4月14日(土)、女王バチが巣作りをはじめ出す今日この頃、
わちゃっとVol.8「ハチCAFE~ハチ一家の生き残り大作戦~」を開催致しました。
当日のハイライトはこちら (togetter) から!
はじめの自己紹介では参加者それぞれがハチへの思い入れを発表。
ハチに刺された経験がある参加者は半分くらい。ちなみに片田先生は1年間で30~40回刺されたことがあるとのこと。
自己紹介の後はゲストの片田先生と一緒にコーヒーを片手に、標本や資料を眺めながら、ハチの生態について語り合いました。
「ハチの仲間は私たちほ乳類が痛がるタイプの毒を作る。」
「オオスズメバチは最初は木などに巣を作るけれど、手狭になると土の中などに引越しする。」
などなど、片田先生と参加者と間でトークは大盛り上がり。
家族で暮らすハチの社会性についても多くの質問が飛び交いました。
はたらきバチは巣を作ったり、幼虫にご飯をあげるだけじゃなくて、
暑くなった巣を羽で扇いだり、雨で濡れた巣から水を吸い出す仕事もするそうです。すごい働いてるんですね。
ハチが巣の外に出かけていくのはハイリスク。敵を見つけて刺すことはもはや命がけ。
家族のために懸命にはたらくハチの生き方に思いを馳せました。
このようなハチの社会性が進化の過程でどのように生まれたのか、
イベント終盤は遺伝子の話題にまで突入していき、知的好奇心が存分に刺激されたところでお開きとなりました。
これから暖かくなりハチの活動もさらににぎやかになりますが、
参加されたみなさまがハチを見かけた際、今回のイベントを思い出していただけると幸いです。
次回開催は夏ごろを予定しております。引き続きよろしくお願い致します!
わちゃっとスタッフ一同