁への全速力を生かし今日も内野安打。
こういうタイプの人が楽天には多くオリックスには少なかった印象があります。
できるだけバラエティに富んだ選手のタイプを生かして欲しいですね。




先発の前田は,プロ初先発ということもあって序盤は力みが目立ち,
二死からランナーを抱えたり,追い込んでも粘られて四球を与えたりと,序盤はもたついていました。
ただ,T-岡田がレフトライナーから1塁走者角中を刺したり,自身もランナーを抱えてもバッターを冷静に打ち取ることで失点せず。







0-0で迎えた4回裏。バル四球&スケ2塁打で1死2・3塁のチャンスに
ここ数日スタメン出場が続いている日高がバッターボックスに。


ここで日高のバットは小野のシュートを捕らえ・・・


打球は二遊間を破り,センター前へ。
バルが生還し,1点先制。(オ1-0ロ)



イニング間にはこんな映像も。




さらに5回裏には後藤&デホの連続ヒット,T-岡田ライトフライで後藤タッチアップ,
1死1・3塁でバルがレフト前へ引っ張ってタイムリー。これで2点差。(オ2-0ロ)


結局,それ以上点は取れませんでしたが・・
8時前になってようやく5回裏終了。




ただ,リードして花火を見るのは気分的には楽でしょ。


今年最後の神戸花火ナイターでした。



序盤は随分時間がかかりましたが,前田も感覚を掴んだか3回以降はペースアップ。
ランナーすら出さないようになりました。



しかし,6回表1死から角中にヒットを許したところで比嘉にスイッチ。
比嘉も故障から復帰直後で2軍でもあまり試合をこなしていないところでしたので,
テスト的な意味合いもあったかもしれませんが,とにかく勝負どころで里崎をセカンドライナー併殺に仕留めリリーフ成功。


同期の比嘉が打ち取ってベンチに帰ってくるときには,前田も笑顔で出迎えていましたね。


7回を投げたミンチェもここんところ失点を許さず安定してきました。
結局,他のチームも投手にしろ野手にしろ個人成績ではオリックスの選手より劣っている人は多くいるわけで,
相性や場面を細かに分析して最適な選手を選んでいるからこそ,オリックスより順位が上なのだと思います。

オリックスの投手陣にしても,今でこそ主力がケガで相次いで離脱しているからこそ,海田や前田,山田が先発として抜擢されたりしていますが,
そうでなければ金子・寺原・木佐貫・井川・外人2人で回していたでしょうし,
中継も,ミンチェ・岸田・平野+香月・吉野でしかパターンを考えていなかったように思います。
ただ,好不調やケガもありましたが,結局もっと多くの選手のバリエーションを当初から想定していた方が良かったということも反省点だと思います。

一方で,キャッチャーについては多くのバッターとの対戦勝負をした経験がものをいうポジションでもあります。
なので,若手で1軍経験が乏しいピッチャーが登板するときは,ベテランのキャッチャーがリードで支えることもひとつの考え方です。
若手のキャッチャーに経験を積ませるために,経験豊富なピッチャーと組ませることができれば良いですし。

闇雲に消化試合は若手ばかり使っても,あまり有意義でないのかもしれません。
したがって,この時期に日高が起用されるのは,それなりに意味があると思います。
打力という意味でもピッチャーを支えられるわけですし。

ただ,伊藤と齋藤が単に監督の感情で見切られてしまい,横山を使おうとしていた矢先にボロボロに打たれ,
結局日高を使わざるを得ないという成り行きとあって,その辺の意図はよくわかりませんが。



今日は伊藤はファームで3打点の活躍をしてましたし。


また,伊藤や齋藤に比べて,日高が劣っていた点に,「肩」がありました。
ただ,今日は・・


8回裏,ピッチャー中山で1死1塁から井口三振,根元盗塁死の三振ゲッツー。


一見根元の足が先に入っていたようにも思いましたが,
2塁塁審は良川さんですし,判定は間違いないんでしょう。





7回裏攻撃前のカーポートマルゼン・ダンスタイム。
いつもより警備員さんのダンスにキレがありましたよ。






なんだかんだで両軍得点がないまま,9回は平野が締めてゲームセット。
今季初の4連勝達成。



一人日焼けしたキャッチャーが,その和の中心に。



バル&大引がやっていたジャンピングタッチは,バルと安達,バルと梶本でやってました。







プロ初勝利の前田,そして前田を支えたキャッチャー&勝利打点の日高がお立ち台に。

日高はもともと裏をかくリードよりも投手の持ち味を生かすキャッチングをするタイプでしたが,
前田の様子をよく観察しながら引っ張ったように思います。

また,前田は昨年1軍昇格ならなかった悔しさをもとにキャンプで走りこんだ成果が出たこと,
そして亡くなったおばあちゃんに約束した勝ち星を送りたいという言葉がありました。









Bs 2 - 0 Marines
消化試合でなければ,この2人がお立ち台で話すことはなかったのかもしれませんが,
当初の構想から外れていても,プロとして野球に真摯に取り組んでいたことを思い知らされました。
ちょっと前まで日高も阪神へのトレード要員だったようですが,再びヒーローに上がる姿を目の当たりにできたのは良かったと思っています。

決して日高が良くて伊藤がダメだというわけではなく,多くのバリエーションがあればアクシデントにも対応できるし,
チーム内外の相性や場面によって持ち味を生かせる起用ができるなら,勝つ確率も上がるわけですから。

スタメン発表の映像でも主力選手でしか最後登場しませんが,
70人の選手で戦ってこそ最大限の力を発揮できるチームであって欲しいと思っています。






これで今年の神戸のナイターは終了。
神戸の試合も残すところあと1試合。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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祝!4連勝!!!! (pripri)
2012-09-06 22:36:57
レポートありがとうございました。
8/14の逆転負けからズルズルと転がり落ちたわけですが、今さらながら今季初の4連勝!
CSは遠いけど、最後の最後まで夢を見せて欲しいです。
日高の活躍も素晴らしい!リードもいいし打撃に関しては捕手NO.1ですよね。センスを感じます。
気持ちを切らすことなく、何か月も下にいるべき選手ではなかったことを自ら証明したことは本当に素晴らしいと思います。
前田、海田・・と次の登板も楽しみです。
みんなで応援しましょう☆
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