HP簡単作成サイト
//今日の産経新聞12版20ページにHP簡単作成サイト
「難しくて」「コストかさむ」・・・・・そんな中小企業に//
という見出しで無料で15分程度でホームページが出来るサービスが立ちあがったという記事が出ていた。
最近ホームページを簡単に作るツールが色々と開発されてきている。
公的機関でもホームページ作成講座には補助金を出したり
自ら外部講師を頼んでホームページ作成の講座を行っている。
だが、最終的にホームページが作れないでいるひとも結構いる。
結局は、講師や公的機関にホームページ作成を頼んで作ってもらうようになるのが大半である。
例えば、最近はパソコンでチラシ作りの講座も流行っているが
なかなか、効果のあるキャッチフレーズを考えたり、色彩を考えたりすることが得意でない人がいるというか
大部分の人は不得意である。
結局、専門業者に頼む事ならざるを得ない。
年賀状を作るようににはいかないのが実態であろう。
結局、チラシ作りの方法を習いにきて、最後にはやっぱり専門業者に頼むことになる。
今回のホームページを無料で作れますというサイトも同じように、気の利いたフレーズや店の売りを表現する方法は最終的に機械では出来ない事になる。
「ホームページを簡単に作れます」という商売は結局はホームページ作りの需要を掘り起こす手段なのではないだろうか。
公的機関でおこなうホームページ作成講座も、ホームページ作成の需要を掘り起こし
最終的には講師の会社でホームページを作ってもらう。
すなわち注文取のお手伝いを公的資金を使って行っているような格好になって来ている。
普通、公的機関での外部講師は、講義が終わると新幹線に乗ってさっさと帰る人がほとんどであるが
ホームページ作成会社の講師はちょっと変わっている。
宴席を用意して貰って
カラオケを一緒に歌い、サービスにこれ務める。
おまけに朝4時起きで早朝撮影会となる。
これで大概の人はコロッと行かれてしまう。
すごい先生だということになる。
なんの事はない、最終的にホームページ作成を受注するための営業活動だったのである。
作成費は大したことはないとしても運用費が毎年入るとなれば彼の会社としては重要な収入源である。
涙ぐましいサービスをする事になる。
その先生の、従業員まで来て、宴席で猿のような奇声を発してサージスに努めた事にはわらっちゃいました。
公的機関の指導員も、個別指導とかいって、お先棒を担いで営業して回っているようである。
まあ、ホームページを簡単に作る方法は最近では色々あるが
営業効果が出るページを作るのは難しい!
問題はSEOである。
例えば、ケーキ屋さんがホームページを作った場合に
「クリスマスケーキ ○○市」で検索した時に1ページから2ページ目に出てこないと営業効果はない事になる。
かの公的機関の外部講師はSEOが売り物よく講義にも取り上げているので
さぞSEO的に上位になるホームページを期待して頼んだ人が多かったが
「全然検索エンジンに引っ掛からない!」
「営業に役に立ってない!」と悩んでいる人もいるようである。
今回の記事の「ホームページが15分で出来て、運用費が1年間無料です!」というたい文句で立ち上げたサイトは
一年経って、その後始末はどうするんだろうか。
段々、営業に役に立たない事が分かってくる。
いざ、一年経って、有料サービスを申し込む人がどれだけいるのか
ビジネスモデルとして回ってゆくのか心配である。
この記事を書いた記者がどのていどホームページの事を勉強し書いたのか
1年後には立派なサイトに生長している事を期待するものである。