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映画 許されざる者

2013-09-23 21:55:32 | 映画・本・ドラマ
映画 許されざる者の試写に行ってきました。
レポ遅かったので、もう一般上映始まってますね。


渡辺謙主演の、明治初期を舞台にした時代劇で、名作のリメイク という前提知識だけで見にいきました。

まず最初に…
この作品はPG12指定(12歳以下は保護者同伴の元)という年齢制限がついています。
暴力描写もあるのですが、差別的発言が多いせいなのが大きいのではないかなぁと。
時代的には当然でも、現代では絶対NGなものが始まった直後からどんどんと。
その辺の判断がつかない子供が一人で見るのは確かに危険だと思うので妥当な指定かなと思います。


物語のはじめから、いくつもの場面が入り乱れるので少し状況が把握しづらいかも。

話の動き出すきっかけは、女郎宿で起こります。
酒の上での軽口に腹を立てた男たちが、女郎の顔を切り刻む狼藉に出ます。
本来ならばしかるべき機関に送られ裁きを受けるべきところを、町長である大石が、馬数頭を入手することを条件に許してしまいます。
怒りが収まらない女郎たちは、男たちに賞金をかけます。

この物語の主人公 十兵衛は、かつて人斬りとして恐れられていましたが、亡き妻と「もう人は斬らない」と約束し、遺児たちとつつましく暮らしています。
そこへ現れたのが、かつて十兵衛の仲間だった金吾。
賞金首の話を持ってきました。
一度は十兵衛は、妻との約束を理由に話を断ります。しかし、作物の不作で冬を越せそうにないことから、襲撃に加わることになります。

最初は十兵衛も「何をされても」刀を抜かないままなのですが、あるきっかけで豹変します。
そこにいたるまでが壮絶としかいいようがない。

見ごたえのある作品ですが、みんなでわいわい見に行くのには向かないかと。
一人、もしくは少人数でじっくり見るのがいいと思います。

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