43歳・既婚・子宮体がんブログ

子宮摘出手術決定。

低下する食欲2

2021-03-28 10:35:21 | 日記


それにしても、よく眠れる。
夜中一度、膀胱が重くなる為トイレに向かうが、それ以外は基本爆睡している。

病院じゃこうはいかない。
よく眠れた……と思っても約1時間。
ベッドの硬さで背中に嫌な痛みが走る。
寝返りを打ち、軽くストレッチ。
それを繰り返しながら夜を過ごす。

慢性的な睡眠不足はかなりきつかった。
おかげで難聴やら目眩やらに患わされたわけだから、睡眠が人間にとってどれだけ大事かわかる。

さて、術後、もう一つの弊害。
それが「食欲不振」だ。
私から食欲を奪ったら何が残るんじゃ!と思うのだけど、今の所本当に激減していて、一体何を食べたら良いのかわからない。

要因の一つに「腸閉塞への恐れ」、もう一つに「病院食の記憶」があり、まともに白米を食べられない毎日だ。

’病院食’
最初の頃は、上げ膳据え膳を有難がっていたし、薄い味付けも口に合うと喜んでいたはず……。
いつの間にか食べることが恐怖になり、今じゃ自分が撮り溜めた写真を見ることも辛くなっている。

特に白身魚の写真は吐き気をもよおすため、見ない。
週に何度も何度も登場した【鱈】に至っては、恐らく一生食べることはないと思う。
それに似通った白身魚も……敬遠すること間違いなしだ。

もちろん、管理栄養士さんたちの苦労はよーくわかる。
タラは高タンパク低カロリーの有能なお魚。
それを多用することで、他の献立が立てやすくなるのだろう。

ただ私のように一ヶ月オーバーの入院をする患者にとって、同じ魚が毎回出てくるのは苦痛でしかない。
まったくもって勿体ない話だが、最後の方では全く食べなくなっていた。
食傷気味というか、嫌悪感というか。

未だ腸閉塞で入院中の病院友達は、先日、それを若くて優しいお医者様(←ここ大事)に訴えた。

「もう、タラ(魚)は食べれません!!涙」

そしてその切なる願いはようやく聞き届けられ、それ以来、食事に魚が出てくることはない。
そんな彼女も明日月曜日に退院が決まり、大喜びだ。

どんな物でも、続けば飽きる。
飽きるだけじゃなく嫌いになる可能性もある。
私は白米大好き人間であったが、病院食を思い出す為、食べられなくなった。
※酢飯ならなんとかいける

さてはて、どうやって克服していこうか。
栄養バランスが崩れつつある今、パン、もしくは少量のうどんを食べ、誤魔化してはいるものの、ごはん抜きでのコントロールは難しい。
特に温かい白米は匂いで撃沈するため、炊飯器からも遠ざかっている。
こちらにコメント下さった‘甘酒’という手も恐らくは有効である為、試してみようと思う。

いつになれば、まともな食欲が復活するのか。

光の見えないトンネルが、またしても目の前に現れたわけだが、ここは寛げる自宅なわけだし、焦らずゆっくり前に進もうと思う。

30日火曜日は、退院後初の診察。
何故か、ちょっと緊張しています。

 

 

 



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