京都市下京区朱雀裏畑町32 「喫茶ナス」 【1890】
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JR山陰本線「丹波口駅」を下車し、高架橋に沿って千本通を七条通まで進み右に折れ西大路方向へ約400㍍西進した、ちょうど中央卸市場のはす向かいに在る草臥れたアーケードの一角に佇む、カレーが美味しいと評判の懐かしの喫茶店です。
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それこそ外観から受けるイメージとドンピシャのノスタルジックな店内に、おやじは一気に40年ほど遡り、初めて苦い珈琲を口にした、詰襟学ランのピュアな頃に戻ったような気分になりました。
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情景とシンクロしているかのように往年のジャズが流れ、しっとりじっくり、ひと時を過ごすことができます。
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昔の純喫茶って、照明の灯りがぼんやりと浮かぶ場末の雰囲気を醸し出している、このようなお店が多かったですよね(今ではホント少なくなりました)
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メニュー表①
看板のカレーはオリジナルからエビフライまで、7種類用意されています。
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メニュー表②
コチラはシンプルな、いかにも純喫茶らしい飲み物のラインナップです。
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メニュー表③
「北欧紅茶」にも力を入れているんですね。
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メニュー表④
別表にはトッピングと大盛りの金額が記載されています。
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「ポークカツ・カレー 700円」
近年地域おこしの一端を担い人気沸騰中の「ダムカレー」、もしくは京都的にいえば、太閤秀吉が造った土塁の「御土居(おどい)カレー」とも称すべき出で立ちで、先ずは視覚から楽しませてくれ、周りからじわじわと崩していくか、はたまた一気に決壊させるべきかと大いに悩むところです。
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トッピングのポークカツはそれほど厚みは無いものの揚げたての熱々で、欧州カレーに似た深みのあるルーとの相性も抜群で、専門店に負けず劣らずのクオリティーを感じます。 旨い!
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付け合わせのコンソメも、ピリリと生姜の刺激が効いており、カレーのスパイシーさとは違ったコントラストが楽しめVery Nice!
ルーは5㌔の牛骨を使ったスープと、別に半日煮込んだ野菜と果物を裏ごししたものをあわせ、仕上げにスパイスを加え、さらに2日間煮込んだという兄貴直伝の力作だそうです。
今ではそれに兄弟の深い絆が加わっているのですね、、ご馳走様。
☆付近のお出かけスポット・梅小路公園、京都鉄道博物館🚄、京都水族館🐧