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『特集』シーズン最終戦を前に

2014-09-28 19:37:49 | MLB
レギュラーシーズン最終戦には何かが起きます。
昨年は、MIAのアルバレスがサヨナラ暴投でノーヒットノーランを達成したのが印象的でした。

さて、今年は最終戦を残してナ・リーグはプレーオフ進出チームは全て決まっていますが、中地区の地区優勝が決まっていません。
現在はSTLが1ゲーム差でリードしています。
追うPITの相手はクエトなので、厳しい戦いになるのは間違いありません。
一方のSTLはARI相手にウェインライトが先発で、最多勝のタイトルも懸かっています。
やはり、STLが地区優勝になる可能性が高そうです。

一方のア・リーグですが、中地区の地区優勝とワイルドカードの2枠目が決まっていません。
1ゲーム差でリードしているDETの先発はプライスで、6奪三振でクルーバーに並びタイトルを獲得できます。
相手はMINですが、2試合連続で二桁得点しており、打線に勢いがあります。
現地9月17日にターゲット・フィールドで行われた同カードは明日と先発投手が同じで、ギブソンが6回4失点で勝利投手、プライスが5.2回5失点で負け投手となっています。
プライスは前回のCWS戦で8回まで無失点だったものの、9回に3失点して逆転負けという悔しい展開でした。
ノラスコから2点しか取れなかった打線次第で決まりそうです。

KCはCWS相手にベンチュラが先発します。
最近10試合の防御率は2.08と絶好調です。
リリーフ投手陣を考えれば、有利に試合を進められそうです。
勝敗を予想するのは難しいですが、少なくとも明日の試合に勝つ可能性ということだけを考えればKCの方が高いのではないかと思います。

そして、ワイルドカードですが、現在はOAKが1ゲーム差でSEAをリードしています。
OAK先発はグレイ、TEXはマルチネスです。
この4連戦はTEXの2勝1敗となっており、OAKは苦戦しています。
今日はサマージャが7回5失点という内容で負けてしまいました。
特にTEXは終盤になって驚異的な意地を見せているので、明日の試合は全く分かりません。

今日の試合でサヨナラ勝ちして希望を残したSEA。
明日の先発はヘルナンデスです。
相手のLAAはリーグ最高勝率が確定しているため、主力が先発出場したとしてもすぐに交代させる可能性が高いです。
そのため、前回のような炎上をしない限りはSEAが勝つ可能性が高そうです。
また、最優秀防御率は現在セールがヘルナンデスを0.01リードしています。
さすがに明日はタイトルよりもチームの勝利なので、どちらになるか分かりません。

その他のタイトル争いも注目です。
ア・リーグの首位打者は終盤になってビクター・マルチネスが追い上げていますが、アルトゥーベが逃げ切りそうです。
ナ・リーグはモーノーが僅かにリードし、ハリソンと熾烈な争いとなっています。
試合開始時間が遅いモーノーが若干有利かもしれません。
ただし、ワンゲーム・プレーオフに突入するかもしれないので、明日中に確定しない可能性もあります。
最多セーブですが、ア・リーグはロドニーはホランドを2つリードしているので確定しました。
ナ・リーグはキンブレルがローゼンタールを1つリードしているのでほぼ確定です。
ただし、キンブレルが最終戦でセーブせず、ローゼンタールが最終戦とワンゲーム・プレーオフになった場合に2試合連続でセーブすれば逆転となりますが、可能性は低いでしょう。

何かが起きる最終戦。
目が離せません。


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