エコナに発がん物質

エコナは店頭で原材料見た瞬間、毒オーラが漂ってました。
だから、こんなことになったけど、私的にはあーやっぱりね、って感じでした。
主成分が、化学合成した油であり、合成添加物が山のように入ってました。もう原材料がカタカナだらけで気持ち悪い。とてもじゃないけど口に入れるものには思えなかった。
花王は合成洗剤つくりまくって環境破壊するのに飽き足らず、今度は人体破壊かよ？と、そんな話です。

私は、口に入れる油に関してはものすごく気を使ってます。
なたね油なら、一番搾りしか買いません。
オリーブオイルもエクストラバージン（一番搾り）しか買わない。
これら、実は、一番搾りじゃないオイルと、そんなに大きくは値段が変わりません。なので賢い消費者の皆さまは是非一番搾りにこだわってみてください。

絶対に買ってはいけない（笑）のが、大豆油。
硬すぎて絞れない大豆は、すべて、砕いた大豆に有機溶媒・ベンジン（ノルマルヘキサン、n-hexane）をかけて油分を抽出します。
こんな危険な製造工程を経ている大豆油が、店頭では、むしろ「大豆油使用」と、ヘルシーさえ強調されて売られている始末です。あほらしい。

さっき、一番搾りにこだわってると言いましたが、二番搾り以降は、なたねでもオリーブでもこのように有機溶媒抽出で精製されている可能性があるのです。
日本では、食用油の精製方法について表示義務がありません。だから有機溶媒を使っているのか、基本的にはわかりません。一番搾り表示の油を選ぶのは、圧搾法抽出の油を手に入れるもっとも簡単な方法です。

マーガリンも絶対買ってはいけないものリスト入り。原料の油として上記の大豆油が多く使われているし、水素添加の過程でトランス脂肪酸が発生するといわれています。

実際に食べると分かるんですが、体に悪いものは美味しくないんですよね。
クッキーにしてもパンにしても、マーガリンが入ってるとなんか風味が台無しなんです。
ピンとこない方は、バターだけで作ったクッキーと、マーガリン入りのありふれたクッキーを食べ比べれば一発です。こんなに違うの？ってくらい風味が違います。
概して、ヨーロッパのインポート物のクッキーはバター１００％が多いですね。
本物の味を知っているヨーロッパの人々にはマーガリン入りのクッキーの味が偽物くさすぎて受け入れられないのでは？と勝手に思っていますが。

日本でやたらとマーガリン入り焼き菓子ばっかり売られているのは、焼菓子の文化がもともとなかったからじゃないのかなぁ、なんて、思ったりしてます。



「エコナ　クッキングオイル」販売中止の波紋
2009年11月16日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091113/195263/?nn
（渡辺雄二＝科学ジャーナリスト）

　花王は2009年9月16日、特定保健用食品（トクホ）の『エコナ　クッキングオイル』に発がん性物質が含まれていたとして出荷停止を発表し、スーパーなどに販売自粛を要請した。このほか『エコナ　ドレッシングソース』や『エコナマヨネーズタイプ』など関連の12種類の商品も同様の措置となり、同社は10月8日、消費者庁に対して、トクホの表示許可を返上する失効届けを提出した。「体に脂肪がつきにくい」という優等生のトクホが、なぜこんな事態になってしまったのか？　『健康サララ』や『ヘルシーリセッタ』など、ほかの類似のトクホは問題ないのか？
＜略＞