Manilog ~ マニログ

台湾,旅行,グルメ,Barry Manilow大好きなsenchanです。
フジのX-H2で写真も撮っています

Here Comes The Night - Barry Manilow

2005-07-10 | Barry
私が高校生の時「東京国際音楽祭」と言うテレビ番組があってそのときのスペシャルゲストがバリー・マニロウでした。(その時のグランプリはライオネル・リッチーでした。)ラジオでその頃流行っていた"Some Kind Of Friend"(邦題:君は恋フレンド)や"You're Lookin' Hot Tonight"(邦題:君はルッキンホット)などを聞いたことはあったものの、実物が歌う姿を見たことがなく、何となく見たのです。それで"Even Now"などのバラッドを生真面目にそして一生懸命に歌う姿を見て、アメリカのエンターテイナーって凄い!と感動したのが私がバリーに嵌ったきっかけでした。
それで初めて買ったのがヒア・カムズ・ザ・ナイト↓です。当時古いステレオはあったのですが、カセットで買ったんですよ。
ヒア・カムズ・ザ・ナイト
バリー・マニロウ
BMGファンハウス

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ポインター・シスターズも歌おうと思っていたと言うモータウン系の"I Wanna Do It(With You)"(邦題:恋はドゥ・イット)や君は恋フレンドなどのキャッチーなポップスは勿論のこと、"Gettin' Over Losing' You"(邦題:想い出はてしなく)や"Stay"、世界的なヒット"Memory"など聞き易いバラッドが心地よく、ここから私のバリー・ライフが始まっていきます。バリーの音楽性は全方位だとよく言われますが、このアルバムにも"I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter"(邦題:手紙でも書こう)のようなスタンダード曲もあり、ポップスの玉手箱のようでした。だから後にジャジーなアルバムを数枚出していますが、当然の流れのように感じられます。

恐らく、古くからのファンにとっては若干ロック色が強く、戸惑った方も多かったのかも知れませんが、日本での知名度を一気に広めたアルバムでもあります。恋はドゥ・イットは堤大二郎さん(「君とDo It」と言うタイトルで)に、メモリーは石川ひとみさんに、素敵なサム・ガールは堀ちえみさんにカバーされていました。私にとっては、「始まり」の記念すべきアルバムです。

このアルバムから(当時はお金もなかったので)、デビュー盤などに遡ってLPを当時出来たてのレンタルレコード屋さんから借り漁るようになり、ますますバリーの音楽性に嵌ってしまうようになりました。それでようやくバリーがベット・ミドラーの音楽監督兼ピアニストとして共演していたときに、現Jレコーズ社長で今ロッド・スチュアートにアメリカン・スタンダードを歌わせて改めてプロデュースの才能が見直されている、クライブ・デイヴィスに見出され、ホイットニー・ヒューストンが出現するまで70年代~80年代初期のアリスタレコードを引っ張っていた大スターであることを知ることになります。

最近、ジャネット・ジャクソンがティーンエイジャーの頃、バリー・マニロウが彼女のアイドルだったと語っています。
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Comments (15)
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