グリコ・森永事件の顛末
警視庁指定広域重要 114号『グリコ・森永事件』の最終時効 2月13日を前にして、江崎グリコの江崎勝久社長は、2/10に大阪の本社で記者会見して『残念の一語に尽きる。時の流れと共に事件の記憶は薄れつつあるが、この経験を通じて企業の危機管理の大切さを学んだ』と語った。一方警視庁の田中節夫長官も同日の定例記者会見の席で『今までの捜査で得た教訓を今後の捜査に生かして行く』と述べて『事実上の敗北宣言』を行った。
江崎社長がこの事件に付いて会見をするのは、1994年 3月の誘拐事件の時効成立以来、6 年振りである。彼は犯人クループに対して言いたい事は、二度とこんな事件を起こしてほしくないと言うことだけと語り、原因はグリコにあるとする『グリコ原点説』に付いてはグリコが事件の切っ掛けとなったことはないと否定し、裏取引したとの一部報道に対しても絶対に無いと断言している。
警視庁は事件を解決に導けなかった原因として
(1) 犯人が用心深く現場での逮捕が出来なかった。
(2) 関係府県警間の合同捜査がスムースに進まなかった。
(3) 大量生産の壁に阻まれ遺留品の購入者の特定が困難であった…との三点を挙げ、関係幹部は、警視庁としての敗北感があると認めている。一連の事件は社長誘拐を含めて 28 件に上るが、既に 24 件に付いて時効が成立しており、1985年 2月12日から 13 日に掛けての、東京と名古屋の青酸入りチョコレート事件などの 4件が、時効を迎えようとしていたのである。
2 月 13 日午前零時を以て、最後迄残っていた1985年 2月の東京三か所と名古屋一か所の青酸入りチョコレートばらまき事件が15年の公訴時効を迎え、28件全ての時効が成立し、広域重要指定事件で初めての汚点を残した。犯人グループは『怪人 21 面相』を名乗ってマスコミ等に挑戦状を送り続けて社会を不安に陥れ『劇場犯罪』と言う言葉までが生まれた。この犯罪史上例のない特異な事件は、警察の威信を懸けた捜査にも拘らず、未解決のまま幕を閉じる。
一連の事件は1984年 3月 18 日に起きた江崎勝久・クリコ社長の誘拐事件が発端である。江崎社長はこの誘拐から3 日後、監禁されていた大阪府茨木市の水防倉庫から自力脱出したが、犯人らはグリコ本社などへの放火、グリコ製品への青酸混入による脅迫などと犯行をエスカレートさせて、執拗に現金を脅し取ろうとした。更に丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家などにも脅迫を拡大し、被害企業は六社に及んだ。報道機関へも次々と挑戦状が送られ、1984年 10 月には京阪神と名古屋のスーパーに青酸ソータ入りの森永製品がばらまかれ、この結果として森永製品は店頭から撤去された。1985年 8月、犯人らは最後の挑戦状で犯行終結宣言を出し動きは止まった。一連の事件では府県警間の縄張り意識等も影響して、捜査情報の共有や現場での連携がスムースに行われず、警察当局が抱えていた広域捜査の弱点が浮き彫りにされた。この事件を機に、都道府県の枠を越えて活動する広域機動捜査班などの組織が各警察本部に発足し広域捜査の体制が整備された他、盗聴できないデジタル無線体制の確立等、捜査資器材の充実・改善も進んだ。
この事件で犯人らがタイプライター等を使って発した脅迫状は71通、指示書を含めると実に165 通に上る。警察は延べ130 万人の捜査員を投入し、事情聴取や身辺捜査の対象になった人は、125.000 人もいる。それにスキー帽、バック、携帯無線機などの遺留品は 300種類、約 600点もあったが、いずれも犯人の特定には結び付かなかった。捜査当局は、捜査員が現場で目撃した『キツネ目の男』の似顔絵、防犯カメラに捕らえられた青酸菓子を置く『ビデオの男』の写真、男女の脅迫テープの声を公開し、28.300件の情報が寄せられて捜査線上に浮かんだグループは 130にも上るが、いずれも決め手が無く事件は無関係とされた。
この事件の後、1990年代になると警察力強化の真価が問われる事件が続発する。1994年の富士フィルム専務殺害事件では、警視庁と大阪府警の合同捜査で実行犯の逮捕にこぎ着けたし、翌年のオーム真理教の捜査では、警視庁、山梨県警、静岡県警による空前の合同捜査が教団の実体解明に寄与している。そして外国人などによる広域窃盗事件も、警視庁の指導による共同捜査体制の進展で次々と摘発されている。
今回時効を迎えたが、民法の損害賠償請求権の消滅は 20 年であり、被害企業は2005年の 8月まで請求可能である。因みに賠償対象と見られる1985年 3月期の売上高減小額は、前年同期比で 243億円、同じく森永製菓は 231億円である。
［全 28 件内訳］
①1984-3-18 ～21…江崎グリコ社長身の代金目的誘拐事件
②1984-4- 2 ～15…江崎グリコ恐喝未遂事件（一回目）
③1984-4-10 ………江崎グリコ本社放火事件
④1984-4-16 ………あけぼの橋下・濃硫酸放置事件
⑤1984-4-22 ～27…江崎グリコ恐喝未遂事件（二回目）
⑥1984-5-20 ～26…江崎グリコ恐喝未遂事件（三回目）
⑦1984-5-30 ～6-2 …江崎グリコ恐喝未遂事件（四回目）
⑧1984-6-2…………アベック襲撃強盗傷害事件
⑨1984-6-22 ～28…丸大食品恐喝未遂事件（一回目）
⑩1984-7- 3 ～16…丸大食品恐喝未遂事件（二回目）
⑪1984-9-12 ～18…森永製菓恐喝未遂事件（一回目）
⑫1984-10-7 ………兵庫県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑬1984-10-7 ………京都府内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑭1984-10-7 ～8 …大阪府内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑮⑯1984-10-8 ……愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑰1984-11-7 ～14…ハウス食品恐喝未遂事件（一回目）
⑱1984-11-13………ハウス食品自動車窃盗事件
⑲1984-11-1 ～30…森永製菓恐喝未遂事件（二回目）
⑳1984-12-7 ～28…不二家恐喝未遂事件
21 1985-1-16 ………読売新聞大阪本社前青酸菓子放置事件
22 1985-1-26 ～29…ハウス食品恐喝未遂事件（二回目）
23 1985-2- 6 ～8 …江崎グリコ恐喝未遂事件（五回目）
24 1985-2-12 ………東京都内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
25 1985-2-12 ………愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
26 1985-2-13 ………愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
27 1985-2-13 ………東京都内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
28 1985-3-6～8 ……駿河屋恐喝未遂事件
これらの事件は多くの人の人生を翻弄したし、企業トップの信念を垣間見る事ができた。1984年11月、滋賀県警のパトカーがグリコ・森永事件の犯人を取り逃がし、批判の集中火を浴びたとき、県警本部長の山本昌二は責任は自分にあると記者会見で表明した後、『肩身の狭い思いをさせて済まない』と兄に電話し、公社で焼身自殺した。また、自宅に脅迫文を送り付けられ、事件に翻弄された不二家の元役員は、病死したが、その妻は今でも
『夫は殉職した』と当時の苦労を引きずっている。
一連の捜査に於ける関係所轄は、グリコに要求された三億円引き渡しで、大阪府警が、脅迫されて受け渡し役をやらされた男を犯人として逮捕した事から警視庁主導に移った。
その後、丸大食品事件で大阪府警は、狐目の男に辿り着いたが、職務質問すら警視庁の意向を一々問いただしていたため、みすみす取り逃がしている。その頃は『不審者にはすぐ手を出さず徹底追尾してグループを一網打尽にせよ』が警視庁方針であったからである。このような幾重にも絡み合った『呪縛』が６都府県警の捜査員の足枷となっていた。
日本タイプライター社の和文タイプ『パンライター』が犯行に使われたが、９ポイント細丸ゴシック活字と判明し、５千台を追跡した。そして遂に２０台まで絞り込み捜査員４０名で最後の追跡をしたが、最後の一台の購入者『山下を名乗る男』が掴めず、線が切れて関係者は無念の涙を飲んでいる。
森永事件で矢面に立ったのは、副社長の高木貞雄であり、対応は素早かったが、同社の合い言葉『正しい経営』の延長線上での対応であり『悪を利する行為は、企業の社会的責任を放棄するに等しい』との確信を貫き、何をそんなに頑張るのか？との裏取引を勧める財界の声にも耳を貸さなかった。
不二家が脅迫を受けたのは、クリスマス商戦の直前であり、これに屈すれば繰り返し脅迫される、しかし拒否すれば商戦は壊滅すると言う岐路で、独断で全てを決めたのは社長の藤井総四朗であり、決意は決まっていたが『要求を飲む事には反対』と言う警察側の意向に従うとして困難な社内意見を旨く纏めた。
江崎グリコの江崎勝久社長は、本人脱出に絡んだ執拗な裏取引説に付いては、語気を強めて何度も否定しているが、それを証明するための犯人逮捕が出来ないのを誰よりも悔しがって居る。
警視庁指定広域重要 114号『グリコ・森永事件』の最終時効 2月13日を前にして、江崎グリコの江崎勝久社長は、2/10に大阪の本社で記者会見して『残念の一語に尽きる。時の流れと共に事件の記憶は薄れつつあるが、この経験を通じて企業の危機管理の大切さを学んだ』と語った。一方警視庁の田中節夫長官も同日の定例記者会見の席で『今までの捜査で得た教訓を今後の捜査に生かして行く』と述べて『事実上の敗北宣言』を行った。
江崎社長がこの事件に付いて会見をするのは、1994年 3月の誘拐事件の時効成立以来、6 年振りである。彼は犯人クループに対して言いたい事は、二度とこんな事件を起こしてほしくないと言うことだけと語り、原因はグリコにあるとする『グリコ原点説』に付いてはグリコが事件の切っ掛けとなったことはないと否定し、裏取引したとの一部報道に対しても絶対に無いと断言している。
警視庁は事件を解決に導けなかった原因として
(1) 犯人が用心深く現場での逮捕が出来なかった。
(2) 関係府県警間の合同捜査がスムースに進まなかった。
(3) 大量生産の壁に阻まれ遺留品の購入者の特定が困難であった…との三点を挙げ、関係幹部は、警視庁としての敗北感があると認めている。一連の事件は社長誘拐を含めて 28 件に上るが、既に 24 件に付いて時効が成立しており、1985年 2月12日から 13 日に掛けての、東京と名古屋の青酸入りチョコレート事件などの 4件が、時効を迎えようとしていたのである。
2 月 13 日午前零時を以て、最後迄残っていた1985年 2月の東京三か所と名古屋一か所の青酸入りチョコレートばらまき事件が15年の公訴時効を迎え、28件全ての時効が成立し、広域重要指定事件で初めての汚点を残した。犯人グループは『怪人 21 面相』を名乗ってマスコミ等に挑戦状を送り続けて社会を不安に陥れ『劇場犯罪』と言う言葉までが生まれた。この犯罪史上例のない特異な事件は、警察の威信を懸けた捜査にも拘らず、未解決のまま幕を閉じる。
一連の事件は1984年 3月 18 日に起きた江崎勝久・クリコ社長の誘拐事件が発端である。江崎社長はこの誘拐から3 日後、監禁されていた大阪府茨木市の水防倉庫から自力脱出したが、犯人らはグリコ本社などへの放火、グリコ製品への青酸混入による脅迫などと犯行をエスカレートさせて、執拗に現金を脅し取ろうとした。更に丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家などにも脅迫を拡大し、被害企業は六社に及んだ。報道機関へも次々と挑戦状が送られ、1984年 10 月には京阪神と名古屋のスーパーに青酸ソータ入りの森永製品がばらまかれ、この結果として森永製品は店頭から撤去された。1985年 8月、犯人らは最後の挑戦状で犯行終結宣言を出し動きは止まった。一連の事件では府県警間の縄張り意識等も影響して、捜査情報の共有や現場での連携がスムースに行われず、警察当局が抱えていた広域捜査の弱点が浮き彫りにされた。この事件を機に、都道府県の枠を越えて活動する広域機動捜査班などの組織が各警察本部に発足し広域捜査の体制が整備された他、盗聴できないデジタル無線体制の確立等、捜査資器材の充実・改善も進んだ。
この事件で犯人らがタイプライター等を使って発した脅迫状は71通、指示書を含めると実に165 通に上る。警察は延べ130 万人の捜査員を投入し、事情聴取や身辺捜査の対象になった人は、125.000 人もいる。それにスキー帽、バック、携帯無線機などの遺留品は 300種類、約 600点もあったが、いずれも犯人の特定には結び付かなかった。捜査当局は、捜査員が現場で目撃した『キツネ目の男』の似顔絵、防犯カメラに捕らえられた青酸菓子を置く『ビデオの男』の写真、男女の脅迫テープの声を公開し、28.300件の情報が寄せられて捜査線上に浮かんだグループは 130にも上るが、いずれも決め手が無く事件は無関係とされた。
この事件の後、1990年代になると警察力強化の真価が問われる事件が続発する。1994年の富士フィルム専務殺害事件では、警視庁と大阪府警の合同捜査で実行犯の逮捕にこぎ着けたし、翌年のオーム真理教の捜査では、警視庁、山梨県警、静岡県警による空前の合同捜査が教団の実体解明に寄与している。そして外国人などによる広域窃盗事件も、警視庁の指導による共同捜査体制の進展で次々と摘発されている。
今回時効を迎えたが、民法の損害賠償請求権の消滅は 20 年であり、被害企業は2005年の 8月まで請求可能である。因みに賠償対象と見られる1985年 3月期の売上高減小額は、前年同期比で 243億円、同じく森永製菓は 231億円である。
［全 28 件内訳］
①1984-3-18 ～21…江崎グリコ社長身の代金目的誘拐事件
②1984-4- 2 ～15…江崎グリコ恐喝未遂事件（一回目）
③1984-4-10 ………江崎グリコ本社放火事件
④1984-4-16 ………あけぼの橋下・濃硫酸放置事件
⑤1984-4-22 ～27…江崎グリコ恐喝未遂事件（二回目）
⑥1984-5-20 ～26…江崎グリコ恐喝未遂事件（三回目）
⑦1984-5-30 ～6-2 …江崎グリコ恐喝未遂事件（四回目）
⑧1984-6-2…………アベック襲撃強盗傷害事件
⑨1984-6-22 ～28…丸大食品恐喝未遂事件（一回目）
⑩1984-7- 3 ～16…丸大食品恐喝未遂事件（二回目）
⑪1984-9-12 ～18…森永製菓恐喝未遂事件（一回目）
⑫1984-10-7 ………兵庫県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑬1984-10-7 ………京都府内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑭1984-10-7 ～8 …大阪府内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑮⑯1984-10-8 ……愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
⑰1984-11-7 ～14…ハウス食品恐喝未遂事件（一回目）
⑱1984-11-13………ハウス食品自動車窃盗事件
⑲1984-11-1 ～30…森永製菓恐喝未遂事件（二回目）
⑳1984-12-7 ～28…不二家恐喝未遂事件
21 1985-1-16 ………読売新聞大阪本社前青酸菓子放置事件
22 1985-1-26 ～29…ハウス食品恐喝未遂事件（二回目）
23 1985-2- 6 ～8 …江崎グリコ恐喝未遂事件（五回目）
24 1985-2-12 ………東京都内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
25 1985-2-12 ………愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
26 1985-2-13 ………愛知県内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
27 1985-2-13 ………東京都内青酸菓子ばらまき殺人未遂事件
28 1985-3-6～8 ……駿河屋恐喝未遂事件
これらの事件は多くの人の人生を翻弄したし、企業トップの信念を垣間見る事ができた。1984年11月、滋賀県警のパトカーがグリコ・森永事件の犯人を取り逃がし、批判の集中火を浴びたとき、県警本部長の山本昌二は責任は自分にあると記者会見で表明した後、『肩身の狭い思いをさせて済まない』と兄に電話し、公社で焼身自殺した。また、自宅に脅迫文を送り付けられ、事件に翻弄された不二家の元役員は、病死したが、その妻は今でも
『夫は殉職した』と当時の苦労を引きずっている。
一連の捜査に於ける関係所轄は、グリコに要求された三億円引き渡しで、大阪府警が、脅迫されて受け渡し役をやらされた男を犯人として逮捕した事から警視庁主導に移った。
その後、丸大食品事件で大阪府警は、狐目の男に辿り着いたが、職務質問すら警視庁の意向を一々問いただしていたため、みすみす取り逃がしている。その頃は『不審者にはすぐ手を出さず徹底追尾してグループを一網打尽にせよ』が警視庁方針であったからである。このような幾重にも絡み合った『呪縛』が６都府県警の捜査員の足枷となっていた。
日本タイプライター社の和文タイプ『パンライター』が犯行に使われたが、９ポイント細丸ゴシック活字と判明し、５千台を追跡した。そして遂に２０台まで絞り込み捜査員４０名で最後の追跡をしたが、最後の一台の購入者『山下を名乗る男』が掴めず、線が切れて関係者は無念の涙を飲んでいる。
森永事件で矢面に立ったのは、副社長の高木貞雄であり、対応は素早かったが、同社の合い言葉『正しい経営』の延長線上での対応であり『悪を利する行為は、企業の社会的責任を放棄するに等しい』との確信を貫き、何をそんなに頑張るのか？との裏取引を勧める財界の声にも耳を貸さなかった。
不二家が脅迫を受けたのは、クリスマス商戦の直前であり、これに屈すれば繰り返し脅迫される、しかし拒否すれば商戦は壊滅すると言う岐路で、独断で全てを決めたのは社長の藤井総四朗であり、決意は決まっていたが『要求を飲む事には反対』と言う警察側の意向に従うとして困難な社内意見を旨く纏めた。
江崎グリコの江崎勝久社長は、本人脱出に絡んだ執拗な裏取引説に付いては、語気を強めて何度も否定しているが、それを証明するための犯人逮捕が出来ないのを誰よりも悔しがって居る。
元気にしてるといいな。