岐阜新聞Webを見ていたら、大垣城の再建のニュースが載っていた。しかも木造!大垣市民はさすが良識がある。今ではエレベータ付の鉄筋のお城が多い中、木造で再建だなんてすばらしい!すばらしすぎる!戦火で焼ける前の国宝大垣城の美しさを取り戻してほしいものだ。
~岐阜新聞Web全文抜粋~
大垣城を核にしたまちづくり構想の具体化を目指す「大垣城郭整備ドリーム構想市民検討委員会」(山本次能委員長)は十一日、大垣市役所で開かれた会合で、天守閣の木造再建を含む事務局作成の基本計画案を了承した。同計画案は、木造再建事業の開始を二〇一一(平成二十三)年度と定めており、今後、市と企業、まちづくり団体、市民からなる「大垣城本丸再建推進協議会」を組織し、再建機運の醸成や財源の確保を図っていく。
同検討委が今年二月に提出した構想への提言では、一九五九(昭和三十四)年に再建された現在の天守閣の改修と木造再建の両論を併記していた。事務局の同市は、構想の具体化に向けた基本計画案をまとめる中で、これまでの検討委で委員から要望が強かったとして、木造再建に絞り込んだ。
同市政策調整課の概算では、天守閣の木造再建には約二十億円、表門や隅やぐらなどの周辺整備にさらに約十億円の費用が掛かるといい、本丸再建推進協議会で市民債の募集や寄付金、補助金、一般財源による財源確保を検討していく。
基本計画案はこのほか、お堀の復元(二〇一五年度から計画)、隅やぐらの整備(一八年度から実施)、表門と多門やぐらなどの復元(二四年度から実施)などを盛り込んでいる。
検討委は各種団体代表や有識者、公募市民など二十一人で昨年十一月に設立。今回の基本計画案は今月二十三日の次回会合で、検討委案として小川敏市長に提言される。