昨日、WFWP岐阜第二連合では、向井先生を迎えてカウンセリングの講話会を開催しました。心理学の領域なのですが、昔大学で習った心理学とは違い、直接役に立つ情報ばかり。あの机上の理論は何だったかしら・・・先生は、学校や職場にて指導されています。
多岐に亘るお話の中で最も気になったのは、一家族2.5人を割ると日本は危機的状況になるという話。これ以下の数字になると家族はバラバラになってしまうそうです。結婚しない人の増加は心配なことです。こんな少ない家族は世界でも稀。それに宗教を否定している国も珍しいそうです。
カウンセラーとしての聞き方に3通りあり、「聞く」、「聴く」、「訊く」と分類され、聞くは、丁寧に聞く、聴くは、心で聴く、訊くは、尋ねる、確かめるということ。
相手を否定してはいけないそうです。受容、共感、一致を同時に・・・
そうすると相手は、心の変化をきたし、行動も変化。カウンセラーの目標通り、人格の変容が見られるのです。
大人の10%は、発達障害者。その中には、自閉症、LD(知恵おくれ)、ADHD(多動性障害)、などが含まれ、坂本龍馬もADHDだそうです。子供の6%は発達障害。これはすぐ見つからないから。
家族療法が最も有効で、全員集合し、時にはペットも加わり治療します。3代から4代にわたり歪んてしまったからです。
障害の原因は父母の不仲である家庭に育った場合があります。そういう子供は、「自分は幸せになってはいけない」という禁止令が刷り込まれてしまう場合があるそうです。
自分で自分の体にナイフで傷をつけてしまうのもつきつめればそこから来ています。
人間の心の不思議さを認識した1時間余でした。参加者30人。



テキストの一部
多岐に亘るお話の中で最も気になったのは、一家族2.5人を割ると日本は危機的状況になるという話。これ以下の数字になると家族はバラバラになってしまうそうです。結婚しない人の増加は心配なことです。こんな少ない家族は世界でも稀。それに宗教を否定している国も珍しいそうです。
カウンセラーとしての聞き方に3通りあり、「聞く」、「聴く」、「訊く」と分類され、聞くは、丁寧に聞く、聴くは、心で聴く、訊くは、尋ねる、確かめるということ。
相手を否定してはいけないそうです。受容、共感、一致を同時に・・・
そうすると相手は、心の変化をきたし、行動も変化。カウンセラーの目標通り、人格の変容が見られるのです。
大人の10%は、発達障害者。その中には、自閉症、LD(知恵おくれ)、ADHD(多動性障害)、などが含まれ、坂本龍馬もADHDだそうです。子供の6%は発達障害。これはすぐ見つからないから。
家族療法が最も有効で、全員集合し、時にはペットも加わり治療します。3代から4代にわたり歪んてしまったからです。
障害の原因は父母の不仲である家庭に育った場合があります。そういう子供は、「自分は幸せになってはいけない」という禁止令が刷り込まれてしまう場合があるそうです。
自分で自分の体にナイフで傷をつけてしまうのもつきつめればそこから来ています。
人間の心の不思議さを認識した1時間余でした。参加者30人。



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