この旅の写真はこちら
こうしてドイツでアパートメントに滞在しながら、旅行というよりは何だか暮らしているような毎日を過ごしました。
「予定をあまり立てない自由な旅が実現出来ちゃった」
「言葉の出来ない私がこんなに自由な旅が出来るなんて」
シャビアロンソがバイエルンに移籍した時、内心会いに行きたいとは思っていました。
「スペインで会えたし、ドイツでも会えたら素敵だよねー」
スペインでは行きたい都市がバルセロナだったために、カンプノウでのクラシコの試合観戦ってすぐに決まりました。
「クラシコのシャビアロンソに会えた時は感激だったよね」
「ドイツで」って考えた時に観戦したいのは「ウッチーのシャルケ04」か「香川のドルトムント」。
「ヒーピアが監督しているレヴァークーゼンってのもありかも」
そう考えていて気が付きました
「わあ どれも北部」
「バイエルンって南部だし」正直シャビアロンソは諦めるしかないと思っていました。
そうしたら春に『ドルトムントバイエルン』があって『即決』ということになりました。
でも、チケットの準備を始めてまた諦めるしかない事態が続きました
『ドルトムントバイエルン』は好カードすぎてチケットが手に入らないんです。
日本のメジャーなチケットショップではシーズンが始まった頃にはもう予約を受け付け始めていたようです。
その上宿泊をお願いしたアパートメントはしばらくお休みになってしまう悲しいアクシデントまで
「その時は正直、このチョイスはミスだったのかと思ったのよね」
年が明ける頃、オフィシャルからチケットを代行で購入して頂けるサイトを発見出来ました。
「これも偶然出会ったサイトなんです」
今までの観戦旅行の準備の時にも出会わなかったサイトでした。
「やっと出会った~」ここから準備がトントン拍子
「ジャーマンレイルパスが思いのほか安く購入出来る」
「DB Navigatorで旅は自由自在」
何だか色々なことが上手く動くようになりました。
「こうしてドイツでもシャビアロンソに会えたんです」
ドイツで印象的だったのは人々の温かさでした
「チューリッヒ行きの鉄道でドイツ人の温かさに感動」(第25話 )でも書かせて頂いたように、
小さな子供を連れた方、体の不自由なお年寄り、大きな荷物を持った女性達を見かけると、自然に手を貸す人々。
「見ているだけでウルウルしてきちゃう」
私のような言葉の話せない外人にもいつも優しい笑顔で対応してくれました。
「毎日が優しさを味わって感動の旅」
シャビアロンソがプレーをしているドイツで、ドイツ人の温かな優しさに出会えて旅は終わりました。
「今までの旅と違った過ごし方も実現出来ました」
今回は不思議なくらい日本でもニュースで見ることが多かった都市の旅になりました。
私の中でドイツは、スリ等はあるらしいにしても、世界の中でも『安全に旅が出来る国』との認識でした。
もうすぐ出発と言う時にはデュッセルドルフ行きの飛行機事故。
「デュッセルドルフの街がニュースで紹介されましたね」
しかもその事故はパイロットによるものと言う衝撃的な事故でもありました。
帰国するとフォルクスワーゲンの排ガス不正問題です
「アウトシュタットを楽しんできたのになあ」
とても信頼されているはずのドイツ車なのはショックでした。
「私はBMWに乗っていたこともあってドイツ車は好きだったのよね」
この春のドイツの旅の後、夏頃から難民が増え、日本のテレビでもニュースで度々伝えられました。
年末になるとケルンやハンブルグ、シュトゥットガルトなど私が訪ねた街でも事件が報じられました。
難民による事件だったようです。
「私自身はとても優しくて安全だと感じていたドイツの旅だったのに・・・」
「訪ねた各都市がこんなにもニュースになるなんて」
続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます