錆びつけど青春 高橋小ー

ギター弾き語り

ボブディランが聞こえる

2013-08-23 02:23:38 | 日記
ライクアローリングストーンが
聞こえてきた

いかにもなうたいかたで

嘘だろとゆう方角から
邦楽とは遠い弾き語りが聞こえてきた

僕は昨日買ったビールを冷やす保冷するやつを試したくて
ウキウキしていた

いつものように
ひとつ前の駅で降りて
ハートランドの瓶ビールを買って
保冷するやつにいれ
よしよしと思っていた

そして、いつものように歩いていたら

ボブディランの
ライクアローリングストーンが聞こえてきたわけだ

立ち止まるしかないだろう
やけに上手いのだ
とゆうか何よりも酒のアテになる
二十歳そこらの男が駅前でギター弾き語りでアンプガンガンで唄っていた


僕は、立ち止まってしばらく聞いていた

えしゃくをしたり
ちょっと会話を、したりで
なごやかな雰囲気のなか


彼は
尾崎豊のダンスホールを唄いだした
これがまた、うまいのだ

「長いスカートひきずってた、のんびり気分じゃないわね…」

とゆー、一番いいところで

警察があらわれた

これまた
若い二十歳くらいの警官だった

「尾崎もいい、君の唄もいい、でも、駅前はまずいんだ」

そんな、
取り締まりだった

あーあ
せっかく、いいところだったのにな

家路に歩いた


楽しくて酒はぐいぐいすすんだ

いつもは
一人もいない地下道に

アクロバティックな
自転車乗りが
駆け抜けていった

これは
俺をはめるどっきりかなにかかとも思った

地下道から出ると
雨が降り始めたからだ


終始ビールは冷たいままだった
でも、これは
保冷するやつのしわざというよりも
楽しくなる飲みのスピードが早かったから
冷たいままだったのだと思う

また、どこからか
ボブディランを聞きたい。

保冷するやつの魔法だったら
いいのにな

コメント
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