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WFWP岐阜県連合会ブログ

国連NGO 世界平和女性連合

春の集い・カウンセラーの話

2014-04-21 | イベント
 昨日、WFWP岐阜第二連合では、向井先生を迎えてカウンセリングの講話会を開催しました。心理学の領域なのですが、昔大学で習った心理学とは違い、直接役に立つ情報ばかり。あの机上の理論は何だったかしら・・・先生は、学校や職場にて指導されています。

 多岐に亘るお話の中で最も気になったのは、一家族2.5人を割ると日本は危機的状況になるという話。これ以下の数字になると家族はバラバラになってしまうそうです。結婚しない人の増加は心配なことです。こんな少ない家族は世界でも稀。それに宗教を否定している国も珍しいそうです。
  
 カウンセラーとしての聞き方に3通りあり、「聞く」、「聴く」、「訊く」と分類され、聞くは、丁寧に聞く、聴くは、心で聴く、訊くは、尋ねる、確かめるということ。
 相手を否定してはいけないそうです。受容、共感、一致を同時に・・・
 そうすると相手は、心の変化をきたし、行動も変化。カウンセラーの目標通り、人格の変容が見られるのです。

 大人の10%は、発達障害者。その中には、自閉症、LD(知恵おくれ)、ADHD(多動性障害)、などが含まれ、坂本龍馬もADHDだそうです。子供の6%は発達障害。これはすぐ見つからないから。

 家族療法が最も有効で、全員集合し、時にはペットも加わり治療します。3代から4代にわたり歪んてしまったからです。
 障害の原因は父母の不仲である家庭に育った場合があります。そういう子供は、「自分は幸せになってはいけない」という禁止令が刷り込まれてしまう場合があるそうです。
 自分で自分の体にナイフで傷をつけてしまうのもつきつめればそこから来ています。
 人間の心の不思議さを認識した1時間余でした。参加者30人。






テキストの一部

第四回岐阜第二連合総会

2014-03-30 | イベント
 岐阜第二連合会では、昨日第四回役員総会を、大垣北地区センターで開催しました。例年のように、昨年度の事業報告、決算報告、監査報告、事業計画、予算案審議と進めました。新役員発表で議事が終わり、K理事による議長任命状授与に移ります。次は新役員代表挨拶でした。
 今年も、20年継続会員、議長から10年継続会員の表彰状授与。各支部長、副議長も議長から授与されました。
 K理事の本部報告で終了しました。上の写真は、議長挨拶。

 終了後は、食事を頂きながら、懇親会に進みました。会員の中には特技の長刀が3段という人もあり、弁論大会のアトラクションに型を披露して貰うことも視野に入れました。

 こうしてブログでささやかな報告をすることもマスコミに訴える一つの方法と考えます。昨年は、民放で安部首相も行かれたモザンビークのことが放映されましたが、決してWFWPの名前は出して頂けなかったこともありますし・・・現地で活躍する会員の顔写真は出ても・・・

下は支援しているセネガル(アフリカ)の職業訓練校(ジャモー)校長からの感謝状。最下段は春の集いの案内。 






世界の宗教

2014-02-28 | イベント
 日本人は無宗教が多いと言われていますが、昨日の前田講師の講演会を聞いて、海外ではそれは受け入れられない場合があることが分かりました。講師の知人は、サウジアラビアで出産をしようとしていました。病院側に入院申込書を書くよう言われ、記入。宗教の欄は、無宗教のため何も書かずに提出すると、病院側は入院を拒否。あわてて仏教と書き、事なきを得たそうです。
 クウェートの場合は、宗教を書かないと入国できないそうです。理由は、無宗教の人は何をするかわからない危険人物とみなされるからとか・・・

 宗教戦争は愚かなことですが、人間はいつまでもこれをも繰り返しています。ユダヤ教もイスラム教もキリスト教も元はと言えば、同じ旧約聖書が起源なのに・・・パレスチナとユダヤも2000年近くイスラエルをめぐり争っています。聖書の出エジプト記の時代まで遡ることになります。何回中東戦争をすればよいのでしょうか。WFWPでは、毎年中東で17回も会議を開いています。




WFWP留学生交流会

2014-02-17 | イベント
 いつもこの時期には、会員宅にで御雛祭やお茶会をしたりして、留学生交流会を開くのですが、茶道の先生の都合で、お茶会は中止。今年は喫茶店で交流会を催しました。
 昨年度弁論大会に出場した人や、その友人を招きました。中にはまだ日本語が完璧でない人もあり、英語でも交流しました。最後は、各国の民謡も歌って頂き、楽しいひとときを過ごしました。店の壁には額装したお雛飾りやミニ雛もあり、満足して頂けたようです。

 一人ずつコメントも貰いました。スリランカのタランギーナさんは、日本語で一番好きなのは、「頑張って下さい」と、「ありがとう」だそうです。

 まだグァテマラのマイラさんは、日本語が未熟でしたので、英語でマヤ文明のことなど話しました。行きの車の中で、クロアチアのシルビアさんとマイラさんとの会話は英語。彼女らの母国語は、クロアチア語とスペイン語なので英語が一番話しやすそうでした。この時は英会話を続けていてよかったと思いました。片言のスペイン語も・・・

    

    
     この三人とは英語で交流しました 左からクロアチア、グァテマラ、スリランカの留学生

  
  自国の歌を歌うマレーシアのナディアさん

     
     スマホに録音してある伴奏に合わせて唄うグァテマラのマイラさん

  
   ベトナムのタムさんとタオさん


配布したプリント 空欄に名前を書いて貰いました


喫茶店のデコレーション

      
       当日のメニュー 

第12回WFWP女子留学生日本語弁論大会岐阜県大会

2013-07-15 | イベント
 昨日は予定通り、ふれあい福寿会館で、第12回WFWP女子留学生日本語弁論大会岐阜県大会が開催されました。出場者は最近では、とても多くて9人。国も7ヶ国に及びました。ミャンマー、ベトナム、クロアチア、スリランカ、中国、ドイツ、マレーシアと多士済々でした。
 最優秀賞には、岐阜大学工学部・マレーシアのナディアさん。会場審査員の投票結果も一致しました。留学生は一個人でなくて、国旗を背中に背負ったつもりで頑張ろうという態度に、会場審査員の若い人々の心も捉えられたようです。

 日本人が知らなかったこともクロアチアの留学生に教えられました。クロアチアでネクタイが生まれ、ボールペンもパラシュートも発明されたのです。彼女は日本でシャープペンシルが発明されたことも称えていました。

 また、スリランカのタランギカさんによれば、戦後、敗戦国日本が国際的に守られたのは、スリランカ初代大統領の「ある発言」によるもの。これもこれまで知らないことでした。彼女の民俗衣装はゴージャスなビーズがはめ込まれ、お母様の手作り。弁論大会に出るため作られました。彼女は審査員特別賞を受けました。
 ある発言とは、戦後処理のサンフランシスコ講和条約時に戻ります。スリランカは英国の植民地で戦勝国。戦勝国はこぞって、日本から多大な賠償金要求と分割化を提案する中で、スリランカの初代大統領は演説。「憎しみは憎しみをもってでは解決出来ない、愛によってしか解決出来ない」と説得。「これは仏陀の教えです」と。その結果、他の戦勝国もそれに従い、日本は守られたのです。

 ドイツは初めての出場。フリデリケさんは、岐阜大学農学部にて、有機農業を学んでいます。環境問題に小さい頃から関心があったのでこの道に進んだのだそうです。来賓には日独協会のTさんも来られ、親睦会では話が弾んでいました。

 表彰式に続いて審査員の講評。その後は、親睦会となり、ケーキと飲み物が出され、話も尽きなかったです。来場者は130人程。最優秀賞のナディアさんは、10月に開催される東京の全国大会にも出場予定です。


最優秀賞のマレーシアのナディアさん

     
      クロアチアのシルヴィアさん

       
        スリランカのタランギカさん

         
         ドイツのフリデリケさん


審査員特別賞のタランギカさん