鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

今更打順をイジるのは自由だが、奇策に走らざるをえないのは打撃コーチ不在が根本原因。

2020-09-11 23:20:27 | スポーツ
梅野2番が繋がって勝った。
めでたいことだ。
西が112球の完封勝ち。
開幕戦も同じように
112球くらいまで引っ張っていれば
巨人にここまで離されることも
なかっただろうし、
菅野をここまで勢いづけることも
なかっただろう。
開幕戦の恐ろしさである。

それはさておき、
梅野を2番にせざるえないのは
3番を糸原にせざるえないのは
選手の打撃能力(技術、戦術)育成が
うまくいっていないからだ。

一言でいえば、
サンズが勝手に打ってくれて
後の選手は各々の能力内で
もがいているに過ぎない。

打撃コーチがしっかりしていれば、
近本はもっと打てるだろうし
木浪も3割近く打てる素材だろう。
ボーアももっと日本の野球に
適応できるだろうし、
中谷・高山がここまで
くすぶることもないだろう。

なぜ育成実績のある
打撃コーチを呼ばないのだろう。
井上や新井良太にやらせるくらいなら
今や居酒屋オーナーの
デーブ大久保の方がよほど
マシだろう。

実績のある元選手でも良い。
OBなら田淵、掛布、真弓等々。

確かに、名選手、名監督ならずという。
監督は、チームの士気を高めたり
時には非情さをもった起用などで
気を引き締めたりする必要がある。
合理的に勝つ確率の高い采配をしたり
相手チームを牽制したりと
技術的なこと以外を
求められることが多いからだ。

けれども、コーチは技術の伝授なので
人間的に甘かろうが、
機転が利かなかろうが、
技術を教えることさえ出来れば
目的は達せられる。

コーチ一人に1億も2億も
かかるわけでもないのに、
なぜ、ちゃんとした
打撃コーチをつけないのか
理解が出来ない。
明らかに球団フロントの
責任だろう。

****************
*****************