八頭郡智頭町智頭1508 「こだぬき亭」 【1954】
JR因美線「智頭駅」を下車し、出入口から宿場町の面影残る旧街道方向へと駅前通りを東進し、千代川に架かる京橋袂を右に折れ、その直ぐ右前方の、格子戸に藍色の暖簾が映える、手打ちうどん専門店です。
真向かいには千代川が緩やかに流れ、対岸には桜並木の堤と、のどかな山あいの風景が広がっています。
そのままの光景が移動してきたかのような穏やかな雰囲気の店内は、昼下がりとあって、ちょうどお客が途絶えたところでした。
総じて町内に在るお店は、どこか懐かしく温かみに溢れ、おじいちゃんやおばあちゃんの田舎家に、戻ってきたような感覚に陥ります。
メニュー表①
先ず目に留まったのが最下段の「茹でに9分、、」の文面で、茹で置きをせず、頑なに基本を守る姿勢が好印象です。
メニュー表②
しかもお値段が、古き良き昭和から止まったまま!
「天ぷら定食 700円」+「うどんの普通サイズ 200円」
ボリューミーなぶっかけに天ぷら、小鉢、茶わん蒸し、ご飯と、これで1,000円でおつりがくるとは想像をはるかに超え、ほんとブッタマゲ!です♪
トッピングに覆いつくされたうどんも、ゆうに通常の1.5倍はあり、女性ならプラスオンせず700円でとどめた方がよいですね。
中平打ちのうどんは適度なコシとともにしなやかさを備え、ツルツルと喉を伝う感触も心地よく、一言「美味い!」(⋈◍>◡<◍)。✧♡
よくある蕎麦屋やうどん屋の歯ごたえのある衣ではなく、サクッとした軽やかな食感と、ジュワッと迸るネタの旨味が秀逸な割烹店のそれに近く、箸を持つ手が止まりません! 幸せ💛
「天おろしぶっかけ 800円」
これまた平皿からはみ出そうなほどのド迫力の天ぷらで、チョイトこれは反則ですよ~(^^♪
手間のかかるオーダー後の茹でにこだわり、脇を固める天ぷらや総菜、茶わん蒸しもきめ細やかで抜かりなく、これはもう一気に惚れ込んでしまいましたよ! 間違いなく県東部でも、3本の指に入る手打ちうどんの名店といえます。 是非!
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