シルクロードNo7 (完)

2018-11-10 08:47:11 | 旅行

大雁塔に行く前に日本人が行く場所、青龍寺を見学する。何故?空海和尚が平安時代に

唐の国長安(西安)で修行した寺が青龍寺です。1000年も前の話ですから以後色々な

お坊さんが居られたでしょうが、何故か空海和尚(弘法大師)の事が強調されている。

        

石の板に空海の事が書いてあるが残念ながら読めない!

下の絵が空海和尚です。

 

青龍寺は四国48箇所の最初の寺で零番所だそうです。

だから48箇所の巡礼の最後がここのお寺で締めくくるのだそうです。

 

日本人が建てたのか立派な石塔が立っている。

 

西安に行けば必ずこの大雁塔の見学に来る。ピサの斜塔のように

少し傾いている。境内にお店が有るわけでもないのに浅草の仲見世

のように凄い人込みです。又、大雁塔に登れるそうで、我がツアーの

連中も何人かは塔の屋上まで登って来た。我が妻も登りました。

でも、私は階段で上までは自信が無いので遠慮した。下の広場で

人込みをただ眺めていた。今、考えると無理でも登ればと後悔する。

 

今回の旅行の締めくくりは明代の城壁で終了する。周囲13.7km

中国を代表する城壁都市だそうです。

 

私のお土産、兵馬俑の人形です。右から、兵(兵隊)、馬、俑(偉い人)

だそうです。

 発掘現場の土で作ったと言う証明書です。その為か包装を開けたときは臭い臭いが

した。青龍寺で買った白檀の線香で燻したら臭いが無くなった。

 

 次のお土産、敦煌の洞窟の絵の全集です。洞窟内は撮影は禁止

ですから、この本しか頼れない!左はトルハンで買った栞です。

台紙にピッタリくっ付いているので剥がしたら栞迄破損した。

魚眼加工した写真です。(光線で上手く撮れないので )

 

此れが妻にプレゼントしたネックレスです。

 

夜光杯の盃、よくよく見ると斜めに筋が有りヒビが

は入っているように見える。石を削ったのだから仕方

無いのかな?乾杯すると爽やかな良い音がする。

 今回は成田を飛びだし上海で国内線に乗り継ぎ、蘭州で下ろされ又、同じ飛行機に乗る。そうしてやっと烏魯木斉に到着する。其の度に荷物は全部持って降りる。席は同じ場所なのだが納得いかない。セキュリテェイのせいか西に行くほど厳しくなる。上海から乗った中国人の叔母さん、リックを持って窓側に座りウロウロしてたから、手招きで棚に荷物を上げようかと言ったら拒否された。それからが大変です。中国語で何だかんだと言ってくる。仕方なく電子辞書を出して何とか分かったような分からないような会話をした。その内に私をアメリカ人かと言って来た。日本人、Japan,言っても通じない。中国語でリーベンと言う言葉が聞こえてきた。そう、リーベン(日本人)とやっと通じた。それから手真似足まねで会話をし話しが途切れたから寝ようとすると、私の横腹をツンツンと突っ突いて又始まる。妻も私が困っているのを面白がっている。其の叔母さんの仲間が我々の周りに大勢いた。叔母さんが外人と仲良くなったと自慢してるようだ。私と妻は上海で夕食をしたから、機内食は食べれなかった。キャビンアテンダントに帰そうとしたら、叔母さん妻の分まで全部家のお土産に持って行くと言い出して私と妻は分、全部袋に入れてしまってニコニコしてる。こんな事は初めての経験でした。烏魯木斉で叔母さんも降り握手迄して降りて行った。その手の感触は労働者の手、皮が厚い感触でした。仲間で上海へ旅行しに来たのでしょうね?成田午前11時発、烏魯木斉翌日の午前1時ナガーイ一日でした。

 

 

 


シルクロードNo6

2018-11-07 11:48:49 | 旅行

朝食6:00、ホテルの部屋から市内を眺める。烏魯木斉と違い警官の姿は見当たらない。

中国全体が厳しいセキュリティーではないようだ。余りにもセキュリティーが厳しいと

煩わしく成り、又、来ようと言う気には成らない。私だけかな、そんな気持ちに成るのは! 


    西安ホテルから市内風景          ホテル前広場

        

         

               ホテル正面玄関

      

 

    出発8:00兵馬俑抗博物館へ行く。私は約10年前かな一度兵馬俑に来た。外観はその時とあまり違いが

    無いが、建物が増えたように感じる。又、発掘場所がかなり広がったように感じた。 

    

 

    

                            10年前は半分くらいの発掘だけだった。

                            今は、3/2位発掘が進んだようだ。

    

 

    

   

                             色が付いてる埴輪が出たので、剥げ

                             ないよにうにテープでグルグル巻き

                             にして有る。

          

   

                      発掘作業中です。

    

 

     

 

    

                 

 

           博物館を出た所にこの様な字を書いた「きしめん」のような

           食べ物を売っていた。ビョンビョンと言ったかな❓

           

 

                    次は大雁塔に行く!


シルクロードNo5

2018-11-05 11:48:38 | 旅行

 

ラクダ乗りを満喫してゴビ砂漠を一路ホテルに向かう!

大平原をひたすら走る。山一つなく、雲の一かけら見当たらない!

信じられないが、この地面の下は資源の宝庫!だそうです。

 

 

       ホテルに到着                  朝8:00に莫高窟に向かう。

 

 

           莫高窟入口                     チケット

 

牛につられて善光寺参りよろしく、旗を目当てに一生懸命に歩く。でも 歳を取ったか一番前に歩い

ても最後に成る。ツアーの中には男性が4人いた。殆ど同じ年頃ですが、足にきてるのは私が一番

かな?皆さん平気でスタスタ歩く。左の男性はこの旅が終わったら成田のホテルに一泊し、直ぐに

カンボジィアに行くそうです。その体力羨ましい!!!!

 

 

下の写真は莫高窟に従事した坊さんやその他

関係人が寝泊まりした住居後だそうです。

 

 

   下の写真は莫高窟の全体絵図!          このように上から下から穴だらけです。

 

 

    三階建か?それ以上の洞窟です。         此れが有名な莫高窟の正面玄関?

 

        私達も記念に一枚写して貰う。日本じゃ今の時期では必要が

        無いが、非常に寒い10℃以下でダウンが必要です。

        

外見の写真はOKなのですが洞窟内は写真撮影は禁止です。何処の国でも展示物の写真撮影は禁止され

ている。何故なのか分からないが見たと言う記念が欲しいが果たされない!

 

 

全体が灰色ですが、未だ色が残っている場所がここだそうです。全体に色がついてたら綺麗でしょう!

 

 

我々ツアーは予約をして有るので何処でも並ばず

入れるが、中国人はフリーで来るのか物凄い数の

中国人がゲートに並んでいる。

 

                       洞窟に番号がふられている。私達が見たのは八つ

                       洞窟です。(96,148、217、249、

                       44、23,24、323、16,17)

           

             

 

莫高窟の見学も終わり土産店に連れていかれる。そこでは夜光杯が有名だそうで2級、1級、特級と

ランクが有る。見ていたら欲しく成り特級の夜光杯を買った。写真の様に石ですが透けて見えるほ

どに研磨されている。手の平に乗っけて合わせると素晴らしい音が出る。

 

 

             15:35分敦煌から国内線に乗り二時間十分間、国内線

             に乗り西安に着く。

             下の写真は西安のホテル!明日は兵馬俑!

             


シルクロードNo4

2018-11-01 15:55:53 | 旅行

       高昌古城、火焔山そして天山山脈から流れ出たカレーズと私が今迄見たことも無い

       素晴らしい景色を堪能し、ディナーはブドウ農園が経営するレストランでウイグル料理を食べた。

               

      そこのオーナーが踊りを見せると楽器の用意をしてきた。

  

面白おかしく見てたら、一緒に躍ろうと引っ張り出された。私のダンスを見て下さい。

  

 

       皆に腹を抱えて笑われたが、旅の恥はかき捨てと真剣にオーナーの真似をしてダンス完了。ガイドから

       バスの運転手迄大笑いをしていた。自分でも満足する。トルハンのホテルで宿泊 

           

                       ホテルの正面玄関

         

                        ロビー

                

 

        夜、民族舞踊ショウーを一人230元を払って見に行ったが、期待し想像していた

        ショウとは違いガッカリする。撮影は御法度なので写真は無し。劇団四季の様な

        舞台でした。見に行ったのは4人だけです。

 

              朝食は7:00、出発は7:40朝は早く出発いよいよ敦煌に出発する。

                         敦煌玄関駅

           

駅構内、改札口を写そうとしたら駅員に止められた。

何が悪いのか意味が分からない?新幹線2等の指定席に乗る

我々の指定席に中国人が座っている。空いてると他人の席でも

平気で座るようだ。私の隣がガイドの席でしたがガイドが言うまで

平気で座っている。日本では考えられない光景です。勿論新幹線の

写真は有りません。又、注意をされるから!!!!旅行者が写真撮って

何処が悪いんだろう?

                          駅構内

                  

                 

                     敦煌の玄関駅・柳園駅

         

           

             砂漠の雰囲気を経験するのにラクダに乗りに行く

  

  

                  

                  見た目より乗りごごちが非常に悪い。前後に揺られながら

                        1時間半近く砂漠を歩く。

  

細かな砂なので殆どの人が赤いカバーを

履きラクダの乗る場所まで行く。

 

                

岩の後ろに見えるのが月型をした泉です。月牙泉と言い以前はこの5倍は

有ったそうです。2000年という時を刻みながら湧く泉です。

次回はいよいよ今回の旅行のメーンイベント敦煌の莫高窟です。


シルクロード3

2018-10-29 15:56:32 | 旅行

楼蘭のミイラを後にしてトルハンに向かう。二度と来ないだろう!烏魯木斉の市内、車が少ないせいか車道が大きく

見える。気のせいかな大きなビル群の側に通ると、人影が無くなる。中国特有な光景かな?

  

ウイグル自治区は宝の山のようです。石油の掘削が多く見えるし、風力発電が地平線の果てまで続いてる。ゴビ砂漠

砂はあまり見えなくて岩石が多い!

  

砂漠と言えば砂と言うイメージが私には有ったが、考えを変えなくてはならない!兎に角、岩石草木一本生えていない 

  

                                   西遊記で有名な高昌古城に到着

 

             電気カトーを利用して見て回る。

       

                          古城の入口に三蔵法師の銅像が立っている。

       

       なんの有名な銅像か分らんが私も一枚写して貰う。

       

     多分中国の撮影隊が古城を、2箇所で撮影をしていた。

     私等がそばによる近寄るなと手で合図をされて追い出された。

     日本なら頭を下げてお引き取りをお願をするだろうがさすが

     共産国、横柄な態度!                             カートで古城めぐり!

       

 

此れが有名な火焔山、この山を越えて三蔵法師がインドに行ったのか?遠くから見るとなだらかな山だがそばによると

やはりゴビ砂漠、ゴツゴツした山でした。

       

       

       

古城と「旅のしおり」には書いてあるが実際は仏寺と書いてある。

何が本当かわ分からない?

  

 

ランチの所に到着、どの様な料理か覚えがないから

多分普通の料理だろう?

                                           民芸センター中央のガラス張りは天山から

         此れはブドウ棚、奥の方が入口                流れ出て来た水、カレーズです。凄く綺麗な水  

        

この水、青いのではなく照明で青くなっている。此の水のおかげでブドウの大産地に成っている。農家では恵みの大事な

水です。

  

この様なトンネルが無数に張めぐされて農家の恵みの水に成っている。

 

ブドウ農家、何処の家も屋上は窓に穴が開けられて風が通る様になっている。何故、ブドウの自然乾燥をさせる場所だ

そうです。要するに干しブドウにする場所です。試食したら美味しくて、ディナーをした場所がブドウ農園をしている

所なので、ツアーの皆さん大量にお土産に買っていた。ガイド曰く、農薬で乾燥させたのと、この様に自然乾燥では味

が違うと大宣伝!でも、宣伝通りだと私は思った。