研究私記

日々の出来事や考えたことなど

炒飯紛失事件控

2011年02月21日 00時18分03秒 | 食事
あれは先週のこと。
昭和を色濃く漂わせる中華屋へ。
中華屋といっても、ラーメン(多少の種類あり)とチャーハンの店で、中華丼などを食べる客を
一度も見た事がないという不思議な店。

店内は当然、相席という店。
調理担当は男性(主人か)とその母親(推定)。
接客は女性三人で一人は主人の嫁(推定)と主人の姉か妹二人(推定)という家族経営。
推定ばかりだが、そういう雰囲気。

ここの店は古い店構えの割に値段は少々高い。
周辺の店の相場が600円とすれば、800円する。

それでも、行列が出来る。
炒飯が美味い。

それで、炒飯目当てで行ったときのこと。
先に並ぶ夫婦(推定)
その風貌が印象的だった。

旦那は小豆色の革ジャンで、中には蛍光色の黄緑色セーター。
見た目は市村正親を腹話術の人形にした感じで、行列を嫌がる嫁(推定)をたしなめるのであった。

一方の嫁は、BEGINのボーカルの帽子に、長髪、服はこたつ布団のような材質で花柄、黒い鞄を持ち
サンダルをはいていた。しかも目つきが悪く、市村氏(推定旦那)に行列に対する文句などをつぶやいていた。
そして、この二人の共通点は共に顔に赤みがあったというところ。
同じ食事のせいなのか、たまたまなのか分からないが、何だかコミカルな二人組だった。

この二人はこれから書く炒飯紛失事件とは全く関係ない。
単に色どりとして記述してみた。

炒飯紛失事件は唐突だった。
この店では、持ち帰りもできるらしく、一人の女性が炒飯を取りにきた。
その風貌たるや、猫の尻尾を束ねて頭にくっつけたような髪型で、レゲエやってますという感じ。
およそ一般の職業ではなく、飲み屋か美容師あたりと推定。

その女性が退出。
まもなく、別の男性来訪。
ここで、女性店員が炒飯が無いと言い出す。

ここから延々と原因追究談義。
イライラする主人、冷静に受け止める母親と様々。
三人女性は責任転嫁に必死で、私は会計をしただけだとか、私は知らないなどと言い合う。
結局、改めて炒飯を作ることで決着するも、ぎくしゃくした雰囲気。

猫尻尾女が全ての炒飯を持って行ったのか、単に三人女性が男性の炒飯をちゃんと主人に伝えていなかった
ことが原因なのかは分からないまま迷宮入りとなった。

そんな中、やってきた炒飯は心なしか具が少なかった。
いや、明らかに少なかった。
炒飯紛失事件の余波と見た。

こういう事は商売人の行動として許されるべきことではないので、制裁を加えることにした。
何もアメリカのように爆撃しようというのではない。
当面、来訪中止としたのである。
今後の精進に期待したい。
その日が来れば制裁を解除しようと思う。


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