ぶらり四季彩の旅

ぶらりカメラを持って散歩をしたり、たまには旅をしたり、移りゆく四季の感じを撮ったアルバムです。

地元の伝統行事 「ヂンガラ餅」 神事 (2014/01/12)

2014-01-13 14:41:38 | 日記
 市の広報で紹介されていた「三輪茂侶神社」の「ヂンガラ(神賀楽)餅神事」を見学してきました。(「三輪茂侶神社」は、大和国(奈良)の三輪神社の分霊とされる言い伝えがあります。)

 お正月の行事として伝わる「ヂンガラ(神賀楽)餅神事は、八升の鏡餅(上三升・下五升)、八種類の野菜の煮物、八升のお神酒が神殿に備えられ、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する正月行事として江戸時代から伝承されています。1977年に市の無形民俗文化財に指定されました。
 宮司による祝詞、年番引継ぎの行事が行われた後、上半身裸のサラシ姿の約20人の男衆が登殿、宮司の掛声で投入れられた五升の鏡餅を割れるまで激しく奪い、割った形状でその年の農作物の作柄を占う伝統行事です。男衆は「わっせ、わっせ」「もっと餅を上に上げろ」などと勇ましい掛け声を響かせながら揉み合い奪い合いました。
 最初は練習で一般のカメラマンも社殿に入れてくれ私も写真を撮らせて戴きました。20分位の練習(ウォーミングアップ)で体が温まったところで本番になり関係者以外は社殿より外に出ての見物となりました。
 上半身さらし一枚になった男衆は餅を求めて両腕を伸ばしながら四方八方に激しく移動。ときに社殿の外にも飛び出す白熱ぶりで、見物人の目の前で餅を奪い合いました。その後、社殿の柱に餅を抱えて何度も打ち付け、ついに餅が割れ、宮司が「今年も豊作間違いなしでございます」と宣言。境内は大歓声に包まれ神事が終了しました。
 (使用したカメラは、NikonD300+Nikkor18~200mmF3.5~5.6G です。)

(01) 参道で鏡餅を奪い合う男衆


(02) 三輪茂侶神社・一の鳥居


(03) 二の鳥居


(04)


(05)


(06) 本番開始前45分の神殿


(07) 境内では甘酒をふるまっています


(08) いよいよ神事開始


(09) 宮司による祝詞の後、年番引継ぎで使用されるスルメです。


(10) ヂンガラ餅で使用される鏡餅(上:三升、下:五升)


(11) 男衆の登殿を待つ宮司と鏡餅


(12) 法被を着た男衆が参道を通り抜けています


(13) 法被を脱いだ男衆に鏡餅を見せ、投げ込む数秒前


(14) 鏡餅が投げ込まれ奪い合いが始まりました


(15)


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(17) 四方八方神殿内で揉み合っています


(18)


(19) 参道に飛び出しました


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(42) 鏡餅を撫でる女性の手


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(47) 二つに割れた鏡餅を披露しながら「今年も豊作です」と報告する宮司


(end)

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