43歳・既婚・子宮体がんブログ

子宮摘出手術決定。

造影剤入りMRI検査、終了

2021-01-29 17:50:56 | 日記


今日は午後からMRI検査でした。
朝からそわそわ。
何せ造影剤入りのMRIは初めてだし、頭部しかやったことないし。

ただCT【造影剤】の経験はあるから、多少は我慢出来るかな?と楽観的に思っていました。
 
今回、たまたまCTの時のベテラン看護師さんが担当してくださって、とても優しい方で本当に安心出来ました。
あちらも覚えていて下さったので、すごくうれしかった。
造影剤自体に拒否反応はなく、今回は体も熱くならず、ただ目を瞑るだけ。

拘束は多少イヤな気分ですが、       「枕低くないですか?こっちにしようか。」
「寒くない?」
「膝の下にクッション入れましょうね」
と優しく声をかけられたら、素直でおとなしい患者になってしまうのは当然のことです。
 
さて所要時間は約40分。
最初は造影剤ナシ。
途中で投入されるパターン。
 
ぶっちゃけ言いましょう。
 
こんなうるさい検査、ほんと皆さんよく耐えてる! 
耳栓してても五月蠅い! 
 
 トントントントン
 カンカンカンカン
 ギギギギギギ
 ウィーーン
 
 
色んな音が頭の奥へと響く中、目を開けることなく、出来るだけ違うことを考える。
外で待っていてくれる主人や、夕飯のこと。
もちろん体がんに立ち向かう為、どうしたらいいかってのも。 
あまり悲観的になると暴れたくなるので、ここは軽い気持ちで、むしろ昼寝する気持ちで──────おとなしく。
 
目を開けて、万が一その狭さに恐怖したら、夫のように恐怖症となり、後々えらいことになりそうなので、一秒たりとも開けることは出来なかった。
我ながら賢い。笑
アイマスクほしいな。

 
前半はお腹にかけられたブランケットのせいで暑くてきつかったが、後半は無しで挑んだ為、比較的快適?でした。
【女性への気遣い。私は胸がはだけようが関係なし】
 
音は始終うるさいけど、不思議なことにいつしか寝ていた。
二分くらいかな?
顔にやわらかな空気が当たり続けているので、息苦しさはない。
でもあれがないと辛いかも。
風って大事だなぁ。

 
 
 
 
「はい、終わりましたよーー」
 
無事終了。
検査着は汗でベトベトだった。
恥ずかしいくらい。

今回私が一番気になったこと。
検査中、マスク外すので、それが一番怖かった!
今、感染したら元も子もない!
せっかくPCR検査したばかりだというのに。

 
ともあれ、あまり好んでしたくないMRI検査でしたが、こうしてまた一つ経験値が増えたので、次からは要領よく出来ると思います。
 
いやほんとはしたくないですよ。
しなきゃならない日は遠からず来ると思いますが、出来るだけしたくない。

拘束されるの……わりとイヤ。
 

 
 


支えはたくさんある

2021-01-29 05:39:52 | 日記

 


 不安は増幅する

ガンと告知されてから、一ミリも減ったことはない。
不安、後悔、怒り、絶望
全部私の背中にどっかりと乗っかっている。
 
下腹にある病巣が、体だけでなく精神を破壊しようとしている。
この先の未来を、もしかしたら奪おうとしている。
 
ぞっとする現実だ。
普通なら耐えられない。
 
それなのに、
変わらない日常を生きているのは、主人の存在があるから。
最大の理解者が、私を見捨てることなく、側に付き添ってくれているからだ。
 

話は変わるが、最近SNSで多くの人と知り合っている。
ほとんどの方が子宮ガン、もしくは内膜増殖症で、何らかの措置を経験(する)した人。
皆、同じように不安で、同じような心情を連ねる。


でも元気にいこう。
前向きにいこう!
互いの不安を押し殺して、そう励まし合う。
 
そういう方達の生の声も、一つの大きな支えになる。
手術による体の負担はもちろんのこと、何が必要でどんなものが便利か。
手続きのことも含め、いろんな情報を教えてくれるから心強い。【忘れていることも多い】
 
だから次は私の番だ───と思っている。
バトンのようなものかな。
 
みんなの不安は一緒。
捉え方は人によって大小あるかもしれないが、まったく不安を感じていない人は皆無だと思う。
 
ガンは怖い
でも怖がっているだけじゃ、意味がない。
きちんとした治療を受け、きちんとした生活を送り、可能な限りのリスクを減らす。
 
 
それでも再発はあるかもしれない。
その時はその時でまた立ち向かうしかないんだ。
 
皆さん、絶対、年1で検診へ行きましょう!
その時の痛みは、後からの後悔と比べたら、ミジンコ並みに小さいですよ。

んー、アリくらいかな?