特に立入りを禁止になっているふうでもないのだが、素朴な疑問として、足を踏み入れていいものだろうかー紀尾井町のお堀。
ゆるい傾斜は、人の手の入っていない鬱蒼感がある。思い切って堀まで降りていくと、水際のわずかな平地に小さな花が咲き、茶色の羽に綺麗な藍色をまとった蝶が乱舞している。都心にあって稀な景観で悪くないのだが、なぜかあまり留まるような気にならない不吉さのようなものを感じるのはなぜだろうか。
ゆるい傾斜は、人の手の入っていない鬱蒼感がある。思い切って堀まで降りていくと、水際のわずかな平地に小さな花が咲き、茶色の羽に綺麗な藍色をまとった蝶が乱舞している。都心にあって稀な景観で悪くないのだが、なぜかあまり留まるような気にならない不吉さのようなものを感じるのはなぜだろうか。