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演劇・ダンス・アートのための備忘録

自己流「年賀状の作り方」(2012.12.29.)

2013-01-03 14:27:54 | Weblog

●自己流「年賀状の作り方」



年賀状を画像データで、メールに添付して送りたいという人のための覚え書きです。
Macintoshユーザーで、ウインドウズのソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)や、イラストレーション、フォトショップ等がなくても、ここまでできるというところをご紹介します。
私が使っているPCは、かなり旧式のMacintosh(OSX10.2.8)で、OfficeMACも入れていないですが、デフォルトでプレインストールされているソフトでも十分使えます。


(1)写真を選ぶ


その1年で撮りためた写真の中から思い出深い1カットを選びます。
日頃からケータイで写メしたものをPCで保存管理するようにしていると便利です。
スマホならドロップボックスとかインスタグラムでもすぐ共有できるのでお勧め。
私はいまだガラケーのため、メール添付でPCへ送り、フォルダで管理しています。







(2)HTMLを記述する


AppleScript(script text)を使って、HTMLを書く。
AppleScriptはHDのなかにあり、ScriptEditorをクリックすると入力ファイルの画面が現れます。
ここにJavaScriptで書いていきます。HPを作るのと同じ要領です。
定型文などの文章(「A Happy New Year!」、キャプション、クレジットなど)や、フォントやサイズ、位置(センター合わせとか)、読み込む画像の指定などをして保存します。





(3)ブラウザで表示する


書き終わったHTMLをSafariで開きます。
AppleScriptファイルをSafariのアイコンの上へクリック&ドロップします。
ブラウザが立ち上がり、出来映えが確認できます。
写真や文章の大きさ・位置などが気に入らなければ、HTMLに戻ってやり直します。
出来上がったらブックマークすると、そのHTMLが保存できるので、同じフォルダー内に置いておくと便利です。





(4)画面をキャプチャーする


ブラウザに表示した画面をGrabを使って切り取り、キャプチャーします。
GrabはHDのUtilitiesの中にあります。
Grabをクリックして、トップバーのCaptureから、ブラウザの画面をキャプチャーします。
Selectionはトリミングしたところを、Screenは画面全体を取り込むことができます。
なお、TimeScreenというのもありますが、これはセルフタイマー機能で数秒後の画面をキャプチャーできます。
キャプチャーした画像はファイル名(「2013nenga」など)を付けて保存します。
Grabはtiffで保存されます。





(5)ファイル形式を変換する


tiffでなくjpgなど他の形式で使いたい場合は、tiffファイルをPreviewで開き、EditからExportで他の形式に書き出します。





この時、Optionのボタンから、サイズの大小も選択できます。
メールに添付する場合は、100KB以下なら迷惑がかからないのでは?












(6)完成


完成した年賀状用画像です。
本当はちゃんと画像編集ソフトで作りたいのですが、どうもズボラでPCそのものをアップデートできてないので、いつも土壇場で対処することになるんですよね。
でも、デフォルトのソフトでも意外と使い方がわかっていないものがあるものです。
今回のミソはやはりGrabでしょう。
ウィンドウズのキーボードにはPrintScreenがはじめからあって、すぐにスクリーンショットをキャプチャーできるのですが、Macintoshにもそういう機能があったんですね。
このGrabは普通にキャプチャーに使えるので、ぜひお試しあれ!



(2012.12.29.)

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