京都市中京区西ノ京小堀池町7-3
「自家製うどん さんたく (讃匠)」 【1887】

JR山陰本線「円町駅」を下車し、佐井通を御池方向へ約400㍍下り太子通を右に折れ、その先四筋目の西小路通を更に左折した直ぐのところに在る、赤茶色の日本家屋が目印のうどん専門店です。

足元に目を留めると美味しそうにうどんを食べつつ、にこやかに微笑むお地蔵さんがお出迎えしてくれました。
またお地蔵さんの前には2台分の駐車スペースも確保してあり、パーキングに入れるわずらわしさもなく便利です。

暖簾を潜り店内に進むとテーブル席がズラリと並ぶ客間が設けられ、開店直前にもかかわらず粗7割方埋まっていました。

おやじはもちろん単独でしたので、店内奥のカウンター席に通されましたよ。尚カウンター上には本日のおススメが掲げられています。

お品書き①
それぞれ画像で紹介してあり、見易くてOK!

お品書き②
いまどき専門店でワンコインからいただけるとは頭がさがります。

お品書き③
トッピングは天ぷらメインで、サイドメニューもご飯もの3種とシンプルな構成です。

お品書き④
ランチ時にはご飯ものとコラボしたセットメニューがお得です。

「野菜天ぶっかけ 790円」+「炊き込みご飯 250円」
ランチセットも捨てがたかったのですが、野菜天のビジュアルに目を奪われ、それぞれ単品でオーダーを掛けることに。
その炊き込みご飯はジンワリホッコリくる優しい味わいが秀逸で、まるでおふくろの作るお昼を食べているようでした。 旨い!

彩のよい軽やかな食感が楽しめる野菜天と、艶もちのキラキラ光るうどんのコンビネーションは、いかにもインスタ映えする所作であり、食べるのが勿体ないくらいです。

大釜と圧力鍋の2段階で茹で上げるうどんは、ソフトな口当たりを備えつつも、しっかりとしたコシと弾力性を保ち、その新体感の食感に驚愕することしきり。 もちろん小麦粉は香川産100%を使用し、出汁にも讃岐流のいりこをブレンドするなど、基本をおろそかにすることはありません。
なるほど讃岐を本流にしながら京うどんのもちもち感も再現しており、その独創性と研究熱心たるや、間違いなく将来、京都を代表する名店になると確信しました。 一度皆さんも新食感を、是非味わってみてください。 ハマりますよ~♪
☆付近のお出かけスポット・東映太泰映画村、広隆寺