太陽光発電の和上ホールディングス

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経費削減効果80%以上?!LED照明がオトクな理由

2019-03-27 09:22:36 | 太陽光発電お役立ち情報
■今や手に入れやすくなったLED照明

従来の照明器具と比較し、「大幅な電気代の削減」と「長寿命で長期間交換不用」というLED照明が登場したときには、誰もが驚きました。

しかし、当時はまだLED照明自体が非常に高価であったため、一般消費者は手を出しにくかったというのが現状でした。
登場してから年月が経ち、最近では、電車などの行先表示、信号機、あるいは大型ビジョンなどでも使用されています。
家庭においては、かなりリーズナブルな価格で手に入るLED照明器具が増えてきています。

さらに、2010年代に入ると、大手家電メーカーは白熱電球の生産を中止し、LED照明に注力する動きも見られました。
そこで、今回は経費削減効果80%以上にもなると言われるLED照明について、なぜオトクになるのかという理由を掘り下げていきましょう。


■LED照明だとなぜ電気代が削減できるのか

もっとも「なぜLED照明だと電気代の削減が可能」なのかという、素朴な疑問が浮かんでくると思います。
これまで照明器具の主流だった白熱電球は、光を生み出すために大量の熱を必要としていました。
家庭で消費される電気の大半は照明器具だとも言われているくらいです。
照明をこまめに消すのがエコと言われるのは、照明を点ける際に消費する大量の熱エネルギーを抑えられるからです。
その点、熱を発しないというLED照明の特徴を考えると、白熱電球のような大きなデメリットもなく、LED照明は大量の熱エネルギーで電気代がかかるということもないのです。


■すべての照明をLEDにすれば…

家庭にある照明を数えてみると、たくさんの照明を使っていることに改めて気付くでしょう。
全ての照明が熱エネルギーを必要とする場合、熱エネルギーを生み出すために多くの電気代がかかるのも仕方のないことです。

そこで、昨今主流となった天井に直接取り付けるタイプのシーリングライトはもちろん、ペンダントタイプの照明器具にもLEDが登場したことから、電球も含めて洗面所やトイレ、階段など、家中の照明器具を一斉にLED照明に換えることによって、一気に照明を点けたとしても熱エネルギーがいらなくなります。
結果的に80%以上もの電気代削減に成功ということも、あながち不可能な話ではないのです。
LED照明はさらに進化し、人の気配を察知して自動で点灯し、人がいなくなればまた自動で消してくれるセンサータイプものを取り付ければ、電気の点けっぱなしで生じる電力のムダもなくなります。

しかも照明器具や電球自体が長持ちすることから、照明器具を交換するコストも抑えられるという点も含めて、LED照明が非常にオトクなのは確かです。

エコキュートがオトクな理由

2019-03-27 09:20:17 | 太陽光発電お役立ち情報
■よく聞くエコキュート、実はわかっていない人も多い

最近、テレビコマーシャルなどで耳にすることが多くなった「エコキュート」ですが、給湯器であることはわかるものの、従来の給湯器と何がどう違うのかがわかっていない人が多いのではないでしょうか。
給湯器といえば、日本ではほとんどガスが使われています。

その理由はガスによる給湯器の方が、電気を使って動かす給湯器よりも安いエネルギー代金で済むからです。
そのようなガス給湯器に負けない魅力をもった次世代型給湯器として登場したのが、電気給湯器・エコキュートです。ヒートポンプと呼ばれる技術を利用し、空気の熱を使ってお湯を沸かすのが最大の特徴です。

さらに、電気料金が安くなる夜間にお湯を作ってタンクに貯めておくのも、これまでの給湯器にはなかった性能です。
夜間電力はガス代よりも安くなりますので、エコキュートがお得と言われる理由はまさにここにあると言っても過言ではないのです。
安い夜間電力を使って夜のうちに貯めておいたお湯を、その日のうちに使う電気給湯器、これがエコキュートという次世代型給湯器のポイントとなっています。


■エコキュートを使いこなすにはコツがある

エコキュートは夜のうちにお湯を作って貯めておくため、翌日どの程度の量のお湯を使うかを考えておく必要があります。
エコキュートで作っておいたお湯が足りなくなった場合には、ガスよりも高い料金の電気を使ってお湯を沸かさなければなりません。

さらに、余ってしまうほどお湯を作ってしまうと、いくら夜間の電力がガスよりも安いからといっても、使いきれずに残ったお湯は冷めてしまい、ムダになります。
エコキュートを上手に使って給湯器の利用をお得にするには、必要な分だけをいかにうまく作るかにかかってくると言ってよいでしょう。
多すぎることなく、かといって不足することなくお湯を作るようにするためには、何度かチャレンジしながらコツを掴むことになりそうです。


■エコキュート利用に最適なプランを選ぶことがオトクになる

エコキュートは夜間の安い電力を利用してお湯を沸かすため、ご自身のライフプランに合った最適なガスと電気の料金プランで契約することがオトクになる一番の要因です。
日中はほとんど家族が家にいないという家庭なら、夜間電力が安くなり、昼間の電力代は逆に高くなるプランに思い切って変更したほうが、エコキュートのオトク度をより引き上げることにつながります。

さらに他の電気製品を使用した際の電気コストも変わってくるため、エコキュートをオトクに使うには電気料金プランの検討が最も重要と言えるでしょう。

【太陽光発電を設置している方必読】2019年問題とは何か?及び対処法

2019-03-26 15:59:48 | 太陽光発電お役立ち情報
■2019年問題とは

皆さんは2009年から始まった売電制度である「余剰電力買取制度」をご存知でしょうか。
これは余った電力があれば10年間は固定価格で電力会社に売電して、収入を得ることができるという制度でした。
そして10年後の今年2019年11月、ついにその満了を迎える方が出てきます。つまり、売電価格が固定価格ではなくなり、以降は変動価格になります。
2009年当時の売電価格は48円/kWhとかなり高額でした。このため、多くの家庭で太陽光発電の普及が広がり、その数は56万件にもおよびました。

しかし、満了を迎えて以降の売電価格は各電力会社によって変わってしまい、経済産業省の発表では、11円/kWhを目安にしています。
元々、伝えられていたのは半分の24円/kWhです。ただし、10年満了後の売電価格はここまで下落するものとは想定されておらず、半分の価格から4分の1以下にまで売電価格が下がってしまったのです。


■2019年問題の影響を受ける対象は誰か

ただ、この2019年問題は太陽光発電を設置している誰もが当てはまるわけではありません。
それは、2016年以降に契約した世帯では経済産業省の資料で固定価格買取制度満了後の売電価格が11円/kWhになるとあらかじめ決められていたからです。
そのため、2016年以降に設置した契約者は満了後の価格を11円/kWhと想定しているので納得の上で契約をされているので、問題の対象者には当てはまりません。
つまり、問題となるのは2009年11月から2015年度までに契約した世帯と言えるでしょう。
ただし、この中でも設置容量が10kWの世帯の場合は、固定買取期間は20年となっているため、まだ対象に当てはまりません。
つまり設置容量10kWの方は2019年問題の対象にはならないということになります。


■2019年問題の対処法

では、2019年問題に直面する対象の方はどのように対処したらよいのでしょうか。
①今まで通り売電契約
価格は下がりますが、今まで通り電力会社に売電を契約するという方法もあります。
ただ、まだ大手電力会社は売電価格を公表していないため、様子をうかがって売電するかを決める必要があるでしょう。
また新電力会社なども買取の方針を固めていますので、売電先を思い切って変えるのもよいでしょう。

②自家消費
ただ、あまり利益を得られないと感じられたら、自家消費で対処するのがベストです。
実際、2019年問題の対処法として大きな注目を集めているのが蓄電池で、電気を蓄電池に貯めてその電力を夜間などに回すことによって、電気代を節約することが可能になります。
蓄電池を導入する際に、太陽光発電と蓄電池双方に対応したハイブリッドパワコンがありますので、初期はそちらを導入するとよいでしょう。
ちょうど2019年問題を抱えている方なら10年にもなるのでパワコンの交換時期にも近づいています。
高額なパワコン交換費用も多少節約することができるのでおすすめです。

③電気自動車と連携したV2H
また電気自動車に貯めた電気を家庭に送ることが可能なV2H(=Vehicle to Home)での活用です。
太陽光発電によって作り出された電気を電気自動車に貯め、使わなかったらその分を家庭に回すことができるからです。
環境の面から電気自動車も注目されていますし、ガソリンの価格も不安定で高騰しています。
コスト削減のため、環境のためにも電気自動車に変えてV2Hを導入することで地球にもお財布にも優しい車の利用を検討してみてもよいのではないでしょうか。



■まとめ

2019年問題の影響に伴い、太陽光発電を設置している方の一部にとって、売電価格に大きな損失を受けることが判明しました。
太陽光発電を設置している方は、ぜひ一度自身の契約内容を見直し、2019年問題の影響を受ける対象であるかどうか確認のうえ、上記の対処方を試してみてください。