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ボンに到着して地図をたよりにミュンスター・プラッツと言う広場の方に向かいます。
ボン観光はなんといってもベートーヴェン
「みなさんもボンと言ったらベートーヴェンですよね」
あまり有名な感じはしないのですが、『ベートーヴェン・ハウス』を訪れる人は季節を問わず絶えないそうです。
目指す広場にはベートーヴェンの立派な銅像が見えて来ました。
「ボンの写真ってこの銅像の写真が多いよねー」
「建立160年の銅像なんだあ・・・」
ちなみに銅像の後ろの黄色い可愛い建物は郵便局だそうですよ
「ちょっと天気が悪いなあ」
実はこの頃のドイツの天候はドイツ人も説明出来ない位、天気が変化するんだそうです。
「それなら仕方無いよね」
「傘を使わないだけ良いかも」
ミュンスター・プラッツ(Muensterplatz)には聖マルティン・ミュンスター教会があります。
「ここも写真に納まらないわあ」
900年の歴史を誇る教会はローマ式墓地の敷地に建てられたそうです。
「カシウスとフロレンティウスの墓の上に建てられた教会」
中に入ると、ちょうど真ん中辺りに地下へと下りていく階段があって、地下聖堂があるそうです
「この教会は地下が大切なんですね」
殉教者の墓への通路となっていて、年に一度開くのだそうです。
その殉教者とはカシウスとフロレンティウスらしいです。
建築物は11~13世紀にかけてで、ロマネスク様式とゴシック様式が混ざり合ったものらしいです。
ベートーヴェン・ハウスに向かう途中、マルクト広場があります。
広場は野菜や果物、花のマーケットが開かれているようです。
その奥の方に白くて可愛い建物が見えます
「白くて綺麗な建物だわあ」
1738年にバロック様式で建てられた市庁舎なんだそうです。
「多くの国賓、来賓者が歩いた屋外階段はあまりにも有名なんだって」
この広場の周りはマーケットで賑やかなだけでなく、カフェはレストランも多いのだそうです。
「オープンカフェも多くて絵になる感じだわあ」
マルクト広場を先に進むとやっとベートーヴェン・ハウスがあります
「ピンクの壁の建物だからすぐに分かりますよ」
ショップの方から中に入ってカメラや上着をコインロッカーに預けます。
「コインは後で戻って来るのね」
「撮影禁止なんだあ」
貴重品だけ持ってショップ奥のチケット売り場でチケットを購入。
スタートはショップから外に出てルートに従って次のルームに向かいます
このハウスはベートーヴェンが1770年に生まれてから、オーストリア・ウィーンに引っ越すまでの22年間を過ごしたんだそうです。
「ベートーヴェンが使った楽器、直筆の楽譜などが展示されていますよ」
「ベートーヴェンが愛用したピアノがあるんだって」
ベートーヴェンが愛用した補聴器も展示されています
ベートーヴェンが晩年に愛用したグランドピアノの展示もありました
「すでに難聴に苦しんでいたベートーヴェン」
そのためこのピアノは少しでも大きな音を出すために鍵盤ごとに4本の糸が使われているそうです(通常は3本)
それでも鍵盤を横から見てみると、鍵盤が大きくへこんでいるのです。
「自分で演奏する音色を聴くために、鍵盤を強くたたきつけて弾いていたのかも」
きっとベートーヴェンファンじゃなくても、音楽ファンじゃなくても、この博物館は楽しめると思います
続く