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おかきた・岡北(京都市左京区)

京うどんの命である「お出汁」と、それを生かす艶やかな「自家製細麺」のコンビネーションは正に秀逸!


京都市左京区岡崎南御所町34
     「京うどん生蕎麦 おかきた(岡北)」  【1958】



JR京都駅発の京都市営バス「5系統」に乗り、「岡崎公園・動物園前」停留所で下車後、二条通を岡崎通まで進み左に折れ、その約100㍍先右手に佇む、ベンガラ格子と虫籠窓のコントラストが粋な、古都を代表する京うどん専門店です。



今回は大幅にお昼を越えての訪問だったため、流石に行列は途絶えていましたが、お昼前後には双璧であるお隣の「山元麺蔵」さんと共に、とんでもない人が並ぶことでも知られる、超人気店なんですよ。



間接照明に浮き上がる秋草模様の江戸唐紙が贅沢で優美な空間を演出し、さらには木と竹を巧みに組み合わせたお手製の椅子も和モダンチックに溢れ、およそうどん屋さんのイメージから逸脱した趣を漂わせるのに一役買っています。  スバラシイ✨



それでも昭和初期の京町家の面影を、玄関先の筋交いと奥の坪庭に、偲ぶことが出来ます。



お品書き①
鳥なんば、しっぽく、にしんそばと、京らしいはんなりとした逸品が並びます。



お品書き②
特にふわふわの玉子とじのうどんが、此処は有名なんですよ。



お品書き③
熱々のあんかけを、真夏に汗をぶるぶるかきながら食べるのもオツですね。



お品書き④
因みに紅葉マークが、お店のお勧めメニューです。



お品書き⑤
丼物も捨てがたい。  悩む~💛



「海老天ぷらのけいらんうどん 1,200円」

シンプルな出で立ちの中にも雅さが漂う上品なうどんで、いただく前から心がホッコリ和むのを覚えます。   また海老天のみかと思いきや、季節の野菜やキノコの天ぷらも添えてあり、ボリューム感もなかなかです。



一匙餡を掬ってみましょう。   幾層にも旨味が重なる昆布と削り節のお出汁が効いた餡に、ふわとろの玉子が絡んで、胃腸にスッと染みわたっていきます。    美味い 😋



口当たりの良い柔らかな細麺は適度に出汁を含み、これぞ「京のうどんは出汁で食す」のお手本のような逸品でした。   もちろん最後まで飲み干しましたよ!  幸せ (⋈◍>◡<◍)。✧♡


流石に名の知れた名店だけあり、所作に隙がなく丁寧且つ繊細で、京うどんの神髄を堪能することが出来ました。    京都にお越しの際は是非伺って欲しいところですが、殺人的な行列を覚悟する必要がありますので、時間をずらしての訪問をお勧めします。


☆付近のお出かけスポット・平安神宮、岡崎公園、京都市美術館、京都市動物園。

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