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生粉打蕎麦 玄太(京都市伏見区)

十割神話に固執すると、大きな落とし穴が口を開けて待っています。


京都市伏見区魚屋町574 ハイツ桃山
               「生粉打蕎麦 玄太」  【1957】



近鉄「桃山御陵前駅」または京阪「伏見桃山駅」を下車し西に進路を取り、アーケード手前の両替町通を左折し下り、一筋先の魚屋町通を今度は右に折れ、ほどなく右手に見える5階建てマンション1階テナント部分に在る、この9月9日にオープン仕立ての十割蕎麦処兼居酒屋です。



一見寿司屋とも見紛うショウケース付きのカウンター席に、小上がりの座敷という構成からして、粗居抜きで入られたことが容易に想像できます。



また厨房隅には手打ち場が設えてあり、カウンター越しに眺めることが出来ます。  



お品書き①
蕎麦のアイテムがいたってシンプルなのは、居酒屋を兼ねているからでしょうか。



お品書き②
一品メニューはお酒のアテにはよいでしょうが、蕎麦のサブメニューとしては少々値が張ります。



「盛りそば 950円」+「季節の炊き込みごはん 300円」

運ばれてきた盛りそばを見るなり、嫌な予感が、、、💦



田舎蕎麦顔負けの太麺の十割は食感に乏しくボソボソで、醍醐味である「すする」ことが出来ず、石臼挽きの長所を全く生かしきれていません。  またこれで950円は、あまりにもコスパが低すぎます。



穏やかな味わいの炊き込みご飯は具材もたっぷりでよいけれど、ぬか漬けくらいは添えて欲しいところ。


自信がないのならそこは一九か二八にするべきで、それにしたとしてもこの蕎麦粉であれば、クオリティーが十分保てる細麺ができると思います。   ホントこのままでは勿体ない⤵

☆付近のお出かけスポット・御香宮神社、伏見城、寺田屋

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