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春になると

電柱のない町有松

2013-12-19 | 日記

 

絞りの町 有松((名古屋市 有松)に行ってきました

絞りの町有松は 江戸時代のはじめ 徳川家康が江戸に幕府を開いてまもない慶長13年(1608年)に

絞開祖竹田庄九朗らによって誕生しました

それまでの有松は耕地も少なく 茶屋集落としての営みにも限界がありました

有松絞り400年の歴史は 尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護し 竹田庄九朗を御用商人に取り立てたことからはじまりました

旅人が郷里への土産にと きそって絞りの手拭 浴衣などを買い求め これが街道一の名産品となりました

 

                           広重の浮世絵に画かれている竹田嘉兵衛商店

 

                   中にお邪魔させていただいて

                  家宝だとされている  勝海舟直筆の掛軸を見せていただきました

 

                   こちらは有松絞りの アインシュタインとオードリーの作品です

                 14代将軍 徳川家茂(とくがわいえもち)公が上洛のため有松の武田家に立ち寄られ

                 最愛の妻 皇女和宮様のため有松絞りを二反買われたそうです

 

                     皇女・和宮様です

                  贈られたことが お付きの官女による「静寛院宮御側日記」に記されています

                             江戸時代 官中で愛された「鹿の子絞り」

            家茂公は有松で括られ 染められた鹿の子絞りのお着物を和宮様にお着せになりたいと思われたのですね!

 

                           横綱白鵬に作られた浴衣だそうです

 

 

                格子の美しい商家や絞りを保存する白壁の土蔵など 

                    江戸時代そのままの姿を残す町屋が今も10棟あまり残っています

                    有松のこの周辺は 電柱がないんですよ!

                       電柱のない江戸情緒漂う町並みを 歩かれるお二人

                こちらのお家は 素晴らしい卯建つ(うだつ)があります (防火壁とのことです) 

                      黒漆喰の塗り込めづくりに虫籠窓 海鼠壁(なまこかべ)に連子格子と 

                            有松の旧家の持つ特徴をすべて兼ね備えています

                                 こんなのも見かけました

                イオン有松ショッピングセンターの前にある モニュメント「藍流」です

                        お昼は 冨士寿しさんにてお寿司をいただいて・・・

                                    美味しかったです

 

 


凧上げ

<<marquee direction="left">凧たこあがれ<</marquee>