21歳の年も暮れていく、ウーです。
今夜、雨の中、wooがやって来ました。日暮れて暗い離れでまどろむわたくし
・・・部屋の電気がつくと、ふとこの世に引き戻されたかのように、よろよろと猫ベッドから這い出します。
先ずは、おむつの交換・・・すっかり後脚が弱りきったわたくしは、ここでまず、崩れるようにへたり込みます。
1日で、おむつは、ずっしり。
蒸しタオルで、顔を拭かれながら、無意識に口はモグモグ・・・
そして、ごはん。猫缶を一心不乱に食べます・・・ガフガフガフ・・・
踏ん張れないので、食事中も、急に、よろめき、倒れます・・・そんなわたくしの体を支えながら、またwooは、しんみり・・・。
写真は、一昨年の春のわたくし。
この頃も随分、省エネ・モードだと言われましたが、こうして見ると、まだ、しっかりしてましたね。
今は、こんな姿勢で座れません。自分の体を支えることが、とても大変になってますから。
それでも、わたくしは、どうにか、新年を迎えられそうです。さて、どんな初夢を見ますかな?
21歳、人間ならこれからが花の季節なのに、ウー爺さんはもう夢まぼろしの世界なのかなぁ。
でも天寿を全うできるというのは、やはり希少にして幸福な猫といえましょう。猫おばさんやwooさんに愛されて来たからですね。
2年どころか、この1年の激変ぶりと行ったら・・・
思いますに、省エネ・モードながら、母屋にいた頃は、チャイ坊の奇襲にいやでも対応して動いていましたが、今は、それがなくなったので、もしかして、急激に足腰が衰えたのでは?と思うほどです。
あんなに元気いっぱいの美猫だったのに・・・見る影もない衰え方に毎回会う度、涙が・・・。
それでも、時々、子猫のような表情をするのが、またいじらしく・・・。
どんなにヨボッティでも、やっぱりわたくし達にとっては、可愛い可愛い愛猫なんですね~。