京都市左京区一乗寺出口町51-2 「Grill にんじん」 【1953】
叡山電鉄「一乗寺駅」を下車し、曼殊院通を詩仙堂方向へと東に進み、白川通を右に折れ下る。 その先二筋目を今度は左に折れ、約100㍍先左手の閑静な住宅街の一角に佇む、紅茶色の洋風建築が目印の、街の洋食屋さんです。
パット見普通の家屋ですので、通りに面したブルーグリーンの看板を頼りに、たどり着くのが良いでしょう。 またお店の前に6台分の駐車スペースが確保してあるのも、高ポイントですね 🚘
アダルトチックなバル的雰囲気が立ち込める店内は、奥の厨房に繋がる逆コの字のカウンター席が中央にドンと構え、脇にはテーブル席が連なっています（一番奥には座敷もあるそうです）
一角に在るワインショップでは、2代目のソムリエが取りそろえた洋食に合うリーズナブルなワインが、販売されています（もちろん店内でもいただけますよ）
メニュー表①
ビーフ、チキン、ポークはもちろんのこと、ラムや鴨まで肉料理に特化したラインナップです。
メニュー表②
街の洋食屋さんの定番の一つ「オムライス」が、不思議なことに此処には無いんですよ。
メニュー表③
一度は食べてみたい平日限定の、小さなコース料理（リッチな気分に浸れるでしょうねぇ）
「日替りランチ 930円」
メインは肉または魚料理の、どちらか一方をチョイスするシステムで、当然ながらお肉の「ローストビーフ」を選択しました💛 尚豚汁は1978年の創業時からランチに添えてあり、当時は大変珍しがられたそうですよ。
旨味がギュッと詰まった、肉汁の滴り落ちるジューシーなローストビーフは、絶妙な口当たりとメリハリの効いたソースとのコントラストが秀逸で、年甲斐もなくガツガツとむさぼり食ってしまいました！ 幸せ～ (⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
以前は京都駅近郊でお店を営んでいたため、土地柄現場作業員の方が多く訪れ、ボリューミーでスピーディーなランチを求められ、その名残が現在にも反映されているのだそうです。 何気に食べているランチにも、奥深いヒストリーが隠されているのですね。
☆付近のお出かけスポット・詩仙堂、八大神社
