京都市伏見区村上町364-5 「ラーメン 藤 大手筋店」 【1226】

京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し西へ針路をとり、「大手筋商店街」のアーケード街を直進する。 アーケードの西端まで到達したら、更にそのまま「大手筋通り」を進むこと約300㍍先左手に見える、赤い庇が目印のラーメン専門店です。

「ラーメン藤」といえば、京都を中心に2府4県に26店舗を展開するチェーン店ですが、お店により味と価格に結構変動があると聞き、所謂「縛り」が弱ければ個々の独自性が出るのではと思い、今回訪れてみました。

如何にも「昭和の香り」がするレトロな店内であり、小さい頃の近所のラーメン屋さんに、迷い込んだような錯覚を覚えました。 尚収容能力は約22名とコンパクトな造りです。

メニュー表①
今どきラーメン一杯がワンコインでお釣りが来るなんて、コスパ高過ぎですね。 しかも京都本店のHPを覗いてみると、量を比較したわけでは無いので一概には言えませんが、「並 ¥700」と粗1.5倍します。

メニュー表②
昔のメニュー表は何処もこんな感じでしたね。

「特製ラーメン ¥630」
薄切りの叉焼と九条ネギ、地元伏見が発祥の地である、みどりもやしがタップリのった一杯で、スープも並々と注がれ、この所作にも昔の哀愁が漂っています。
スープは京都ラーメンらしい豚骨の醤油味であり、粘度が無いため獣臭もせずサッパリと頂け良いが、チョイ醤油がキツイかな。 やっぱりコチラも一言で言えば昔風でした。

「餃子 ¥200」
そのお値段からあまり期待はしていなかったけど、皮のつやもち感がトッテモ心地中々の一品でありNISE!
カウンター越しにおばちゃんが、一生懸命具を包む作業をしていたので、本部からの提供では無く各店での手作りで、そこが独自性の表れなんだと納得しました。
財布の厳しいとき、ワンコインで満腹感が味わえる所は早々ありませんので、ホント大助かりです。 こんなチェーン店も在るんですねぇ。