あーした てんきに な~れ!

いろいろと悩むことはあるけれど、明日はいい日になる。そう信じていたいから。

還暦

2014年11月24日 23時03分15秒 | 夫の事
今月の8日に亡くなった夫は、明日誕生日でした。
還暦を迎えるはずでした。

誕生日までには帰りたい。
担当の先生にそう話していました。

明日は、子供たちと写真を前にお祝いをしようと思います。

ボジョレーを買いました。
先程、レアチーズケーキを作り冷蔵庫で冷やしています。

娘も、お父さんのお祝いをしようと随分前から休むことを決めていたようで、また夜に帰って来ます。

体は無くなってしまいましたが、心はいつまでも繋がっています。

後、もう少し生きていたら一緒にお祝いできたね。残念だったね。

いい夫婦の日

2014年11月22日 21時51分55秒 | 私の事
喧嘩も沢山したけれど、その都度修復して絆を深めてきました。
今は、傍にいませんが私達は、いい夫婦でした。

辛かった時よりも、大事にしてもらった事ばかり思い出します。

哀しみの心を寄せる場所が 見つかりません。

昨日、お花が届きました。
大好きな胡蝶蘭の花も、今は、慰めの花とはなってもらえません。

哀しみの波は、なかなか消えませんね。

2014年11月20日 21時15分00秒 | 夫の事
夫が亡くなってもうすぐ2週間になります。

あっという間に悪くなり、最後はモルヒネを使って痛みや苦しさを和らげて頂いていました。

酸素マスクを着け、苦しさやわずらわしさから唯一のカテーテルを夜中に自分で抜いてしまったためミトンをはめ拘束されていました。

私がいる間は、拘束を止めましたがミトンを外すと酸素マスクをはぎ取ってしまうためそれだけは取れませんでした。

「苦しい?痛い?」と聞くと「痛い」と言います。

その度にモルヒネを投与してもらいました。

最後は、モルヒネでぼんやりとしていました。

それでも、耳元で話しかけると瞳が私を追ってかすかに動きます。

一度、口が少し動いて「ありがとう」と言っているようでした。

そういえば、今年になって夫に何回も「ありがとう。大事にしてもらって。」と言われました。

「何言っているのよ」と言うと「だって、いつ言えなくなるかわからないだろう。言える時に言っておくんだ」そう話していました。

なにか、感じるところがあったのでしょうか。


夫がいないことが、まだ実感が無かったり、寂しさがこみあげてきたりと精神的に不安定です。

受け入れることができないのだと思います。

お通夜も、告別式も、お骨を拾い骨壺もあるのに、受け入れることができないのです。


葬儀の翌日から市役所に保険証を返しに行ったり、電話をかけていろいろな確認をしたりと忙しくしているうちに忌引きも終わってしまいました。

まだまだ事務的な事は終わっていません。

忙しくして、悲しさを紛らわすようなことをよく聞きましたが、そんなことはありません。

全く別物です。


夫が亡くなった日は、末の息子の誕生日の翌日でした。

49日は私の誕生日の前日です。

来週の25日は、夫の60歳の誕生日です。

娘も、このところ仕事の休みが二日ほどあるとすぐ帰ってきます。


25日は、娘も帰ってきて還暦だった誕生日のお祝いを、夫の写真を置いてする予定です。

ボジョレーも買いました。

還暦で赤いちゃんちゃんこの話をすると笑って「俺は着ない」と話していました。

今も近くで、笑ってくれているでしょうか。

ご報告

2014年11月09日 06時57分49秒 | 夫の事
しばらく ブログを更新できずにいました。

夫は、その後急激に悪化し、私も2日間病院に泊まり込みをし見守りました。
お医者様のおかげで 最後は痛みもなく昨日息をひきとりました。
59歳でした。

夫には、お疲れ様と感謝の気持ちで一杯です。

励まして下さった皆様に、感謝いたします。

今は、悲しみで涙が止まりません。
落ち着きましたら、また、ここに戻ります。

色々とご心配を、お掛け致しました。

帰れ!

2014年11月02日 14時10分20秒 | 夫の事
「今日は?」
と天気を聞いてきます。
昨日までと違い、私が病室に来たときは晴れていました。
「行くか。」
煙草を吸いに出たいと言います。

この前は輸血の途中でも10分だけだよ、と車椅子を用意してくれました。
でも、昨日から酸素が低すぎてボンベを積んでも駄目だそうです。

尿管も入れて、酸素マスク、カテーテルで点滴。利尿剤はシリンジポンプというもので、ずっと落としています。勿論、心電図も。

ベッドで体を起こすのも一苦労。苦しくて、思うように動けずイライラしています。

そんなこんなで、八つ当たり。
「何にもできないんだったら、帰れ!」
と、なります。
いえいえ、貴方のそばにいつまでいられるかわからないのに、帰れません。

見ていると、もう寝てしまいます。

体力も、落ちています。
明後日から、仕事に戻ります。
心配たけれど、生活も治療費も色々とあり働かなければ!