大雁塔に行く前に日本人が行く場所、青龍寺を見学する。何故?空海和尚が平安時代に
唐の国長安(西安)で修行した寺が青龍寺です。1000年も前の話ですから以後色々な
お坊さんが居られたでしょうが、何故か空海和尚(弘法大師)の事が強調されている。
石の板に空海の事が書いてあるが残念ながら読めない!
下の絵が空海和尚です。
青龍寺は四国48箇所の最初の寺で零番所だそうです。
だから48箇所の巡礼の最後がここのお寺で締めくくるのだそうです。
日本人が建てたのか立派な石塔が立っている。
西安に行けば必ずこの大雁塔の見学に来る。ピサの斜塔のように
少し傾いている。境内にお店が有るわけでもないのに浅草の仲見世
のように凄い人込みです。又、大雁塔に登れるそうで、我がツアーの
連中も何人かは塔の屋上まで登って来た。我が妻も登りました。
でも、私は階段で上までは自信が無いので遠慮した。下の広場で
人込みをただ眺めていた。今、考えると無理でも登ればと後悔する。
今回の旅行の締めくくりは明代の城壁で終了する。周囲13.7km
中国を代表する城壁都市だそうです。
私のお土産、兵馬俑の人形です。右から、兵(兵隊)、馬、俑(偉い人)
だそうです。
発掘現場の土で作ったと言う証明書です。その為か包装を開けたときは臭い臭いが
した。青龍寺で買った白檀の線香で燻したら臭いが無くなった。
次のお土産、敦煌の洞窟の絵の全集です。洞窟内は撮影は禁止
ですから、この本しか頼れない!左はトルハンで買った栞です。
台紙にピッタリくっ付いているので剥がしたら栞迄破損した。
魚眼加工した写真です。(光線で上手く撮れないので )
此れが妻にプレゼントしたネックレスです。
夜光杯の盃、よくよく見ると斜めに筋が有りヒビが
は入っているように見える。石を削ったのだから仕方
無いのかな?乾杯すると爽やかな良い音がする。
今回は成田を飛びだし上海で国内線に乗り継ぎ、蘭州で下ろされ又、同じ飛行機に乗る。そうしてやっと烏魯木斉に到着する。其の度に荷物は全部持って降りる。席は同じ場所なのだが納得いかない。セキュリテェイのせいか西に行くほど厳しくなる。上海から乗った中国人の叔母さん、リックを持って窓側に座りウロウロしてたから、手招きで棚に荷物を上げようかと言ったら拒否された。それからが大変です。中国語で何だかんだと言ってくる。仕方なく電子辞書を出して何とか分かったような分からないような会話をした。その内に私をアメリカ人かと言って来た。日本人、Japan,言っても通じない。中国語でリーベンと言う言葉が聞こえてきた。そう、リーベン(日本人)とやっと通じた。それから手真似足まねで会話をし話しが途切れたから寝ようとすると、私の横腹をツンツンと突っ突いて又始まる。妻も私が困っているのを面白がっている。其の叔母さんの仲間が我々の周りに大勢いた。叔母さんが外人と仲良くなったと自慢してるようだ。私と妻は上海で夕食をしたから、機内食は食べれなかった。キャビンアテンダントに帰そうとしたら、叔母さん妻の分まで全部家のお土産に持って行くと言い出して私と妻は分、全部袋に入れてしまってニコニコしてる。こんな事は初めての経験でした。烏魯木斉で叔母さんも降り握手迄して降りて行った。その手の感触は労働者の手、皮が厚い感触でした。仲間で上海へ旅行しに来たのでしょうね?成田午前11時発、烏魯木斉翌日の午前1時ナガーイ一日でした。