京都市伏見区深草藪之内町68番地 「参集殿」 【1227】
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JR奈良線「稲荷駅」または京阪「伏見稲荷駅」を下車し、第一鳥居を潜り参道を進むと、先ず目の前に秀吉が寄進した朱色の「楼門」が、威風堂々と建っており圧倒されます。
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その楼門から内拝殿へ、その奥に明応8年(1499年)に再建された、重要文化財の「本殿」が座しています。
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拝観した後更に奥に進み「千本鳥居」の入口まで来ました。 此処から稲荷山の山頂に在る「一の峰上社神蹟」まで鳥居が続いていますが、今回は暑さで途中で断念、次回へと持ち越しとします(通常で約2時間掛かります。 意外にヘタレなんです)
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汗を拭き拭き参道横右手に在る、参詣の方々のための宿泊施設「参集殿」に向かいました。
此処は約100名の宿泊が可能ですが、その1階に食堂を完備しており、しかも結構安いんです。
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入口左手のショウウインドウのサンプル。 古き良き昭和の香りがプンプンしますね。
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身体を180度回転するとアナログの「食券売り場」があり、壁面のメニュー表を見つつ、前金で食券を買い求めます。
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食券を片手に、売り場左手奥の食堂へと入って行きます。 此処も昔ながらの「観光地の食堂」の様な雰囲気が漂っており、何故かおやじは、鳥取砂丘に在る食堂とシンクロしました(各テーブルに置いてあるヤカンが「懐かし~い」です)
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「いなり寿司 756円」
「伏見稲荷」と言えば迷うことなくコレでしょう。 一見愛想の無いように見えますが、そのシンプルさには無駄のない美しさを感じます。 添えてある「すまし」は京都らしいはんなりとした薄味仕立てで、一口頂くとホッとします。
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三角山のこれぞスタンダードと言える「お稲荷さん」で、その味わいは昔ながらの「おふくろの優しい味」そのものであり、心がホワンと和みました。
観光地ならチョット割高が当然ですが、此処は大社直営の施設のため、全てが庶民価格で抑えられており(職員さんや、巫女さんも別室で食事を摂られていました)且つ、施設内が広く比較的ゆったり食事が出来、参拝の後の休憩にはピッタリの場所と言えますね。