こんばんはガムゾウです。
私の住んでいる町でも、ロードバイクに乗っている人が非常に増えました。クロスバイクは学生さん中心に普及している印象があります。MTBはキャノンデールをよく見かけますね。将来的には一台29erを購入する予定です。おじさんになってからかな(笑)
こうやって、各種自転車に乗る人が増えるっていいことですよね。週末だけでなく、通勤なんかでも積極的に使う人が増えたら、身体にも環境にもお財布にも優しい社会になれますよね。
さてさて、今日のお題は「ロードバイクのスタンド」について。
今年の3月ごろにジャイアントから、あるスタンドがリリースされました。
商品名は「ジャイアント QR SPORT STAND」。詳細はこの文字を検索していただければ、すぐにヒットします。
方式としてはクイックリリースの部分と一体化したスタンドです。
簡単に商品の説明をお伝えしますと、「バイクのフレームを傷つけず装着でき、スタンドの機能を果たす(カーボンバイクにも使える)。しかし、一般のスタンドよりは安定性に欠ける。」ということでしょう。ちょっとネガティブなことも書きますが、決してジャイアントを攻撃する意図はありませんので、ご理解ください。
この商品、クレームが短期間で数多く報告されたようです。実害としては、「きちんとスタンドを使ってバイクを停車していたのにもかかわらず、不安定でバイクが倒れた。」と事象が起きているようです。
実際に私がお世話になっている、お店でもお客様にメリット及びデメリットを理解してもらったうえで販売しているとのことでした。
販売しているジャイアント側が各小売店に、「軽快車やクロスバイク等についているしっかりしたスタンドのような安定性はなく、あくまで簡易のものだと思ってほしい。その旨をお客様に説明した上で販売してほしい。」とアナウンスしたそうです。
この辺の対応は、ジャイアントという会社の誠実さを感じますよね。クレームがあればすぐに対応して、小売店及びお客さんに適切な情報を伝える。もちろん商品の開発・改善も行ってくれると思います。素晴らしいと思います。
ジャイアントが言いたいことはおそらく、「ある一定の条件下では、ある程度バイクを固定することができます。風の強い日や傾斜がある場所での使用はお控えください。」みたいな感じだと思います。
バイクのフレームを傷つけず装着でき、スタンドの機能を果たす。しかし、一般のスタンドよりは安定性に欠ける。このようなことを踏まえて、欲しいと思う方にはドンピシャの商品だと思います。
つまり、スタンド装着部分に少々傷がついてもいいから安定して止めたい、と思う人はそっちを買えば良いということですね。
こんなこぼれ話を、先日仕入れてきたのでご紹介しました。
もし、今回の商品が気になった方はぜひご自分でも調べてみてください。
せっかく良い発想の商品なので今後の改良に期待したいと思います。