SAMURAI・コーチング!

戦国武将は、なぜ茶の湯に魅せられたのか?茶室で男は、日本男児になる!
喧騒から静寂へ…~SAMURAIたちの世界~

お茶会、! 初めてでも大丈夫です~♪

2024年06月21日 | 御茶会に行きましょう
  初めてのお茶会は、不安ですよね?


行ってみたいけどどうしたらいいの?

お作法は、なんとなくわかるけど、・・・


やっぱり、不安?


そんな時、
ご一緒してくださる方のなさり方、言葉遣い、しぐさに合わせましょう!

相手に合わせるのは、本当にすぐに仲良くなれる魔法なのです!

そうです、相手にペースを合わせるから、ペーシングといいますね!

実は、相手に合わせるペーシング (ペースを合わせるので、ペーシング)

はどこでも使えて、便利です。


初対面の時には、少し様子を見ながら相手にペース、調子を合わせます。

 姿勢、動作表情声の調子話し方。

自分に合わせてくれる人に、私たちは好意を感じます。

対立してくる人より、同意、同調してくれる人には、警戒心を持ちません。

自分と同じ種類、自分の味方だと感じるからです。

最初は、少しずつ、首の角度や、手の位置、さりげなく合わせます。

互いが同調していい感じになってくるとお相手は、どんどん話しはじめます。


そうなったら、お互いにハートとハートがオープンになって一体感が感じられる状態です。

    相手に合わせる、 相手に添ってゆく。

 
そうするとなんと今度は、お相手があなたに合わせてくれます。
         
                  ⚡

             逆転が起こるのです。

一体感が生まれると、どちらがリーダーでどちらがフォロワーか、わからなくなってくるのです。

         ワンネス、一体感💖がうまれたのです。

 私たちは今、自分自身を主張することばかりに意識が行っていて、

相手に添うということを置き忘れてきたような気がいたします。

 ペースを合わせる。相手に添う。それだけのことでどんな方とも信頼関係、居心地のいい関係が作れるとしたら、やってみる価値があると思いませんか。
      
   1.動作を合わせる。

 同じようにお辞儀をし、同じように座り、ボディランゲージを合わせる。

お辞儀は最も大きな全身を使った自己表現ですから、効果的です。

手の動き、首の角度、うなずき方、足の運びなど茶室では同じように動くので、

自然にペースが合い、一体感・信頼の和・ラポールが取れてゆきます。


   2.言葉を合わせる。

 同じような声の調子で、同じような速度で、穏やかに、和やかに、

 お客様は、互いに声をかけます。

「お先に」
 自分の次の方に、「お先にいただきます。」と声を掛けます。

 正客は次客に、次客は三客に、という具合です。

「お相伴いたします」

「ご一緒にいただきます」

「お点前、頂戴いたします」

 お茶をたててくださった方への挨拶です。
   
  3.呼吸を合わせる。

 息が合う。究極のペーシングです。

亭主がゆったりと点前を行っているのを無言で見ている一同は、

軽いトランスに入ります。

 特に濃茶席🔹では、無言で行われるのですから、尚更です。
                 🔹お茶には、薄茶(おうす)と濃茶(ペースト状)が あります。

結果として呼吸も合ってきます。

またその後の薄茶席は、和やかで、朗らかな雰囲気です。

思わず微笑みもこぼれるでしょう。

笑うと同じ呼吸になりますから、笑いはラポールの特効薬です。 

 主客は、互いに調和をとること、互いにペースを合わせることによって、

心が一つになってゆくのですね?

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