






可愛いチビサンタと
写真を撮ろうと思っていたのだけど・・・
吉原炎上になってしまいました


『マザーウォーター』
という映画を観にいきました。
このシリーズの作品、
『かもめ食堂』『めがね』
テレビドラマの『すいか』、
全部大すきです。
小林聡美さん、もたいまさこさんなど、
全シリーズ雰囲気のある人がたくさん出てきます。
マザーはひとりも出てきませんが、
ウォーターは本編中ずっと、
途切れることなくひたひたと
いろんな場面で出てきました。
お豆腐屋さんで、大豆をシャッと洗う清潔な水の音、
お豆腐が沈んでいるショーケースのつめたそうで澄んだ水、
バーで、ウイスキーのショットグラスに入れるまぁるくて透明な氷、
ウイスキーに注がれる純水、
絶え間なく流れる川(ロケは京都で、きっと賀茂川)
特にこれといったストーリー展開もなく
日常を淡々と描いている映画がすきです。
空白が多いというか
説明のないというか
セリフが少ないのも好み。
毎日繰り返す日常のフツーの動作
(珈琲を淹れるとか、お豆腐を切るとか、水割りを作るとか)
極みに極めると凄みが漂うんだなぁと
映画を観ながら思いました。
動作というより、
所作、といった言葉がぴったりきます。
しかしレイトショーというのは良い。
一日朝から体を使って働いて
陽が沈んで寝る前のぜいたくなお楽しみというかんじで。
レイトショーはおひとりさまが多い。
あたしもおひとりさまだったけど。
グダーっと椅子に座ったり
体育ずわりしたりして観ました。
ときどき枚方に行く。
友達が住んでいる。
枚方にいくといつも私は浮足立っている。
確実にうきうきしている。
そしてキョロキョロしている。そして頻繁にリップを塗りなおしたりしている。
なぜならば
京阪の看板「枚方市」や
「ひらぱー」や
駅前の「鳩にエサをやらないでください、枚方市」
という看板。
枚方」という活字をみると
「ジャンヌダルクのヤス君を連想してしまうからだ
どうやら自分は
枚方出身のヤス君が
実家に帰ることがあれば
偶然遭遇するのではないかと
うきうきしているらしい。
まったくオメデタイ女だ。
頭の片隅では勿論わかっている。
そんなうまいこと会えるわけないと。
(そんなんやったら
東京に住んでたらタイヘンよね?)
しかし、やはり
京都にいるときは目にしない「枚方」という活字を見ると
やっぱしそわそわしてしまう。
そして
お手洗いに行くたび
きれいーにリップクリーム→口紅→リップグロス
と工程を踏み化粧直しをしている。
そして友達に不審がられる。
「なぜに今から帰るだけやのにやたら丁寧に化粧直ししているのか」
「だってヤス君に会うかもでしょ」
と、真面目にこたえるが
ともだちは押し黙っている。
まったくおめでたい。
まったく阿呆だ。
自分でもなぜかわからない。
「枚方」という活字を見たらリップを塗りなおす。
これはもはや条件反射だ。
宇多田ヒカル的にいうと
イッツ・オートマチック である。
今日は人生で初めての経験。
大文字送り火の日にマンションの屋上で知り合った、
同じマンションに住む夫婦(マイベビーより2ヶ月大きい赤ちゃんがいる)
のおうちに遊びにいった
もともとお友達でベビーのいる人、はいる。
でも、子供がきっかけで新しく知り合った人、
いわゆるママ友、ていうの?
は初めて。
私はママ友づきあいとか、きっとしないんだろーなーと
何の根拠もなく母になる前は思ってた。
女とつるむと何かと不便だし
でも、核家族化が進む現在、
というかそれは私のことだけど、
結構、孤独なんだよねえ子育てって。同じころこのマンションに越して来、
同じ産院で同じころ男の子を産み、
同世代で、
ほぼ同じ間取りのお部屋に住み、
同じ「こどもチャレンジ」をやり、
同じ屋根の下、日々ベビーとともに泣き笑いしてる人がいる、
心づよい
というか、いたんだ!
しかも真上に!
知らなかったよ、1年間。
そして、そのご家庭は奥さんが働き、
ご主人が1年の育児休暇を取得されて子育て全般を担うイクメンさんだった。ご主人が、子育てブログをされているので拝見した。
そこには、
泣きやまないベビーに翻弄されるご主人、
決死の思いで児童館に参上し、ママさんらの輪にまじるご主人、
抱っこひもで河原町を歩けば好奇の目にさらされるご主人。。。
いろんな葛藤を抱えつつ
日々愛を持ってこどもとふたりすごす男の人の生活が記されていて、
感慨深かった。
固めの文体で記されているのがまた良い。
イクメンブログの金字塔だ。
1年以上ぶりに大阪へ出かけました。
マザーになってはじめての遠出・他府県
長時間お出かけです。
ベビーがさみしくないように
お出かけする前にいっぱい抱っこ梅田で学生時代のゼミ仲間たちと。
2件目のお店へ行くときに
M君が
「前いっしょに行ったあの店、
ロビンソンクルーソーに行こうさ!」と言い出し
「ええ?そんな店知らんけど」
と言うと
「いーやぁー俺らの思い出を自分らは勝手に一個忘れたんやぁ」
とM君は何やら哀しげな声を出してブツブツ抗議していましたが、
結局ロビンソンクルーソーではなく
「東方見聞録」というお店でした。
マルコポーロと言ってないトコがいかす。
京都もまぁまぁ都会ではあるけど、
やっぱ大阪って都会やなぁ。
と、ヨドバシカメラをほげーーーっと見上げました
普段、のんびりしたところで暮らしているけど、
大阪に来るとやけにテンション上がる。
すごく田舎からきた人みたいに。
京都のひとって、大阪あんまり好きじゃないっていう人けっこういはるけど
やたら、やたら大阪来たらなじむわぁ
帰ったらベビーは
わんわん泣いたりせずイイコでおしゃぶりをチュッチュしてました。
今年も五条の陶器まつりへ行った。真夏の夜の
陽が落ちてからのお出かけはすごく楽しい。
そしてお祭りだし。
夕方にもうお風呂入って、
5時までに夕食も済ませて。
すっぴんに素足でピアスだけ入れて出かける。
紫外線とたたかうお昼間はソレ一枚で歩けないような
ぴらぴらのキャミソールも着て歩ける
毎年行くところ。
今までも、きっとこれからもずっと続く毎年のこと・物、場所。
そういうものは心の平安をもたらす続いていくこと、
これからも続いて行くこと、
その一年のあいだに
たとえばわたしの上に、
雨が降ろうと槍が降ろうと
どんなことがあろうとも
変わらずに行われるもの、そこにあるもの、今年もやってくるもの。四季がめぐってくるように
誰の上にも等しく。
そのことは、ほんとうはすばらしいことだ。
そういうものは自分の一年の間に幾つかあって
とっても大切
そういうものをこれからも大切にしていきたい。
画像は、陶器まつりで
ともだちのお店で買ったお皿。
毎年すこしずつ彼女の作品が増えていく。
モヒカン君です。マイベビーです。
ヘアセットしているのではありません。
彼はエブリデイ・モヒカンです。
どんなに髪をなでつけても
逆立ってしまう上に、サイドの髪が生えないッ!
「怒髪、天を衝く」と申しますが、
まさに怒れるパンクスさながらのヘアスタイル。。。
今日も出先で
「キミ、いつ見てもモヒカンみたいな頭してるね」と
我が息子はよその人に話しかけられていました
見知らぬ高校生に
「スーパーサイア人」と言われたことも。
このままずっと上に伸びていったりして…
「メガネ君」
「アフロ君」に
「モヒカン君」・・・