和田正子の談話室

メモ風に書いています。お気軽にお読みください。

「ほんまクリーニング」は誠意ある対応を

2011-03-02 23:33:39 | Weblog

 2月26日(土)、多摩川1丁目にある「ほんまクリーニング」の工場に地域住民のみなさんと説明会に参加しました。工場のほうでは説明会というよりは新しく入れた機械をみてもらってその説明をするという認識だったようです。

 そもそも何の説明会なのかといいますと、昨年9月に、「ほんまクリーニング」の工場で、ドライクリーニングの作業部分で爆発がおき火災が発生し、一時は大変な状態になりました。

 作業員が大怪我をして病院に運ばれました。近隣住民も黒炎や異臭、接近している部分が燃えるなどで被害を受け、部屋に煙が充満してのどを痛めたり、精神的なダメージをうけたにもかかわらず、会社の対応には最初から誠意がなかったそうです。

 弁護士を通して、作業を再開する前に住民説明会を開くよう要請しているにもかかわらず、近隣住民には、いまだになぜ爆発したのか、原因がわからない状態で、どんな再発防止の対策を行ったのかなどの説明が全くないまま、行政のほうからは作業を再開してもよいというおすみつきをもらったということで、作業を再開してしまったのです。

 近隣住民のみなさんにとっては、また、いつ爆発して火災がおきるかわからないと気が休まらないのではと思います。行政のほうは縦割りの弊害で、工場で扱う溶剤に関しては保健所が、消防署は消防法に関するところだけというように、住民が安心できるように全体として指導監督する部署がありません。

 でも、今の場所で仕事を続けていくのなら、近隣のみなさんに快く受け入れてもらえるように誠意を持って対処すべきではないかと思います。26日には社長は姿を見せませんでした。私は、見学したその足で、矢口地域にある本店に行き、多摩川工場での状況を説明し、住民説明会を開くようにという住民のみなさんの思いを伝えました。


最新の画像もっと見る