ぶらり四季彩の旅

ぶらりカメラを持って散歩をしたり、たまには旅をしたり、移りゆく四季の感じを撮ったアルバムです。

大分・石仏巡りの旅 国東半島(川中不動・天念寺~文殊仙寺編) (2011/10/07)

2011-10-13 14:22:13 | 日記
二日目の続きです。宇佐神宮から川中不動尊・天念寺⇒岩戸寺⇒文殊仙寺をご覧下さい。

六郷満山の峰入り修行の寺院であった天念寺の前の長岩屋川の大岩に高さ3メートル超の不動明王と2童子『制多迦(せいたか)童子 矜羯羅(こんがら)童子』が彫られています。この磨崖仏は、江戸時代に洪水・氾濫除けに彫られたのだそうです

天念寺は天念寺岩峰と呼ばれる奇岩を背に寺が建つています。養老二年(718)に仁聞(にんもん)菩薩が開基したと伝えられる古刹です。本堂には県指定の木彫仏五体がああります。この寺は“鬼会(おにえ)行事”の寺でも有名です。この鬼会の行事は旧正月七日の夜六郷満山寺院から集まった役僧たちの読経に始まり長さ4mあまりの点火された大たいまつを持った祖先が姿を変えたとされる鬼が集落を回る鬼の法舞が行われる行事で国指定重要無形民俗文化財に指定されています。隣の「鬼会の里歴史資料館」で鬼会行事のビデオをスクリーンで見る事ができます。また、この周辺は奇岩や峰がそびえる景勝地でもあり天念寺耶馬といわれています。その峰に架かる石橋が「鬼会の里」の裏にあります。「天念寺無明橋」と言うそうです。

岩戸寺は、養老2年(718)に仁聞菩薩の開創と伝えられる六郷満山末山本寺でした。寺の入口に立つ一対の仁王像のうち、右側の阿形像には文明10年(1478年)の銘があり、在銘の丸彫り仁王像としては日本最古のものでそうです。また、「修正鬼会」が、成仏寺と一年交代で行なわれています。

文殊仙寺は、648年に役の行者により開山され中国五台山より文殊菩薩をお招きし御尊像を現在の本殿奥之院文殊堂に奉安したのが始まりです。古くは六郷満山の末山本寺(布教するお寺の総本山)として12の末寺を有しています。また本殿奥之院文殊堂から湧き出る清水は開山以来絶えることなく知恵の水として親しまれている。今回訪れた時は、たまたま12年に1度だけの「御本尊御開帳」が行われており運が良かったです。日本三文殊のひとつである文殊菩薩像を拝観できました。兎年に御開帳されるとの事でした。
 
(使用したカメラは、NikonD300+Nikkor18~200mmF3.5~5.6G です。)

(01) 川中不動尊


(02)


(03) 天念寺(神社と寺が隣り合わせです、明治以前は神仏習合でした)


(04)


(05) 天念寺本堂(無住寺)


(06) 天念寺本堂の木彫仏


(07) 鬼会が行われる天念寺講堂(#3の鳥居左側の茅葺きの建物が講堂です)


(08) 鬼会で使用される4m大のたいまつ


(09) 鬼会行事説明文


(10)


(11)


(12) 鬼絵の里歴史資料館


(13)


(14) 天念寺邪馬


(15) 鬼会の里の裏山の絶壁に架かる無明橋


(16) 岩戸寺の仁王像


(17)

(18)


(19) 岩戸寺の隣に神社があります


(20)


(21)


(22)


(23)


(24) 岩戸寺講堂(鬼会が行われます)


(25)


(26)


(27) 岩戸寺本堂


(28) 文殊仙寺案内図 三人よれば文殊の知恵


(29)


(30) 文殊仙寺の仁王像


(31)


(32) 文殊仙寺の参道


(33)


(34)


(35)


(36)


(37)


(38) 文殊仙寺本堂


(39)


(40)


(41)


(42)


(43)


(44)


(45)


(46)


(47) 山門


(48) 鐘突きが出来ます


(49) 山門前の彼岸花


(50) 樹齢1100年の大けやき


(51)


(52) 文殊仙寺から杵築市へ向かう途中 バス停下成仏前の浄円寺の仁王像


(53)


(54)


(end)
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