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ニューアルバム us

2005年04月27日 01時27分02秒 | 
今日は、朝からセブンイレブンに立ち寄ることになる。
「セブンアンドワイ」なるものにて、CDを購入した。セブンイレブンでCDが買えるというものです。インターネットで申込みをして、最寄のコンビニで購入するというもの。
 インディーズCDなのに、発売日に手元に届くこの喜び。インターネットコンテンツもとても使いやすく、物もきちんと届いたので、かなり満足でした。

 本題です。
今日、私が慕う篠原美也子さまのニューアルバム「us」が発売されました。
昔の頃の曲に戻ってきたかな、というのが印象でした。ぐるっと周って、螺旋で1ピッチ進んだところ、とでも言えばいいのでしょうか。

あとがきにかえて、では「ひとり」でデビューしたときから12年を経た今、ひとりを思いつつ、ひとりではなかったこと、そしてひとりであるよりも誰かと「us」という関係で生きていくことを選びたいとまで言い切った。おそらく、12年もしくはそれ以前からの秘めた思いを、いっぺんに開放したのではないでしょうか?
全曲に渡って、us が盛り込まれている。メロディは、全曲で似ている。というか、「ひとり」のような勢いのよいメロディではなく、usを表現するためのメロディに統一されている。

ある意味、篠原ワールドの完成?であり、次回、これを超えるのは難しいなぁと思った。
まだまだ、終わらないでほしいと、少し心配した。





『塩狩峠』 三浦綾子著

2005年02月14日 01時32分55秒 | 
新潮文庫版で読みました。これまた動機は不純で、椎名林檎が
絶賛していたので、自分も詠んでみました。

主人公・永野信夫が、最終的にキリスト今日に入信し、それゆえに、
犠牲の精神をもって殉職をする。そんな話です。

永野信夫のモデルになった実在の人物がいて、その人が

多分、キリスト教も、仏教も、(イスラム教あまり知りません)
とどとのつまり、道徳教育という点で一致していると思います。

後半、キリスト教に対する肩入れが多くなるが、モデルになった
人がキリスト教徒なのだから仕方ない。
個人的には、キリスト教を毛嫌いしていたのに、キリスト教徒に
なったその心境の変化が理解できないというか物足りない。
物足りないがゆえに、あまり、いやみにキリスト教を誉めそやす
ことになっていないと思えるのかもしれない。

ふじ子というカリエスという病を患うが、これは、筆者も重ね
合わさったものだろう。

個人的には、信夫の殉職とキリスト教はあまり関係ないと思う。
というのも、自分でも同じ境遇なら、飛び込むだろうから。
私なら、職務を全うするためであり、宗教に依存しないだろう。