新時代の幕開けとなった昭和53年・駅前再開発をふたたび。
鳥取市栄町760 「浜市③」 【55】
JR鳥取駅北口・目の前「駅前サンロード街」入って直ぐの、老舗お食事処で、久々の夕食をば。
夕飯には若干早い客待ちの店内には、昔寂れた食堂を舞台にしたホームドラマの1シーンのような、手持無沙汰に新聞を読むお母さんがポツン。
さほど慌てた様子もなく、にこやかにお品書きを差し出し、その足で板前さんを2階に呼びに行く一連の所作は、これまで何千回繰り返されたことか。
目に映る献立も、漂う雰囲気も流れる時も、すべてが古き良き昭和の佇まいを纏い、我が身すらあの頃に戻ったかのよう。
少し乱雑なクセのある字体も、スエタ匂いのする食堂では、お決まりのように周囲に馴染み、なつかしい。
「和定食 1,000円」
一品食堂のようにメインと小鉢を、乱雑に数点選んだかのような出で立ちが、ここ数年しっくりくるのは、それだけおやじが歳を取った証拠💕💕💕💕
タラの照り焼きにしかり、白イカのネギ塩炒めにしかり、昔から食べ慣れた家庭の味で、食べ進むうち家族で囲む団欒の様が、堰を切ってよみがえってきます。 うーさーぎ、おーいし、かーのーやーまー🎵🐰🐸🌾🐟🐰🐸🌾🐟
JR山陰本線の高架橋をメインにした、駅前再開発から40数年余り「鳥取にも近代化の波が」と、意気揚々としたのも今は昔。 次なる時代への光明は、未だ見えず。