Identity

まったりと。

時と呼ばれた男

2011-09-29 20:07:23 | 音楽。
9月19日にTOKYO FM HALLに行ってきました。
ここ数年、ライヴの後の感想すら全く残していなかったみたいなんですが
やっぱ自分が後から思い出すために残しておいた方がいいなぁと思ったので、書いておく。

セットリストはTOKIさんブログより
1.LOVE-抱きしめたい-/沢田研二
2.ビューティフルネーム/ゴダイゴ
3.Overture/Kill=slayd
4.Sunset Blvd/STEALTH
5.sickbed/STEALTH
6.forgetis sky/C4
7.believing/Kill=slayd
8.LOVE TRACE/C4
9.Libido/Kill=slayd
10.favorite/Kill=slayd
11.僕達の勝敗/GLAY
12.UNITE/C4
13.Alstromeria/STEALTH

個人的に、全く知らない曲は沢田研二さんとKill=slaydのLibidoだけだったので、割と落ち着いて聴けました。
ビューティフルネームはTAKUROさんとの何だかの話題に出ていたし、yasuカバーで知ってたし、
僕達の勝敗も話を読んで気になって、歌詞だけは読んでいたし。
ツイッターで書いてたから中古で買ったきりだったundertaker聴いてて良かったよ。。
Overtureがすごく気に入っていたので、生で聴けて大興奮。これは真実の歌詞だったんですね。
favoriteもundertakerでいいなーと思っていたので、良かった!
UNITEは意外だったけど大好きだから嬉しかった。
なんとなく、フィロソフィア、Intense RAIN、寂涙あたりをやるかと思ってたけどなかったなー。
最後がアルストロメリアはやっぱりでした。

席は結構ぎりぎりにとったので最後尾という。。でも全部で200人くらいで、10列目くらいって感じかしら。全然見えました。
後ろが関係者席は妙に緊張(笑)
会場内はトイレまでもずっとC4。曲目はいろいろ。

時間になってから入ってくる人もちょこちょこいたけど、数分遅れくらいで音量が下がってすたすたとTOKIさん登場。
ツイッターでご本人が書いている通り、「こんばんは、幸田シャーミンです」から始まり「不安でおしっこちびってるけど尿漏れパンツはいてるんで安心です」と。
っていうかこの人、パンツはいてないんじゃなかったっけ、と余計なことが気になるにわかときさんファンの私(爆)
その後ちゃんとまともなトークに入っていきました。
子供の頃、普通の家だと思っていたけど、戦前に建てた平屋で、友達の家と比べると、あれ?うちって貧乏?と思ったり。
どこの家にでも叔父さんがいるのが普通だと思っていたり。
家族は、兄が1歳上で、弟が4歳下、妹が7歳くらい下とか。結構離れてるんですね。
その頃、自分にとっての音楽っていうのは、例えば冷蔵庫とか何やらと同じものだったと。要は、冷蔵庫というのは、食べ物を冷やすためのものであって、それ以上の意味はもたない。
音楽も同じように、流行って、廃れて、また新しいのが出て流行って、というだけの感覚だったらしい。
そんな中、生まれて初めて脳内リピートがやまず必死に覚えた曲が沢田研二さんのLOVE-抱きしめたい-だったと。
C4でも沢田研二さんの勝手にしやがれをカバーしてるけど(C9限定ライヴですね。そして発案はともいさんだったんですね。後から知りました。)、
沢田研二さんは、男の強がりみたいな部分の表現がすごいと言ってました。
勝手にしやがれしか知らないけど、この曲聴いて言いたいことはなんとなく納得しました。

確かこの曲を歌った後の話でしたが、ね、暗いでしょ?と。
昔っから影のあるキャラクターが好きで根暗だとか。
マジンガーZも2号が好きだとか?ごめんなさい流石に分からない(爆)

曲を弾く前には毎回メガネをかけ、指をボキボキ鳴らすTOKIさん。よく何回も鳴るなぁ。
メガネはいちいち外す。そして一回くらいかけ忘れそうになってた。

この曲については、曲の雰囲気と声はすごくあってたけど、演奏がちょっと・・・
ピアノの音って、タッチで音量というか雰囲気がすぐに変わっちゃうけど、
TOKIさんの弾き方って常に全開みたいな、ガツーンとした音だったので、うーん、と。
テンポもゆっくり感が、個人的にはいまいちに感じてしまいました。鍵盤を探り探り弾けるギリギリの速さなのかな~みたいな。
ただ、1曲目なんかはめちゃめちゃスコア見てて落ち着きがない感じだったけど、後半はほとんどスコアを見てる感じもなかったから、
緊張でスコアが頭から飛んだのか、持ち歌じゃなかったからなのか、どちらかだと思いますが。
そんな訳で、これで大丈夫なんだろうか、と勝手に心配をする私・・・

服装は黒シャツに、グレーっぽいラインの入ったスーツ。
前髪は真ん中分け。黒縁メガネ。
あまりライヴでまじまじと見れることがないので見てみる。
意外と脚は細くてすらっとしてることに気付く。
そして上半身はがっちりしまくり。話してる最中、おそらく無意識にしょっちょうジャケットのボタンのあたりを直している姿が。
きっとスーツがぱっつんぱっつんなんだろうな。(余計なお世話)

そして2曲目へ。
ある時、兄弟で24時間テレビを見よう!となり、まぁ見たから何だってモンでもないんですけど、と言いつつそれでアフリカとかの貧しい子供たちの映像を見て、衝撃を受けた。
家があって、あったかいご飯が出てくるのが当たり前の生活が自分にはあるけれど、この子たちには何もない。
そんな中、この歌は、この子たちにだって、名前という素晴らしいものがあるじゃないか、と歌っていた。
子供の頃、戦争で腕とか身体の一部を失った人が、路上でパフォーマンスをしてお金を下さいとやっているのを見たのも、衝撃を受けた。
なぜ、国のために一生懸命働いた人が、こんなことをしなきゃないのか。
TOKI少年は、欲しいゲームがあったけど、それを買わず、そういう方に寄付?したそうです。
その方が何倍も満足するし、自分を好きになれると思ったとか。
なんか、子供ながら自分を見据えてる感じがして、すごいですね。
この辺で、小学生の時の話もしてたかな~。
大人とか、先生とかって絶対正しいって思ってる中で、小3の時の先生が胸がきゅんきゅんして自分に娘がいたら嫁にやりたいってくらい大好きで(どこの視点だ!?)、
給食を速く食べておかわりすると、よく食べて偉い偉いって褒められて嬉しかったから、吐きそうな勢いで頑張って食べてて、
でも小4になって同じことをしたら、意地汚い子ね、と一蹴されたと。
話を聞くと笑えるけど、子供にとっては一大事ですね。
その辺から、大人ってなんだ?みたいに思うようになったと。
そんな訳で2曲目。原曲と比べるとめちゃくちゃ低いです。この辺まだキーボードの不自然さが否めない。
この曲って、声が重なるところがあるので、一人でだーっと歌うとちょっと盛り上がりに欠けるような。。

この後は、これから全部暗い曲です宣言。
小学校中学校を卒業し、定時制高校に入り、初めての恋人ができた。
けれどそのうち、彼女には前にも恋人がいたこととかが気になってしまい、うまくいかなくなった。
その失恋を歌ったのが、Overture。
好きな曲なので嬉しかったです。
サビは低めのメロディに変えてました。高音で盛り上がるのも好きなんだけど、これもまたよし。

このあたりから、演奏に余裕が出てきて、TOKIさんらしいというか、魂の入った歌って感じで良かったです。

あと小ネタとしては、めちゃんこ暑いんですけど、今時めちゃんこなんて言うの俺とアラレちゃんくらいですけど、とか。
大体あなたはスーツ着てるんだから、客より暑いに決まってます(笑)
お客さんが暑いの嫌だから、空調下げてもらったそうです。
お客さんに寒いと言われてショックなTOKIさん(笑)
寒い時は、親指を内側にするように握り拳をつくり、腹に当てれば大丈夫だそうです。暑がりな私は寒くないけどやってみた。あ、ほんとだ(笑)

その他、この会場はすごく響くということで、わたしの~と千の風になってを歌い出すTOKIさん。
TOKIさんが歌うのやめたのに、おすぎさんも弾きはじめて、お!となったところで、いやいやいやと首を振るおすぎさん。いい味出してます(笑)
千の風になりたいくらいですけどね、などと言い出すTOKIさん。

関係ないけどおすぎさんの紹介は18時半頃。半分すぎてる(笑)

お次は高校を卒業して、就職してからの話。
ガソリンスタンドで働いてた時の話だったかな。
自分の将来を思い描いた時、家建てて、マークⅡあたりの車に乗って、ってごく当たり前の家庭の姿を考えて、
働いてるガソリンスタンドの店長を自分の将来だと思って生涯賃金を計算すると、俺、とてもそんな生活できないぞ、と。
それでいて、毎日仕事が終わると、みんなで車を走らせて、あの先輩は首都高のあのカーブ何kmで走れるらしいぞ、とか。
時効だから言いますが法定速度超えてました、と、ときさん。
ただ、そんな毎日を送っていて何になる?という想いを抱えていて、それを歌った歌がある。
そんなこと歌にすることはないと思ってたけど、TAKUROさんにこの曲を聴かされて、これだ!と思った。
一瞬お気に入りのGREEN DAYかと思ったんですが、Sunset Blvdでした。
ってBlvdでビルディングって読むんですね。初めて知った(爆)
感情入ってました。叫んでる感じ。
話の最中、みんなこういう思いしたことあると思うけど、とときさんが言っていたけど、
そういや私、大学時代に散々バカやって楽しんでる時に、こんなことしてて何になるとか考えたことないなあ。
自分が浅はかなのかもしれないけど、遊べるのは今だけ、と割り切れていたからかもしれない。
生涯賃金も考えたことないな。定年まで無事にあるのか疑問な職場だと思ってるので、というのもあるし、
女性が極端に少ない職場なので、参考になる女性の先輩方もなかなかいない訳で。
我ながら、のんきな生き方してますね。。。
社会人になってから遊んでる時も、基本的に将来とか考えてないし(爆)
今やりたいことをやるというのをモットーにしてますから。
大体、特に今現在について考えると、将来考えすぎるとやってらんない。
これから子供ができて、夜遅くまでの仕事ができなくなって、違う部署の比較的楽な仕事しかできなくなるんじゃないか、という予想は容易にできるんだけど、
どうせそうなるんだって思って、今からそっちの仕事希望するとか、嫌!今やれるとこまでやる、それが信念。

大分コンサートから話がずれた(爆)
ああそう、小ネタで書くの忘れてましたが、曲の時照明を落として自分にスポットライトが当たると、
しきりに、もうちょい暗くしてというときさん。嫌らしい。
いっつも暗くしてもらって、映像できると廻りから怒られるらしい。
もう若くないし、なんてことも言ってたな。
多分、おすぎさんより暗くなってた(笑)
というかそんなに暗くしてよく弾けるな。
始まって数曲経ち、自分の照明が落とされるようになると、分かってきましたね、と嬉しそうなときさん。

話を戻して。
そんな訳で、やっただけ稼げる仕事に転職したときさん。それがバイク便。
私も宅配ピザ屋にいたので分かりますが、ああいう運転する仕事って、危険手当みたいなのつくんですよね。
一通届ければかなりいい単価だったそうです。
神奈川とか千葉とか行ってたらしい。関東ローカルみたいな会社だったのかな。
忘れられないのが、給料は固定と歩合どっちがいいと聞かれて、歩合と言ったら、この会社でそんなこと言うのお前だけだと言われたそう。
確かに、私も歩合とは言えない。。そんなにないだろうけど、万が一ガンガン働けなくなった場合のことを考えちゃうし。
実はここでの勤務は一ヶ月程度だったらしい。
そして交通事故に遭った。
不思議なもんで、メットを被ってても、自然と頭を抑えてしまう。
ま、その時既にメットは飛んでたんだけど。
そして内臓が破裂。もちろん不必要な臓器じゃなく、生きていくのに必要な臓器も破裂。
神経がいくつも同時に切れる訳で、もうとてつもない痛みだと。〇〇と比べものにならないくらいの痛みだ、と何か例えに出してたけど忘れた。
そういう事故があった時って、まわりが大丈夫?って寄ってくると思うでしょ?でも現実はクラクションブーブー鳴らされますから、とときさん。
18歳の事故の時に、人の冷たさっていうかを分かっていたから、この時冷静でいられたとか。
確かに、その痛みで、廻りの冷たさにショックを受けたら、もう生きる気力なくしちゃうだろうな。。
東京に来る度に思うんだけど、東京ってパーンってやたら長いクラクションがよく響いている気がするんです。
大体見えないくらい遠くなんだけど、あれももしかしたら大事故なんてこともあるのかな、なんて思う。

そしてsickbedへ。
「闇夜で俺は何度も絶叫した ふざけるな 誰が許すものかと」
ここの迫力に鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
私は泣いてないけど、私の左隣に座ってた方が、この曲以降、何度もボロボロ泣いてました。
この曲の最後のフレーズって、そこだけ切り離して聴けば、ただのごく当たり前な綺麗事だと思うんですが、
一曲通して聴くと、強い想いとかパワーを感じる言葉だなと、改めて実感。
最後の叫び?まで、しっかり歌い上げたときさん。
感動と共に、よく歌いきった!という気持ちで拍手を送らせて頂きました。
ともいさんがブログで、鳴り止まない心からの拍手って書いてましたが、個人的には、久々だし、一人だし(大抵一人だけど)、
調和を乱すことはできないので、まだ拍手してていいのかな?いいのかな?って感じで、あまりしたいように拍手できず、なんかちょっとすっきりできず。自分のせいだけど。。
ときさん、この曲の後はしばらく喋らなかった気がします。

そして、この時の恋の話へ。
事故でボロボロになった身体で迷惑をかけまいと、恋人との別れを決意する。
その気持ちを歌った、forgetis sky。
なんかこれについては、最初に見たC4でときさんが歌えなくなったインパクトが強くて、逆にこの時の印象が薄い(爆)
曲は好きだし、やるだろうという予想もしてましたが。
こちらもきっちり歌い上げていました。

結局事故直後は恋人と別れなかったんだけど、その後、彼女に別に好きな人ができ、本当の別れがやってきた。
でも自分は好きだったから、ずっと待ってますと、その想いを歌ったbelievingへ。
これは、音源持ってないけど予習済み。淡々とした素朴な雰囲気で、なんとも好きです。
C4だけ聴いてると、forgetis skyとLOVE TRACEの間の曲があったなんて知らなかったので、へぇ~って感じ。
多分この辺で、
振った人もいるでしょう、ひどいね~。
振られた人もいるでしょう、俺だね~。
に笑い。

数年後彼女と再び会う機会があったんだったっけ。
そしたら自分も当時のような気持ちではなくなっていて。そんな気持ちを歌ったLOVE TRACE。
この曲は、自分の思い出を重ねて聴いて、泣けてきました。
涙はぎりぎり出なかったけど(笑)
泣けるって意味では、もちろんsickbedってすごい曲なんだけど、こんな体験した人ってそんなにいない訳で、あくまで客観的にしか聴けなくて、
そういう意味でLOVE TRACEはすごく感情移入できる。
なんか、じーんときて、癒される。
「あの時のさよならが無駄じゃなくその笑顔に繋がったのならこんなに嬉しいことはないとあの日の自分に教えたい」
「ずっと捨て去れなかった悲しみが懐かしさに変わっていく」あたりとか。
こういう、恋愛を振り切れたみたいな歌って、珍しい気がする。
だから余計に魅力があるのかも。
2番の出だしの歌詞を間違えて、思わず笑ってしまったときさん。
笑うってなんか珍しいけど、たまにはいいじゃない、人間だもの(何)

ここからキルスレイド時代に突入。
ツイッターやブログの通り、最初はアゴから落ちた気がするなんて歌詞を書いていたときさん。
それがある時、プロデューサー?(オフコースだか小田一正さんなんかとも仕事をしていた人らしい)に、お前はそういう歌詞じゃない方がいいと言われる。
プロデューサーが、ときさんと話をしていて、こいつは自分の思いを言葉にした方がいいと感じたらしいとかなんとか。
若かりし頃のときさん、アゴから落ちたでいいじゃん!これが俺の歌詞だ!と思っていたそうですが、なんとかかんとか言われたような歌詞を書き上げる。
廻りから、いいじゃん!と言われ自分はこうだ!ってただ道を真っすぐ進んでいたところから、曲がり角を曲がった感じになったときさん。
この話がなんかすごく好き。
人生って決められた道の上だけじゃなく、ちょっと横に曲がってもいいんだよなぁ。
ちょこちょこ道を曲がって、常に新しい発見のある人生を送りたいものです。

ただ歌詞について考えると、やっぱりアゴから落ちたみたいな独特の世界観が好きで聴いていたファンもいたと思うんです。
そういう人から見れば、変わったとか、一般受け狙ってるとか思われたりもしたんじゃないかな。
個人的には、どっちもありですが。
ときさんの心がつまった歌詞もいいけど、叙情的な架空の世界観も、ちょっとした小説でも読んだ感覚が好きです。
あきんのブリリアントジーザスとか、FtCのコードネームバタフライとか。

そんな感じでLibido。
この曲は初めてききましたが好きです。
手負いの身体とかいう歌詞がありましたが、キルスレイド時代って事故のことって隠してたんだっけ?
聴いたファンはまさかほんとに手負いの身体だとは思わなかったんだろうなー。。
ちょうど今回の旅行の最初に、ブックオフでみつけたキルスレイドを買っていたので、この曲入ってました。やった!

もう一曲キルスレイド。
音楽活動をする中で、安定に浸って、やりたいことをやれなくなってきたみたいな。
そんな中で自分を見失わないように、という想いを込めて作った曲。
ネットで、この曲に救われたという人の言葉をみつけて、たった一人でも救えるなら、そういう歌を書きたいと思った。
favoriteでした。これもUndertakerに入っているので聴いてました。
原曲も壮大なバラードって感じなので、ピアノがよく合います。

その後、キルスレイド解散。
音楽業界から退いたときさん。
GLAYの僕達の勝敗を聴いて、自分と同じ思いをしていて、それを歌にのせてくれるTAKUROがいる、と感じたそう。
今日はGLAYのカバーをします、というときさん。
まあ結婚式でずっと二人でを弾き語りとかしてるんだけどね。最後高いから出なくて下がるけど、と。
これは歌詞だけ知ってて曲知らなかったけど、GLAYっぽいメロディーだなと思いつつ、ときさんによく合ったカバーだと思いました。今度原曲聴いてみよう。

この辺で、あと2曲とか言ってたから、アルストロメリアと何かな~と思う。

その後C4へ。
悩み事とか人生相談をよく受けてて、同じようなよくある相談てのがやっぱりあって、
ちゃんと全部に返事をしてるんだけど、そういう相談に対する答えを書いた曲、それがUNITE。
えー!?なんか意外!歌詞がどうこうじゃなく、UNITEをピアノで弾くって想像できない!すごく好きなので嬉しいけど。
おすぎさんが、イントロのギターのフレーズをバイオリンぽい音色で弾いてまして、すごく綺麗でした!
メロディーは終始低め。しっとり歌い上げてました。また別の魅力。

ツイッターに8時までに終わると書いていたのに、ちょっと間に合わなさそうな感じ。しきりに電車の時間を気にしはじめるときさん。

そしてラストにAlstromeria。
予想通りの展開だったので、何喋ってたか覚えない(爆)
今までの思いを形にできた曲、みたいな話かしら。
やっぱりいい曲。今も好きだけど、将来子供ができたら、もっと聴くだろうなあと思う。
アルストロメリアが終わり拍手の中、人生にアンコールはありませんから!電車の人急いで!って感じですぐ舞台から去ったときさん。

しばらく浸りながら拍手をしていた訳ですが、後ろが関係者席のため、ときさんがはけてすぐに、これで終わりです、控室にどうぞー!という大声が。。
いや、いいんですけど、っていうかしょうがないのは分かるんですけど、何かもうちょっと浸らせてくれ!と思う。一気に冷めた。
本編中も後ろから話し声が聞こえるし、これもしょうがないし別にいいんだけど、静かに見てると気になるもんですね。

なお、ときさんが前髪真ん中分けで髪長めで黒ぶちメガネ、そしてキーボードを弾いてるもんだから、途中から、アンジェラアキかよ!って笑いそうになったのを堪えてました。
そういえば、アルストロメリアが終わった後、ときさんがキーボードをバーンと叩くというかすべらすというか、そういう音を出したんですが、
やりきった!という行動だったのかもしれないけど、綺麗な音で終わってほしかったような気が個人的にはする。

終わってすぐに流れ始めたC4。妙に覚えてるんですが、DAISYCUTTER(途中から)だったんですよね。
あのしっとりと終わった後にDAISYCUTTERかよ!?とも思いましたが、これからのC4を象徴する意味かもと思うとなんか納得。
ただのランダムな流し方かもしれない気もしますが(笑)
という気もしつつも、C4じゃない個人のステージだとご本人も言ってるくらいだから、C4を流すこと自体、ちょっとどうなのよ?と思う自分がいる。
全部ときさんだ、と言えばそれまでだけど。せめてキルスレイドとステルスも混ぜるとか。

でも、いつものライブって、よく動いたー疲れたーってなるけど、
そういうのじゃなく、心がじんわりするようなステージを見れたのは、自分にとって新しい感覚であり、とても良かったです。
ときさんが事前に、あの時あなただったらどうしましたか、みたいに、対話する感じのステージにしたいと書いていた通り、
かなり私自分を振り返って、自分について考える機会を与えて頂きました。
たまにはこういうのも、いいですね。

久しぶりにおすぎさんを見てHALATIONも見たくなったし、何より自分自身鍵盤が弾きたくなったわ(笑)

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