研究私記

日々の出来事や考えたことなど

みんな党の分裂

2013年07月27日 13時55分58秒 | 思ったこと
みんなの党は残念な事になりつつある。
幹事長の江田は器用過ぎる、代表の渡辺は不器用過ぎる。
政権獲得の意欲をどの程度全面に出すかというのは大事なことで、もっと堂々とやればいい。

全ての可能性を探るという点で江田の行動は妥当だが、民主ネズミとくっ付くと全てを失うだろう。
まだ、民主党という言葉自体、厄病神のような存在になっている。
そういう事を理解して、江田を止めるという発想ならば渡辺の対応も理解できるが、単に全て代表が仕切る
という発想ならば所詮は小政党の代表が限界かもしれない。
本来、二人の欠陥を誰かが埋めるなり繋ぐなりすれば良いのだが、そういう人材はいないかもしれない。

確かに、民主党ネズミや松下なんとか塾出身の口は達者だが中身のない連中、五流小説家の石原に、
大阪だけで人気のある橋下を寄せ詰めれば単独政権は無理でも連立政権を作る事は可能かもしれない。
ただ、所詮は泥船でしかなく、長続きはする訳がない。

それと、誰が立候補しようと勝手だが代表の甥、渡辺ミチタローなんてのを出した点は理解に苦しむ。
それ程に人材が枯渇しているんだろうか?
票が入って当選したらしいが、すっきりしない。
後は、ちゃんと結果を残さないと単に親戚だから名簿に入れてもらったと言われる事になる。

どうしても日本の政党には辛抱強さが足りない。
維新会は石原も間もなく死ぬだろうし、橋下ブームも冷めて一党離散となるのは明らか。
ここからが正念場だと思うのだが、くだらない話で内紛をやっている場合ではない。

一票は功徳?

2013年07月24日 00時56分38秒 | 思ったこと
選挙に行って一票を投じれば功徳になるらしい。
そんなおばちゃんの発言をこの前の選挙番組でやっていた。

何とも結構な事で。
…ぞっとした次第。

選挙に行けば一功徳、特定候補を支援すれば二功徳。
百功徳で天国行きって感じなんだろうか?
信じる者は救われる前に騙される。
ふと、そんな言葉を思い出す。

選挙は怖い。
熱狂的な人の目を見ると恐ろしい。

民主党大勝

2013年07月21日 21時45分06秒 | 思ったこと
馬鹿でも組織票に乗っかれば当選できる参議院選挙。
電機屋、農協、日教組、宗教団体とよりどりみどり。
まあ、支持者…正確には信者の目を見ていると実に気持悪い。

それにしても、民主党は大勝利だろう。
あれだけの事をやって、10議席以上もられるのだから十分過ぎる。

世間では民主大敗と言っているが、大勝利と言うべきだろう。
民主党から逃げ出した岩手の平野もヌケヌケと当選していたり、埼玉にも民主ネズミがみんな党に
移っていたりと民主党の残党がまだ各地には残っている。
こういうネズミ連は当選が目的なんだろうから、勝てるとなればどこの党の皮でもかぶるに違いない。

東京、山本太郎…どうなんだろうか。
単なる原発便乗にも思える。
福島の被災者はどう思っているのだろう?

他にも何とか猪木とか、参院恒例の訳の分からん泡沫も多数当選したようで、だから参院不要と言われる。
何とも馬鹿げた一日。


自民の皮をかぶればワタミでも当選?

2013年07月20日 00時33分38秒 | 思ったこと
そういや、参議院選挙が近い。
一応、出る事になっているので不在者投票を済ませてきた。
大体、何事にも皮肉を言いたくてずっと我慢していたが、ちょっとだけ書いておうこうと思う。

報道を見る限り、自民、自民の昨今。確かに、民主はひど過ぎた。
かと言って、自民になって復興は加速したのだろうか?
予算額の問題では無く質の問題。復興庁の在り方、全く役に立たない環境省、少ししか役に立たない農水省は相変わらず好き勝手に愚策をまき散らしてはいないだろうか?

どうも、アベノミの語る程には物事が好転していないように思える。
アベノミは優秀な取り巻きに囲まれている時は非常に安泰なのだが、出来の悪い取り巻きが増えると途端に始末が悪くなる。
脳みそを第三者に委託しているものだから、脳みその質が悪くなるとアベノミ自身もそれに比例して悪くなってしまう。
本来、提言された政策の取捨選択能力が政治家の一つの資質だろうが、何でも受け入れてしまう所に落とし穴があるように思える。例えるならば、いっこく堂の人形のような存在だろうか。

参議院選を見ると、自民にはワタミがいる。ジミンのワタミである。あの不味い飯を平気で出すワタミが。
自民の皮をかぶれば誰でも当選するような馬鹿らしさ、このむなしさはなんだろう。
民主が悪過ぎただけで、自民はそれ程変わってはいない。
とは言え、何年か前は民主の皮をかぶっていれば馬鹿でも当選できる時代だった。
その馬鹿が今回落ちるだけで、今度の選挙で自民の皮をかぶった馬鹿が当選しても次で落とせば良いだけの話。
その頃には、民主党ネズミが逃げ込んでいる大阪の地域政党の維新なんてものも空中分解して消えているだろう。
東京都を放り投げた石原の類は一番あさましい。諸行無常。盛者必衰。

…と、これ位は書いておかないと気が済まない。
それにしても、自民の皮をかぶった連中は開票が楽しみでしょうがないに違いない。
ちゃんと、仕事をしないと次で確実に落ちるのだが、その時はどこか他の党の皮をかぶるつもりだろうか?

一本松

2013年07月13日 16時10分23秒 | 思ったこと
陸前高田の一本松の…模型。
切ないといえば切ない。

でも、募金で作った事には意味がある。
膨大な復興予算からみれば1億5000万円なんて安い。
環境省の馬鹿が口だけ瓦礫処理と言った自治体に配った予算の方がよっぽど問題。
意味の無い自称除染に使われる方がよっぽどの無駄金。

ただ、優先順位を考えると、何が一番先に必要なのだろうか?
住宅を作っても店が無い、店を作っても住人がいない…。

どんどん被災者自身の中で震災が風化してくる。
それぞれが好き勝手に動き出す。
当然なのかもしれないが、そこに「絆」云々と言っていた頃の面影は無い。

そんな人々の目に一本松の模型はどう映るんだろうか?
個人的に、模型をわざわざ見に行きたいとは思わないのだけれど。

震災の後に来るもの

2013年07月01日 00時33分08秒 | 思ったこと
震災一年目は混乱、悲嘆がありつつも困難に立ち向かうという大目標を仰ぎ見る事ができる。
個々の思想はともかく、方向性が定まっているために「絆」という言葉でもあれば世の中が回る。

震災二年目になると、少しずつ復興という言葉が生まれてくる。
同時に、格差が生じ始める。
諦める人、進む人、悩む人に等しく時間と曇った未来が横たわり始める。
震災も次第に風化し始め、「絆」と叫ぶだけでは前に進む事が難しくなる。

そして、今、震災三年目。
復興よりも格差の広がりが深刻になりだす。
金はあっても活用が上手くいかなくて死に金になったり、特定の人々の資金享受が嫉妬や反発を生む。
さらに、行政とその土地に住む人、何も失わなかった人と全てを失った人、生きがいを見出した人と
日々苦しむ人、親戚、友人、家族間などでの反発、離間が起きる。

「絆」の魔法も解け、被災者自身ですら震災の記憶が風化し始める。
感情と感情のぶつかり合いは収拾のつかない状況になる。
これから溝がどんどん大きくなる事を覚悟しつつ、生きていくしかない。