FA宣言のオリックス西を高額で獲るべきでない３つの理由。

意外に相思相愛らしい。
だからと言って、
４年２０億で獲得に
いくなど、とんでもない。
百害あって一利なしとは
このことだろう。

＜理由１＞
そもそも、現状、そこ迄の選手ではない。

プロ初勝利を挙げた３年目からの
勝ち負けと防御率は
以下の通りである。
’１１年、１０勝７敗、３．０３
’１２年、８勝３敗、２．７８
’１３年、９勝８敗、３．６３
’１４年、１２勝１０敗、３．２９
’１５年、１０勝６敗、２．３８
’１６年、１０勝１２敗、４．１４
’１７年、５勝６敗、３．４４
’１８年、１０勝１３敗、３．６０
決して、菅野や今年の大瀬良
かつてのダルビッシュや田中
クラスではない。
上の中位の成績を安定して
残してきただけだ。

むろん、それはそれで
立派なことであり、
評価に値するだろう。
が、年俸５億はありえない。
（まあ報道をうのみにした場合だが）
今の年俸１．２億でも、
オリックスの誠意が十分感じられる
金額だと思う。

＜理由２＞
仮に４年２０億で契約するとなると、
本人もどこか満足感が出てしまうし、
なにより今の阪神の選手達のやる気が
一気に削がれてしまう・・・。

それなりに頑張ってきた自分より
何倍もの年俸をもらう選手を
歓迎する者などいない。
そこまでの差はないのに・・・と
憤りを抱くし、
こいつのせいで自分の年俸も
むこう５年間抑制気味になると
計算してしまうだろう。

いくら西が防御率１点台の活躍を
したとしても、他のレギュラー選手の
やる気をそいでしまっては、
チーム全体としてマイナスに違いない。

＜理由３＞
そんな妬み嫉みの中で
普通の人間は活躍出来ない。

まあ、西も関西にいるので
わかっていると思うが、
「アホ」「ボケ」「カス」「死ね」は
阪神ファンというか、
関西の日常用語である。
あまりに高額の年俸をもらうと
１試合打ち込まれただけで
ボロクソに言われかねない。
無駄なプレッシャーがかかり過ぎるのだ。

よほど無神経な人間でなければ
ベストなパフォーマンスを
残すことは難しいだろう。

＜結論＞
獲るなとは言わないが、
基本ベース１．５億で
インセンティブをクリアすれば、
４年間でＭＡＸ２０億もらえるような
成果主義に基づく契約にすべきだ。
４年間で６０～７０勝すれば、
最後の年は８億もらえるみたいな。

本人も、その方がやり易いし、
やる気になるというものである。

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