こんにちは!
昨日、ザリガニと嗅覚をテーマにサイエンスカフェを開催致しました!
イベントの実況まとめはこちら!
まずはお集まりいただいた参加者に「最近見かけた生き物」というテーマで自己紹介。
カラス、タヌキ、ゴキブリなどなど、参加者がそれぞれがエピソードを語ったところで、
イベントの主役である「ザリガニ」の話題へ。
ゲストの石田さんはザリガニの嗅覚について研究中。ザリガニの飼育はプロフェッショナル。
参加者の半分以上がザリガニを飼ったことがあるということで、
研究室でザリガニをどのように飼育しているのか、質問が飛び交いました。
石田さんが興味を持っているのはザリガニの「顎脚(がっきゃく)」と呼ばれる、口の付近に位置するブラシのような構造。
ザリガニはこの顎脚を巧みに動かすことで水の流れを作り出し、遠くの臭いを嗅ぎつけるとのこと。
沼や池など、水の流れが穏やかな環境に生息するザリガニであるほど、この顎脚は大きくなる傾向があるそう。
水の流れを作りだすことが、餌を探したり、天敵を見つける時に重要なのかも?
どのようなタイミングで、どのように顎脚を動かすのか、様々な実験手法を使って調べています。
ザリガニの「嗅ぎつける」ヒミツの解明に取り組む石田さん、専攻は生物系かと思いきや、実は機械系。
研究で明らかになったことを、水中の物質探査ロボットなどの開発に活用したいとのこと。
ザリガニの生態から、ロボットの開発まで、盛りだくさんの会となりました。
参加者のみなさん、ゲストの石田さん、会場提供下さったSIGNE COFFEEさん、ありがとうございました。
わちゃっとは今年度4回のサイエンスカフェを開催させていただきました。
来年度も、専門家と気軽におしゃべりができるようなカフェを目指して活動して参りますので、
どうぞよろしくお願い致します!
スタッフ一同